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6月『横浜GRITS』~横浜市内初!プロアイスホッケーチーム誕生!~


「横浜市内初!プロアイスホッケーチーム誕生!」「アジアリーグアイスホッケーに正式加盟!」という明るい話題が、横浜開港記念日である6月2日に発表されました。そのチームは、『横浜GRITS(グリッツ)』。


 

【日本のアイスホッケー】
冬季オリンピックで有名な競技では、やはりメダリストを多く輩出しているスキージャンプやスピードスケート、きらびやかな衣装や演奏曲も注目を浴びるフィギュアスケートなどでしょうか?前回の平昌オリンピック(2018)では、日本女子アイスホッケーチームがスマイルジャパンとして6位の結果を出しています。国内のトップチームの減少などもあり、男子チームのオリンピック出場は自国開催の長野オリンピック(1988)までさかのぼります。

そんなアイスホッケーという競技は、なかなか横浜ではなじみが薄い競技だと思います。『横浜GRITS』は、なぜ、横浜にアイスホッケーチームを作ったのでしょうか?チームに伺ってみました。

Q:なぜ、横浜にアイスホッケーチームを作ったのでしょうか?
A:アイスホッケーは北海道や東北では学校の授業に組み込まれていることもあるスポーツです。
東京近郊では、12年前まで実業団のチーム(※1)が存在し、試合では立ち見も出る盛況ぶりでした。チーム消滅後は、首都圏でアイスホッケーを観ることができる機会がなくなり、身近なスポーツとして感じられなくなっていました。
横浜市は「スポーツ推進計画」(※2)を制定しており、プロスポーツチームも多く存在しています。そんな横浜で、アイスホッケーのチームを立ち上げることで、日本全体でアイスホッケーを身近なスポーツとして認識してもらいたいと思っています。また、国際色豊かな文化の地である横浜からアイスホッケーを盛り上げていきたいという想いを持っています。

※1:08-09年シーズンを最後に解散した「SEIBUプリンスラビッツ」(東京都西東京市)以来12季ぶり
※2:平成25年3月に策定。「横浜市スポーツ推進計画~スポーツで育む地域とくらし~」(概要版)(PDF:4,147KB)


 

「『夢』と『生きる活力』に満ちた社会を創る」をビジョンとし、2019年5月に創設された『横浜GRITS』

【GRITS=やりぬく力】
『横浜GRITS』は、『GRITS(やりぬく力)を持って、常に新しいことに挑戦し続ける』を理念として掲げています。
 G(Guts)がんばる力
 R(Resilience)逆境に打ち勝つ力
 I(Integrity)高潔さ/誠実さ
 T(Trust&Teamwork)信頼関係/チームワーク
 S(Strategic)戦略的に考える力

 

【ビジョン達成の3つの柱】
~デュアルキャリア~
選手が安心して競技を続けられる仕組みとして、今までのプロスポーツにない“デュアルキャリア”という、選手の在り方を実現しています。選手としても一流、企業人としても一流を目標に、選手は企業で働きながらプロアイスホッケー選手として活動します。

~地域貢献~
横浜には野球、サッカー、バスケットボールとプロのスポーツチームが多くあるスポーツの街で、平成25年に「横浜市スポーツ推進計画」が策定されました。アイスホッケーで冬の横浜を盛り上げていくべく、横浜市と連携をしながら、さまざまな企画の実施を予定しています。

~アイスホッケーの普及・育成~
近年は関東でのアイスホッケー人口の増加とともに、横浜や東京の競技レベルも上がっています。横浜でプロアイスホッケーチームができることで注目度が増し、アイスホッケーをはじめるジュニア世代も増えることで、競技の普及を目指していきます。

 

【アジアリーグアイスホッケーへの参戦】
日本国内の4チーム、韓国の2チーム、ロシアの1チーム、全7チームが加盟しているアジアリーグアイスホッケー2020-2021シーズンへの加盟が、決定しました。2020-2021シーズンのスケジュールは未定ですが、首都圏(横浜)のアイスホッケーファンの皆さんはもちろん、氷上の格闘技=アイスホッケーをまだ観たことがない皆さんにも、トップチームの迫力あるプレーを観戦できる機会が増えました。

また、GRITSのヘッドコーチ(HC)には、世界最高峰のアイスホッケーリーグであるアメリカ「ナショナルホッケーリーグ(NFL※3)」で、活躍したマイク・ケネディ氏を招へいしています。チーム編成はこれからが佳境で、現在、契約選手たちの練習は個人練習が中心となっています。2020-2021シーズンに向けマイクHCが作り上げたGRITSのチームプレーを楽しみにしましょう!

※3:NFLは、北米4大プロスポーツリーグの一つ。4つとは、アメリカンフットボール(NFL)、野球(MLB)、バスケットボー ル(NBA)、アイスホッケー(NHL)。

マイクHC

#51濱島尚人選手FW

#14角舘信恒選手FW

 

【『横浜GRITS』を応援しよう!】
地元横浜のチームとして、新しいプロスポーツチームが増えました。
『横浜GRITS』は、市民の皆さんに向けて、ホームアリーナでのアイスホッケーの観戦はもちろん、市内のスケートアリーナを会場としたアイスホッケースクールやチアリーディングスクールの開催などのホームタウン活動を計画しています。

~グルーガ~
『横浜GRITS』では、マスコットキャラクターの名称を公募し、6月24日に『グルーガ』と決定しました。シロイルカをモチーフにしており、横浜生まれ横浜育ちでとても賢いですが、おちゃめでいたずら好きな男の子です。グルーガには妹もいるそうです。
選手に愛されているグルーガから、目が離せませんね。

最後に、『横浜GRITS』からの、市民の皆さんへのコメントをどうぞ
「チームのビジョンである『夢』と『生きる活力』に満ちた社会を創ることを達成できるように、GRIT(やり抜く力)を持って練習や運営を取り組んで参ります。みなさんと一緒に、横浜の冬を熱く盛り上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」
 

さあ皆さん!今応援しているプロスポーツチームに『横浜GRITS』を加えて、大いに応援していきましょう!!


 

会社概要
社名
 GRITSスポーツイノベーターズ株式会社
所在地
 横浜市中区新山下2丁目4番3号4階
代表取締役
 臼井亮人
チーム名
 『横浜GRITS』(YOKOHAMA GRITS)
ホームタウン
 横浜市
ホームアリーナ
 KOSÉ新横浜スケートセンター(横浜市港北区新横浜2-11)