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Vol.15【全スポに向かって】＆【ラポールの祭典】

2019年8月9日UP

■はじめに

　「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。Vol.15では、10月に茨城県で開催される「全国障害者スポーツ大会（以下、全スポ）」に向けた横浜市選手団に関する情報と、9月に障害者スポーツ文化センター横浜ラポールで実施する「ラポールの祭典2019」についてご紹介します。

■第19回全国障害者スポーツ大会

　10月12日（土）～14日（月）に、茨城県で「第19回全国障害者スポーツ大会」が開催されます。大会の愛称は「いきいき茨城ゆめ大会2019」。横浜市選手団は、選手53名・役員33名の計86名です。過去の「ハマパラ便り」でもお伝えしましたが、全スポは、国内最大の障害者スポーツ大会で、一般の国民体育大会（国体）終了後に国体開催県で開かれます。
一般国体との大きな違いは、参加チームが47都道府県＋20政令指定都市の計67チームであることです。そのため、神奈川県では「神奈川県選手団」「横浜市選手団」「川崎市選手団」「相模原市選手団」の4チームが参戦します。ちなみに、近年の横浜選手団成績（メダル獲得率＝メダル獲得数＋参加選手数で評価）は、以下の通りです。

●横浜市代表選手（計53名）

「いきいき茨城ゆめ大会2019」に出場予定の横浜市代表選手は以下の通りです。

【陸上競技】（23）山口舞子・向山凌・杉山耕介・南條莉久・和田健介・熊谷達・小野寺正・窪島紬・島倉杏奈・丹羽響己・松本佳大・宮下佳也・粟屋尚貴・女屋満・庄司充・杉上百佳・須藤舞・藤岡一世・村上嵐・山脇育海・伊藤和馬・大杉つぐみ・松村大樹

【水泳競技】（9）日向楓・本由佳子・佐々木隆幸・齋藤勝利・岩田章史・芹澤美希香・上田真義・臼井拓未・本郷雅博

【卓球競技（STT含む）】（7）土屋嶺太・塚田正樹・吉原耕・木下佑輝・平井菜津美・竹田隆・北本理子

【フライングディスク競技】（7）坂上まり子・袴田澄江・向井幸治・遠藤利玖・福島成太・八巻柊真・水野裕一

【ボウリング競技】（6）岡庭務・長溝祐也・小木曽睦・西山直之・花村多可志・矢萩百合子

【アーチェリー競技】（1）山田和男

なお、卓球競技に含むSTTは、サウンドテーブルテニスのことで、視覚障害者が行う卓球です。

●全スポに向かって

　現在、各競技の横浜市代表選手は、全スポに向けた強化練習を行っています。
横浜市では、基本的に各競技団体の指導者が選手強化にあたっているのですが、このことが効果的な競技力向上につながっていることは間違いありません。他の都道府県や他都市の状況を全て把握している訳ではありませんが、横浜市のように各競技団体との協力関係が進んでいる地域は少ないようです。その意味では、横浜市の選手は非常に恵まれた環境にあります。

　また、各競技団体だけでなく公益財団法人横浜市体育協会（以下、市体協）からも大きな支援を受けています。
例えば、陸上競技の記録会。全スポの横浜市代表であっても、400mトラックで行うような本格的な競技環境は、5月のハマピックを除くと極めて限られていましたが、昨年度、市体協の全面的なバックアップのもと、障害者の陸上記録会を小机フィールドで開催していただきました。日程は昨年度の全スポ（福井県大会）のちょうど1週間前、選手たちにとっては格好のシミュレーションとなりました。
そして今年度は、全スポの約1か月前となる9月14日（土）に、三ツ沢公園陸上競技場で同様の記録会を含む「インクルーシブ陸上2019 in YOKOHAMA」が実施されます。

イベント名：インクルーシブ陸上2019 in YOKOHAMA

日にち：9月14日（土）

時間：午前10時から午後2時

会場：三ツ沢公園陸上競技場

参加費：無料

募集予定：応募者多数の場合、抽選

申込方法：こちらのページでご確認ください

申込期間：8月30日（金）まで

　ハマスポページにもある通り、今回のイベントでは前半（10時－12時）が障害者の記録会で、後半（12時－14時）が誰でも参加可能な「よこはまリレー」となっています。

　「ハマパラ便り」読者の皆さんも、選手たちの精一杯の競技を応援しに来つつ、ご家族でリレーに参加してみませんか？

■ラポールの祭典2019に集まれ！

　障害者スポーツ文化センター横浜ラポール（以下、ラポール）では、毎年9月の第一日曜日に「ラポールの祭典」を開催しています。今回も、下記の日程で開催する予定ですので、ぜひ、ご家族・ご友人とお誘い合わせのうえ、楽しいひと時をお過ごしください。