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ハマパラ便り

Vol.13「ハマピックに声援を!」

【はじめに】

 「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。本年度も「ハマパラ便り」を継続させて頂くことになりました。今年もどうかよろしくお付き合いください。今回のVol.13では、目前に迫ったハマピックの中からいくつかの種目をご紹介すると共に、5月に行われる、世界トライアスロンシリーズ横浜大会の1か月前イベントである『グリーントライアスロン』をご案内します。

 

 

【ハマピック】

■卓球とSTT

 4月14日(日)に横浜ラポールで、ハマピック「卓球及びSTT」が開催されます。卓球は一般の卓球台を使用し、肢体不自由・知的障害・聴覚障害・精神障害等の障害種別により、競技します。ルールは、おおむね一般卓球と同一ですが、車いすの選手の場合は、一部変更されています。卓球は障害種別に関わらず非常に人気のある種目で、多くの選手による白熱したゲームを見ることができるでしょう。

 なお、『全国障害者スポーツ大会(以下、全スポ)』では、本年10月に行われる茨城大会から、はじめて精神障害の部が正式競技として導入されます。そのため、全スポの横浜市代表選手を決めるハマピックでは、精神障害の方々による、代表をかけた戦いからも目が離せません。

 STTは、サウンドテーブルテニスの略で、視覚障害者が行う卓球です。

 一般卓球とは異なり、ボールは台上をゴロで転がり、ネットの下を通過します。全く見えなかったり、少し見えたり、といった各々の障害程度に差があるため、全員がアイマスクを着用して条件を統一します。ボールの中には転がると音がするように金属球が入っており、この音を頼りにゲームを行うため、会場は非常に静かです。普段はあまり見ることのできない競技ですので、ハマピック会場で観戦して頂くと、まるで見えているかのごとくにプレーする、視障害者の皆さんのパフォーマンスに驚かれること必至です。

 

■水泳とフライングディスク

 「水泳」は4月21日(日)に横浜ラポールのプールで開催されます。横浜市の水泳は大変レベルが高く、ハマピックから選出される代表選手のほとんどは、全スポでメダルを獲得し、大会記録も数多く塗り替えてきました。そのような選手たちがしのぎを削る、ハマピックにぜひ、注目してほしいところです。

 大会の前半は、各泳法の25mが行われ、後半は50mというレーススケジュールです。視覚障害者のターンやゴールがどのように行われるのか、といった障害者スポーツに特有の工夫も見どころの一つでしょう。

 「フライングディスク」は4月29日(月・祝)に、新横浜公園投てき練習場で開催されます。多くの人には「フリスビー(R)」という名称の方が馴染み深いかもしれません。フライングディスクには、一定の距離(5mまたは7m)におかれた的への正確な投球を競う「アキュラシー」と、より遠くへ投げることを競う「ディスタンス」があります。アキュラシーでは、正確な投球技術と心理的なコントロールが求められ、ディスタンスでは、風向きなどを考慮しながらダイナミックに遠くへ投球する能力が必要とされます。会場は新横浜公園内にありますので、お散歩がてら、選手たちに声援を送って頂くのもありですね。

 

■陸上

 5月6日(月・休)に三ツ沢公園競技場で、ハマピック「陸上」が行われます。陸上は、ハマピックの中で最も多くの選手が参加し、トラックにおける走種目から、フィールド内での投てき種目、そして跳躍種目まで、非常に多くの競技が行われます。そして、それらの種目の中には、障害者の陸上競技として特徴的な「車いすスラローム」「ビーンバック投げ」「音源走」等もあります。

 「車いすスラローム」は、アルペンスキーの回転競技のように、コース上へ設置された旗門をクリアしながら通過してゴールするまでのタイムを競うものです。まるで身体の一部のように、巧みに扱う車いす操作が見どころとなります。

 「ビーンバック投げ」は、手にも障害のある車いすの選手が行う投競技です。12cm四方の布などの中に大豆等が入った、重さ約150gのビーンバッグをより遠くへ飛ばすことで、競い合います。重度の障害のある方々が、自分の限界に挑戦する姿を見て頂きたいですね。

 「音源走」は、視覚障害者の方の単距離種目です。ゴール付近の音源から発せられる音を頼りに、トラック上を走るのですが、自分のレーンから逸脱しそうになることもあり、競技補助者のサポートも重要となっています。

 他にも見どころいっぱいの陸上は、他の競技と比べて観戦可能なエリアが格段に広いので、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいですね。ご家族やご友人と共に、GW最終盤の一日を障害者スポーツの観戦で過ごしてみませんか?

 

【グリーントライアスロン】

 5月に行われる世界トライアスロンシリーズ横浜大会の1か月前イベントで、4月20日(土)に、山下公園内で「グリーントライアスロン」が開催されます。会場内には、横浜ラポールと横浜市障がい者スポーツ指導者協議会のメンバーが、陸上競技用車いす(レーサー)とハンドサイクルの試乗体験会のできるコーナーを用意して皆さまのお越しをお待ちしています。お子さまの体験も可能ですので、どうぞお気軽にお越しください。

世界トライアスロンシリーズ横浜大会のホームページ

 

 

【おわりに】

 4月から毎週末に開催予定の、ハマピックからいくつかの競技について少し詳しくご紹介しました。また、5月に行われる国際大会「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」のプレイベントである「グリーントライアスロン」もあわせてご案内しました。

 ご都合のつく方は、ハマピックやグリーントライアスロンに足をお運びください。ハマピックでは、選手たちの精一杯の競技に声援を送っていただき、またグリーントライアスロンでは、競技用車いすをご自身で体験して頂きたいと思っています。もちろん、いずれの会場も観戦や体験は無料で、事前の申込等も不要です。