【よこはまこどもマリンスクール11月定例会】
by :横浜市体育協会 スポーツ事業課
平成26年11月16日(日)、マリンスクール11月定例会が開催されました。
久しぶりに晴天の中でのプログラム。
10月は雨で中止となった甲板みがき。裸足で行うには寒い季節が近づいてきましたが、この日は気候のおかげでとても気持ちよく、子どもたちは元気いっぱい甲板を磨いていました。
甲板みがき、全体集会のあとは帆船日本丸進水85周年を記念し、日本丸へメッセージカードを書きました。
それぞれメッセージを書いたり、色を塗ったり日頃の感謝の気持ちを込めて書き上げました。
出来上がったメッセージカードは12月16日から横浜みなと博物館特別展示室に展示される予定です。
その後、手旗とロープの練習をしました。午後には今年初めての検定があります。
子どもたちはリーダーお手製の海の手帳を見ながら一生懸命練習し、結び方などを覚えていました。
午後は手旗とロープを使ったゲームでプログラム再開です。
遠くのタワーで打っている手旗の文字を読み取るゲーム、そして4人一組でロープを使ってやしの実運びをしました。
やしの実が落ちないように慎重に運ぶチームもあれば、勝ちたい気持ちが先走り、急いで運んで落としてしまうチームなど…。
いずれにしても、どの班も1位を目指しての素晴らしい真剣勝負でした!
また、ロープ10本を本結びでできるだけ長くなるようにつなぐゲームでは、午前中練習した成果を生かし、友だちと協力してとても長い1本のロープができあがっていました。
ゲームのあとはいよいよ手旗とロープの検定です。
検定カードを持って、スタッフやリーダーの前で一人ずつ手旗を打ったり、ロープの結びをやります。
練習では簡単にできても、試験では緊張して手が震えています。
「できた!!」合格のスタンプをもらって大喜び。
できた子は他の友だちに教えてあげたりする姿も見られました。
5月の開校式以降、毎月実施するプログラムで確実に仲間意識が芽生えています。
次回の12月定例会でも検定があります。
3月の卒業までにすべて合格スタンプがもらえるよう、子どもたちは必死に覚えています。
今回はとても良いお天気の中、活動することができました。
子どもたちの中には芝生でお弁当を食べながら、「マリンスクールで初めて晴れたよ!」と言っている子もいました。
5月の開校式は晴れていたのですが、今年のマリンスクールは雨の印象が強いようです…。
12月以降も晴れて計画通りの活動ができることを願っています。
【よこはまこどもマリンスクールとは?】
帆船日本丸や南伊豆臨海学園などの海に関する施設を活用し、日常とは異なる集団生活による船員活動体験や、海や船に関する学習、水泳・カッター(短艇)訓練を通じて心身をきたえ、やさしく、強い“はまっ子”を育てることを目的とする事業で、横浜市内在住・在学の小学4〜6年生が一年間を通して活動しています。