第1回 ケガ予防のための「少年野球」クリニックが開催されました!
by :横浜市スポーツ医科学センター
6月23日(土)に少年野球の肘・肩のケガをゼロにと「少年野球クリニック」が横浜市スポーツ医科学センターで開催されました。
この企画は、肩や肘の痛みを訴えて当センターを訪れる少年野球選手が増加しているという実態を受けて、痛みを訴えケガをする前に正しい身体の使い方を学び、少年野球選手をゼロにしたいというクリニックの専門スタッフたちの思いで開催されています。(7月、8月、10月以降も毎月開催予定)
一人ひとりの身体の様子を見ながら、講師が分かりやすく説明していきます。子どもたちがフォーム撮影をしている間には、大人の方には、少し難しい「理論講座」を受けてもらいます。
当センターで多くの野球選手を見ている坂田理学療法士ならではの講義。子どもたちの身体を見て、すぐに改善点が分かってしまいます。分かるからうなずきも大きい、コーチや保護者の方も皆さん真剣です。超音波測定で参加者全員の肘、肩を診ていきます。 参加されたコーチは、「他のチームの皆さんも是非受けられると良いですね」「分かりやすい、フォーム改善のヒントをつかみました」と絶賛されていました。
高速度カメラで撮影した映像を使って、自分のフォームを見ながらケガをしないためのフォームを学びます。それぞれの課題を見つけると、改善のためのトレーニングを参加したみんなで実際にやってみます。座ったり、立ったり、壁に行ったり、モデルになったりと選手も忙しい。最後には、一人ひとりにフォームの測定結果が、フィードバックシートとして手渡され、自分の改善点がわかります。(後日、写真付きのシートが郵送されるおまけも付いている!) 講師の当センター坂田理学療法士は、「以前から、怪我していないとみてもらえないのですか?普段からやっておいたほうがいい必要なストレッチはありますか?などの声を多くもらっていました。 この企画は、参加してくれたコーチ、保護者、そして子どもたちと一緒に考えて、学ぶ教室にしています。参加してくれた子どもたちが安心して自分の好きな野球が続けられる、そういうきっかけになればうれしい」と参加を呼びかけます。
測定をする当クリニック 坂田理学療法士 開催時間は9時〜12時。参加費は小学生1,000円(保護者・指導者は500円)。現在、2回目の7月14日(土)は満員となっています。キャンセル待ちもあるのでまずは、当センターへお問い合わせをください。 また、8月11日(土)にも同じ内容の講座を開催します。秋の、10月から月1回で開催していく予定です。 詳しくは、横浜市スポーツ医科学センター 477−5050 まで