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6月「東京2020オリンピックがやってくる」

いよいよ7月23日(金)に開会式が迫ってきた「東京2020オリンピック

6月29日(火)~30日(水)にかけて、「スペクタキュラーモニュメントの設置」や神奈川県内3日目の「聖火リレー点火セレモニー・セレブレーション」といった盛り上げイベントが行われました。

 

      

 

6月29日(火)
【スペクタキュラーモニュメントの設置】

オリンピックシンボル(五輪マーク)のスペクタキュラーモニュメントの設置セレモニーが、梅雨の晴れ間もお祝いしているような青空のもと行われました。

※スペクタキュラー
オリンピックやパラリンピック大会の機運を盛り上げるために設置される屋外大規模展示物のこと

今回設置されたオリンピックシンボルモニュメントは、横幅約9.5m、高さ約6.0mの〈巨大〉モニュメントで、五輪の輪の直径は、3mに及びます。
設置できるエリアは、全国の「べニュー(venue)=開催地」の9道県に限られており、神奈川県内では唯一、横浜市に設置されることとなりました。

セレモニーには、林⽂⼦横浜市⻑やオリンピックマスコットのミライトワなど、関係者が列席して行われました。

オリンピックモチーフのスカーフをまとった林⽂⼦横浜市⻑は、大きなオリンピックシンボルの前で、
「ここ横浜に設置されたオリンピックシンボルの大きなモニュメントを見て、ワクワクする気持ちになりました。
ここ横浜では、野球、ソフトボール、サッカーの3種目を開催します。着実にオリンピックを皆さまにお届けするために、そして選手を迎えるために準備を整えてまいりました。私たち横浜では、新型コロナ感染防止対策の一つである〈バブル方式〉での運営を『ワールドトライアスロンシリーズ(2021/横浜)』で成功させている経験がありますので、安全・安心に大会運営を行ってまいります。そして、世界に向けて五輪の素晴らしさ、夢と希望を発信していきたい」と、お話しされました。

6月30日に行われる聖火リレーランナーとして参加予定だった公益財団法人横浜市スポーツ協会山口宏会長は、
「皆さんこんにちは。私は、スポーツの持つ<力>を信じています。アスリートの皆さんが、ベストなパフォーマンスを発揮していただいて、それぞれの競技で多くの夢や感動を、そしてメダルを獲得してくださることを願ってやみません。安全安心な中で、ぜひこの東京オリンピック・パラリンピック大会が成功に導かれるようよろしくお願いします」と力強く話されました。

 

サッカーのオリンピアン(2000年シドニーオリンピックに出場)として列席された、元日本代表(横浜F・マリノス)の中澤佑二さんは、
「セレモニーにお招きいただき光栄に思っています。皆さんにお伝えしたいことは『オリンピックを目指すアスリートの方々にポジティブ(前向き)になってもらうために、僕自身がポジティブなエネルギーを発信していきたいと思っています。ぜひみなさんも、アスリートや協力してくださる皆さまのためにもポジティブなエネルギーを発信していただきたい』と思います」
また、横浜F・マリノス(から代表に選出されている)前田大然選手が決勝戦に出て得点を取ってくれると信じています、とオリンピックサッカーとマリノスの応援についても話されました。

このあと、横浜市消防音楽隊のドラムロールに続いてテープカットが行われました。


(左から)
山本隆 様(公益財団法⼈東京オリンピック・パラリンピック競技⼤会組織委員会 副事務総⻑)
飯泉勝也 様(横浜港運協会 副会⻑)
髙橋正治 様(横浜市会 副議⻑)
林⽂⼦ 横浜市⻑
中澤佑⼆ 様(サッカー元⽇本代表 オリンピアン)
上野孝 様(横浜商⼯会議所 会頭)
⼭⼝宏 様(公益財団法⼈横浜市スポーツ協会 会⻑)

この日は梅雨の晴れ間、大さん橋に寄港する大型客船「飛鳥Ⅱ」と、五輪モニュメントと、青空がとてもきれいでした。設置場所は、赤レンガパーク・赤レンガ倉庫ふ頭突端の休憩所前(夜19時~21時の間はライトアップします)です。横浜ならではの〈撮影スポット〉となることでしょう。
※8月8日(日)までの期間限定

 

 

6月30日(水)
【聖火リレー点火セレモニー】

神奈川県の聖火リレーは、当初6月28日(月)~30日(水)に公道を使って行われる予定でしたが、1日目の28日(月)に藤沢市で、2日目の29日(火)相模原市で、3日目は、30日(水)に横浜市赤レンガ倉庫にて、聖火の点火セレモニーが実施されました。

赤レンガ倉庫の奥に設置されたセレモニーエリアで、川崎市~横浜市を走る予定だった約100人のランナーが参加しました。地元にゆかりのあるオリンピアンや、著名人、財界人、次のオリンピックやパラリンピックを目指すアスリート、多くの市民の皆さんが順番に、『トーチからトーチへと火を渡す「トーチキス」』を行っていきました。皆さんの雄姿を一部ご紹介します。

 
ももいろクローバーZの皆さんからラミレスさんへのトーチキスから始まりました。

 

 
トーチに聖火がともり、ニッコリ

 
トーチキスのポーズはどうします?→こうなりました!

