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ハマパラ便り

Vol.43 「ハマピック/ジャパラ水泳/世界トライアスロン ... and more」

■はじめに
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。「横浜」と「パラスポーツ」をキーワードとした「ハマパラ便り」は、今年度も6回(不定期)の予定でお届けします!

■ハマピック(個人競技)
前回「ハマパラ便りVol.42」でお伝えした通り、今年度のハマピック(個人競技)は、4月7日(日)の「アーチェリー競技」及び「水泳競技」から始まり、5月6日(月・祝)の「陸上競技」まで、全競技が無事に終了しました。
現在は、各競技の結果を踏まえ、秋に佐賀県で開催される、全国障害者スポーツ大会( SAGA2024 )へ参加する、横浜市代表選手の選考が行われています。次回の「ハマパラ便りVol.44」では、代表選手を紹介できると思います。
代表に選出された選手は、例年同様、大会までの数か月間、競技ごとの強化練習で競技力を高めるとともに、横浜市選手団としての心得を身に付けつつ、チームとしてのつながりを深めていきます。

■ジャパラ水泳
例年、9月に横浜国際プールで開催されている「ジャパンパラ水泳競技」ですが、今年度は、8月から9月に開かれる、パリ2024パラリンピックの関係で5月3日~5日の実施となりました。今回は、パリ2024パラリンピックの選考レースでもあり、全国から集まったトップスイマーによる、熱いレースが繰り広げられました。

また、日本パラスポーツ協会(以下、JPSA)からの依頼により、バセル会員が、パラスポーツ体験コーナーの運営等に協力しています。

世界トライアスロン・パラトライアスロン横浜大会
過去数年、春のトライアスロンシーズンは、コロナ禍であったり悪天候であったりと、やや不運な状況でしたが、今年は天候にも恵まれた良い大会となりました。
シーズンは、世界トライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会(以下、WTSと略)の1か月前に行われるグリーントライアスロン(以下、GTAと略)からスタート。WTSは「地球環境に優しいトライアスロン大会」を掲げており、GTAはそれを踏まえた様々な企画で、WTSを盛り上げるイベントです。
パラスポーツ関連では、横浜市パラスポーツ指導者協議会(以下、バセルと略)を中心に、陸上競技用車いすのレーサー体験ブースを展開しました。

WTSでは、オリンピック・パラリンピックイヤーということもあり、例年以上に選手の気合が凄かった気がしました。写真は、パラトライアスロンに特有の、SEA(スイム・イグジット・アシスタント)と呼ばれるサポートスタッフの活動風景です。見ての通り、スイムを完了して海から上がる選手を、次の種目(バイク)に移るまでの移動介助を担当します。この種目間の移動は、トラジションといい、競技時間に含まれるため、パラトライアスロンでは、第4の種目といわれるほど重要な部分です。ちなみに、横浜大会のSEAは世界で最も訓練されている、と世界を転戦する選手から評価されています。
また、WTSに合わせたイベント「ハマトラFES」@象の鼻パークでは、横浜市スポーツ協会の方々とバセルで「プチボッチャ体験」のブースを開き、大変多くの方にご参加いただきました。

     

車いすバスケットボール 全国障害者スポーツ大会関東ブロック予選
全国障害者スポーツ大会( SAGA2024 )の団体競技は、各地区の予選を勝ち上がったチームに出場権が与えられます。今回、車いすバスケットボールの関東ブロック予選会が、5月18日~19日に横浜ラポールのメインアリーナで行われました。
横浜市は、相模原市及び東京都を撃破して決勝に進出。決勝では、千葉県を「68-44」で下し、2年連続での出場権を獲得しています。

■おわりに
「ハマパラ便りVol.43」では、いよいよ始まった2024シーズンの各種大会の情報をお届けしました。他と比べて、WTS関連の情報が多くなりましたが、過去数年、悪天候等であまり紹介できなかったので、今回は少し力が入ってしまいました。
また、各大会の中で、バセルに対する依頼が増えてきていることがわかります。バセルは、任意団体ではありますが、ラポールとともに横浜市におけるパラスポーツの普及振興を担っており、その活動が多方面から認められていることの証と言えるでしょう。

次回の「ハマパラ便りVol.44」では、全国障害者スポーツ大会へ参加する横浜市代表選手と、パリ2024パラリンピックへ出場予定の横浜にゆかりのある選手を紹介する予定です。