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「ハマパラ便り」Vol.57 横浜F・マリノスフトゥーロのアメリカ遠征など

■はじめに
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。長雨や台風の悪天候が続いた後、少しずつ晴天の日が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。今回お届けする「ハマパラ便り」Vol.57では、昨年に続き日本代表としてアメリカに遠征した横浜F・マリノス フトゥーロ(以下、フトゥーロ)を中心に、終わったばかりの「2026ジャパンパラ水泳競技大会」の速報、そして10月18日(日)から開催する「愛知・名古屋 2026 アジアパラ競技大会」の情報等をお伝えします。

 

■横浜F・マリノス フトゥーロ 【GENUINE CUP HOUSTON2026】 【参加報告】
「ハマパラ便り」読者の皆様には既におなじみかと思いますが、初めて読まれる方のために横浜F・マリノス フトゥーロについて、簡単にご説明します。
横浜F・マリノスフ トゥーロは、Jリーグクラブ初の知的・発達障がいのある人たちのサッカーチームです。23年目となる今シーズンは、13~57歳の男女120名を超える選手たちが、「選抜クラス2チーム」「強化クラス2チーム」「普及クラス3チーム」に分かれて、1年を通してのトレーニングや大会・イベントなどへ参加しています(横浜F・マリノス フトゥーロ)。

今回の「ハマパラ便り」では、フトゥーロがアメリカに遠征して参加したGENUINE CUP HOUSTON2026をご報告します。GENUINE CUPの目的は、【世界各国のプロチーム下部組織による国際交流を推進する】【知的・発達・ダウン症などの人たちがスポーツや社会全体の課題に取り組む】【“競争よりも共有”をスローガンに勝敗よりも交流を重視する】【障害の程度、サッカーの技術、性別が混ざり合い多様性を理解する】の4点で、競技性よりも交流や普及啓発に力点があるようです。大会の概要は以下の通り。
大会名:GENUINE CUP(GENUINE CUP)
大会日程:2026年7月27日~8月1日(遠征期間7/25~8/3の10日間)
大会会場:アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン ライス大学
参加チーム:53か国53チーム(北米・中央アメリカ、南米、ヨーロッパ、アジア・オセアニア・アフリカ)
*主な出場チーム 横浜F・マリノス フトゥーロ(日本)/インテルマイアミ(アメリカ)/コリンチャンス(ブラジル)/ASローマ(イタリア)FCバルセロナ(スペイン)/パリサンジェルマン(フランス)/マンチェスターユナイテッド(イングランド)
 

試合は、8人制、コートは70m×45m、10分間×3ピリオドで行われ、試合数は、グループステージ(GS)6試合とファイナルステージ(FS)3試合の合計9試合となっています。
ちなみに、適応されるルールは【参加する全選手が、必ず前後半のスタメンとして出場すること】【フェアプレーポイントシステムを実施する(ファール数・言動・行動・立ち振る舞い)】【GSでの次の試合の対戦相手は、結果により同等レベルとの対戦が組まれる】と、Genuine Cupの特徴を反映するものとなっています。
フトゥーロは、このような大会の趣旨に合わせて、普段とは異なるチーム編成で大会に出場しました。
チームの目標は、支えていただいているすべての方に感謝し、相手チームや審判、大会運営ボランティアをリスペクトし、最後まで一生懸命にプレーすることでした。初海外の選手や、長期間にわたり親元を離れて生活することへの不安がある選手が多かったのですが、選手の団結と帯同スタッフの尽力により、ベストエナジー賞※1を2年連続で受賞することができました。
また、2つに分けられたグループステージでは4勝1分1敗(26チーム中2位)、ファイナルステージでは2勝1敗(最終順位:54チーム中3位)という好成績で大会を終えています(開催地の在ヒューストン日本国総領事館HPでも紹介されました)。

※1 ベストエナジー賞とは、大会期間を通して、「ポジティブな姿勢」「チームメイトや相手選手を鼓舞する態度」「フェアプレーの精神」「ピッチ内外での情熱」「大会を盛り上げる行動」など、大会フィロソフィーを体現した総合的評価として、参加各チームの監督、大会関係者の投票が集計されて贈られる賞。

 

 

■「2026ジャパンパラ水泳競技大会」@横浜国際プール
「ジャパンパラ水泳競技大会」は国内最高レベルのパラ水泳競技大会で、例年、横浜国際プールで開かれています。本年も、9月19日(土)~21日(月・祝)の日程で開催される予定でしたが、最終日の21日は台風25号通過に伴う荒天が予想され中止となりました(ジャパンパラ水泳競技大会HP)。
横浜市からは、山田龍芽選手(SB5クラス)が100m平泳ぎにおいて1’53”83(日本新記録)で優勝するなど、多くの選手が活躍しました。(9/19結果・9/20結果)
また、会場には、NPO法人横浜市パラスポーツ指導者協議会(愛称:バセル)が運営するパラスポーツ体験コーナーが設置され、大会期間中230人がボッチャやフライングディスクを楽しみました。
 

 

■愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会
熱戦の続いた「アジア競技大会(Asian Games 2026)」の後を受け、「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会(愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会)」が10月18日(日)から始まります(~10月24日(土)まで)。公開されている日本選手団の選手名簿を確認したところ、横浜市在住の選手としては、陸上競技の石山大輝選手以下、16名が参加されるようです(日本代表選手団名簿【選手】)。選手の皆さんには、それぞれの競技でパーソナルベストの更新など、頑張って欲しいですね、横浜からエールを送りましょう。

 

■第45回大分国際車いすマラソン
毎秋、大分県で開催される国際車いすマラソン大会が、11月15日(日)に行われます(第45回大分国際車いすマラソン)。車いすマラソン(42.195km)の世界記録(1時間17分47秒/マルセル・フグ選手)及び日本記録(1時間18分37秒/鈴木朋樹選手)は、共に2021年11月21日の大会で生まれています(マルセル・フグ選手世界新記録!鈴木朋樹選手日本新記録!)。そして、この両選手は今回もエントリーしているので、記録更新を含めた熱戦が期待されます(エントリー選手紹介)。大会はテレビ(BS-TBSにて全国生中継)で放映される予定です、ぜひ迫力のレースをチェックしてください。
ちなみに、鈴木朋樹選手は、子どものころに障害者スポーツ文化センター横浜ラポールの車いす陸上クラブに参加したことが、競技生活のきっかけとなっています。

 

■「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします
毎回お願いしているところですが、横浜ラポールでは、X(旧ツイッター)「横浜ラポール ハマパラ」で,さまざまな情報を提供しています。
まだ見ていない方は一度覗いてみてください。いつも見ているよ、という方も含めて「横浜ラポール ハマパラ」のフォローを願いします。
(横浜ラポール【ハマパラ】(@RAPO_hamapara)さん / X(旧ツイッター))

 

■おわりに
「ハマパラ便りVol.57」では、横浜F・マリノスフトゥーロのアメリカ遠征報告を中心に、「2026ジャパンパラ水泳競技大会」@横浜国際プールの報告、「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会」や「第45回大分国際車いすマラソン」のご案内を行いました。次回の「ハマパラ便りVol.58」では、「全国障害者スポーツ大会」や「YOKOHAMAスポーツ・レクリエーションフェスティバル2026」の報告と横浜市パラスポーツ指導者協議会(愛称:バセル)の紹介、初級パラスポーツ指導員養成講習会のご案内などを11月の中旬に行う予定です。

*掲載予定(時期や内容など)は、予告なく変更する場合がありますのであらかじめご了解ください。