 

トーチキスを終えたみなさんは、「楽しかった」「感動した」「1年待ったけど、走れなかったけど、聖火をつなぐことができてよかった」「聖火の炎は思っていたより熱かった」などの感想を話していました。

全国各地をつないで横浜に到着した聖火はさらに横浜市民の皆さんがつなぎ、このあとの「聖火リレーセレブレーション」のなかで、最終ランナーが聖火皿に聖火を灯します。

 

【聖火リレーセレブレーション】

NTT Presents 東京2020オリンピック聖火リレーセレブレーション」では、トーチキスを終えたランナーの皆さんが観客として見ている中、横浜市消防音楽隊や神奈川県立市が尾高等学校ダンス部などによるパフォーマンスが披露され、会場のすべての人が今や遅しと最終ランナーを待っていました。

  

日本オリンピック委員会 山下泰裕 会長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 橋本聖子 会長、黒岩祐治 神奈川県知事、林文子 横浜市長、大会スポンサーの東日本電信電話株式会社 井上福造 代表取締役社長、東京2020聖火リレー公式アンバサダーから 田口亜希さん、石原さとみさん、大阪府の最終ランナーのEXILE TETSUYAさんが登壇され、最終ランナーを迎えました。

さまざまな最先端通信テクノロジーを駆使した演出が行われる中、EXILE ÜSAさんが最終ランナーとして登場。壇上の聖火皿に聖火を灯して、セレブレーションは最高潮を迎えました。横浜の赤レンガ倉庫や三塔などの歴史的建造物と最新技術による演出とがあいまったすばらしい聖火リレーセレブレーションとなりました。

  

多くの皆さんの熱い気持ちによってつながれた聖火は、千葉県・茨城県・埼玉県・東京都を経て、7月23日(金)、開会式会場の国立競技場まで、さらに多くの人々の思いを乗せて、運ばれていきます。

 

 

7月になると、各国の選手団が日本に到着します。
横浜市では、近隣地や大学と一緒に東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた各国の事前キャンプを予定しています。受け入れには、安全・安心な態勢を取って、各国の選手団を迎え入れる準備を進めています。

【横浜市事前キャンプ情報】

『英国代表チーム』
横浜市・川崎市・慶應義塾大学の三者で連携して受け入れます。
選手からのメッセージなどの最新情報は〈英国代表チーム応援サイト「GO GB 2020」〉をご覧ください。
◎横浜市の受入会場:横浜国際プール(オリンピックのみ)
競技:水泳(競泳、アーティスティックスイミング、飛込み(ダイビング))
キャンプ期間:7月12日(月)~8月5日(木)

横浜国際プール

◎川崎市の受入会場:等々力陸上競技場、補助陸上競技場
競技:オリンピック・・・陸上競技、サッカー、7人制ラグビー
パラリンピック・・・陸上競技
キャンプ期間:オリンピック・・・7月9日(金)~8月2日(月)
パラリンピック・・・8月14日(土)~9月2日(木)

提供:川崎市

◎慶応義塾大学日吉キャンパス
競技:オリンピック・・・アーチェリー、ボクシング、柔道、ウエイトリフティング、バドミントン、 フェンシング、ホッケー、テコンドー、バスケットボール、体操、近代五種、卓球 ほか
パラリンピック・・・アーチェリー、テコンドー、パワーリフティング、柔道、車いすフェンシング
キャンプ期間:オリンピック・・・7月8日(木)~8月7日(土)
パラリンピック・・・8月13日(金)~9月1日(水)

提供:慶應義塾

このほか、横浜カントリークラブで陸上競技(ロード)選手の受け入れや、パシフィコ横浜ペデストリアンデッキでボクシング、サッカー、ホッケーほかの選手による軽運動の実施を受け入れます。

『ボツワナ共和国代表チーム』(オリンピックのみ)
◎練習会場:日本体育大学 横浜・健志台キャンパス(青葉区)、武相中学・高等学校(港北区)
競技:陸上、水泳、ウエイトリフティング
キャンプ期間:7月7日(水)~29日(木)

『チュニジア共和国代表チーム』(オリンピックのみ)
◎練習会場:日本体育大学 横浜・健志台キャンパス(青葉区)、武相中学・高等学校(港北区)
競技:アーチェリー、柔道
キャンプ期間:7月10日(土)~26日(月)

提供:日本体育大学

なお、横浜市では各国代表チームの皆さまが安心して事前キャンプを実施し、市民の皆さまも安心して各国代表チームの皆さまをお迎えしてもらうため、三密の回避、社会的距離の確保、マスクの着用、手洗い・消毒などの基本的対策を徹底するとともに、「プレイブック」(IOC、IPC、大会組織委員会)や国からの指示等に基づき、主に次の対策に取り組まれることとなっています。
(1)各国代表チームの出入国時における感染症対策
(2)各国代表チームの事前キャンプ期間中の感染症対策
(3)事前キャンプ関係者の感染症対策
また、昨年末以降の変異株の発生・流行など、日々刻々と変化する状況や求められる対策等に適切に対応することとなっています。

 

 

【横浜市オリンピック開催種目】

横浜市で行われる競技は、野球・ソフトボール(横浜スタジアム)、サッカー(横浜国際総合競技場)です。横浜会場の各日程の対戦カードについては、東京2020オリンピック・パラリンピック横浜市ウェブサイトをご覧ください。

1.『野球』(横浜スタジアム)
開催期間:7月30日(木)~8月8日(土)※8月7日は除く
決勝戦を含む15試合を行います

2.『ソフトボール』(横浜スタジアム)
開催期間:7月25日(土)~28日(火)
決勝戦を含む11試合を行います

3.『サッカー』(横浜国際総合競技場)
〈男子〉開催期間:7月23日(木・祝)、26日(日)、29日(水)、8月1日(土)、8日(土)。決勝戦を含む8試合を行います
〈女子〉開催期間:7月28日(火)、31日(金)、8月3日(月)。準決勝戦を含む3試合を行います

 

64年ぶりに開催される「東京2020オリンピック」に向かって、皆さんで盛り上げていきましょう