米田功さん体操教室in一本松小学校
by :スポーツ情報センター:N
1月17日(日)子供たちの体力強化・向上を図る目的で「みんなde体操フェスタ」が横浜市西区にある市立一本松小学校でアテネオリンピック体操金メダリスト米田功さんを迎えて行われました。この体操教室は地域や保護者全体で子どもの体力向上に関心を持ってもらおうと、約100名の児童や保護者、地域の方々が参加し、賑やかな雰囲気で行われました。
児童や保護者、地域の方々など約100名が参加しました
前半は保護者も参加して、2人組の体を動かす遊びを体験。普段は体を動かす機会の少ない保護者の方は少々大変だったのでは。でもお互いにコミュニケーションを取りながらの運動だったので皆さん笑顔が絶えませんでした。
柔軟体操はちょっとつらそう・・・
後半はマット運動、跳び箱の練習。米田さんは体操競技ならではの練習方法を紹介。子供たちは米田さんの言葉をしっかり聞いて夢中になって練習していました。
側転の練習。跳び箱に手をついてパイロンをまたぎます。少しずつ跳び箱を低くしていきます。
跳び箱の練習。両手を跳び箱について飛び乗ります。このときヒザを伸ばしたまま乗るようにします。そうすると自然に腰が上がるようになり、跳び箱が跳べるようになるそうです。
逆上がりの練習。足を上げるとき上半身が反ってしまうとなかなか上手くできません。 上半身はできるだけ反るのを我慢して足を蹴り上げると上手く回れるそうです。
その後、米田さんはデモンストレーションを披露。参加者はオリンピックメダリストの技を間近で見て、皆さん感激していました。
後方宙返り。金メダリストの技に皆さん感動!
最後は質問コーナー。「米田さんの側転の入り方が違う(体を正面に向けたまま手をつく)のはなぜですか?」という質問が出るなど専門的な質問に米田さんは少し驚いていました。
子供たちの質問に米田さんもタジタジ
そして米田さんはアテネオリンピックの金メダルを持ってきてくれました!子供たち一人一人に金メダルを触らせてくれて子供たちは目を輝かせていました。
アテネオリンピックの金メダルだ!
子供たち1人1人と握手する米田さん。子供たちにはいい思い出になりました。
子供たちに運動をさせるのは、できなかったことができたりする成功体験で「運動が楽しい!」と思わせることが大切と米田さんは言っていました。オリンピックの金メダリストの言葉に保護者や地域の方々も真剣に耳を傾けていました。