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    イベントレポート

オリンピアン・パラリンピアン学校訪問事業~横浜市立根岸小学校~

 5月15日(火)、ロンドン・北京と2大会連続でオリンピックに出場し、日本体操女子24年ぶりとなる団体総合入賞に大きく貢献した鶴見虹子さんが、横浜市立根岸小学校を訪問し、全校児童に向けた講演会と、5・6年生を対象とした特別授業(マット運動)を行いました。

 

①講演(全学年:2校時)

 児童623名の大きな拍手に出迎えてもらい、校長先生からプロフィールを紹介してもらい壇上へ。
  

 鶴見さんは、お姉さんの体操教室の送り迎えの付き添いがきっかけで5歳から体操を始め、小学2年生から本格的な練習を開始。小学4年生頃からオリンピックへの出場を意識し、当時は週6日、16:30から22:00すぎまで練習をして、帰りの車の中で夕食を摂っていたなどの話を聞き、児童たちからは驚きの声が飛び出しました。
 

 講演では鶴見さんから児童に向けて、2つの大切なことが伝えられました。
 

1つ目は【目標を持って日々努力すること】

 鶴見さんは、体操で結果を残すために、計画を立てることを意識して取り組んできたそうです。

 まず最終目標を決め、それに向けた細かい目標を決めると、お父さんにチェックしてもらってから紙をリビングの壁に貼って、日々目標に向けて努力していました。

2つ目は【諦めないで続けること】

 ケガをして練習ができない期間は、イメージトレーニングや、好きな体操選手の演技を動画で見て、モチベーションを保っていたそうです。辞めたくなった時もあったけれど「今まで一生懸命やってきたのだから、もう少し頑張ってみたら」とお母さんに励まされ、頑張ってくることができました。

 

  18年もの長い間、現役として活躍をしてきた鶴見さん。こうした強い意識がその体操人生を支えてきたのでしょう。

 

 質問タイムでは「どうしてまだ若いのに引退してしまったの?」「体操で一番得意な種目は何ですか?」などの質問が児童から投げかけられ、ひとつひとつ丁寧に答えてくれました。

 鶴見選手は段違い平行棒が一番得意とのことでした。

 

 講演の最後には、さまざまな技を披露してくれました。

 倒立歩行、後方倒立回転跳び(いわゆるバク転)、側方伸身宙返り(側宙)と次々と技が披露され、児童たちはもちろん、先生たちからも大きな歓声があがり、会場のボルテージが最も上昇した瞬間でした。


 

 児童が会場を退出する際は、ひとりひとりに世界選手権のメダルを触らせていただき、ハイタッチをしながらお別れしました。


 

②実技(6年生:3校時、5年生:4校時)

 まずは、体を柔らかくする体操からスタートです。


 

 前転、後転、側転の見本を見せながら、手の付き方などの基本を説明しました。

 
 

 実技のポイントは「きれいにやること」。体操選手のように、きれいな動作を心がけようと児童たちは頑張っていました。

 壁を使った逆立ちの練習では「全身鍛えられるのが、逆立ちの良いところ」と鶴見さんがお話しされたように、腕・肩・腹筋などたくさんの筋肉を使って、きれいな逆立ちができるように練習しました。


 

 実技の最後には、代表の児童から感謝の気持ちが伝えられました。

 オリンピアンの貴重な講演、世界レベルの体操や初めて見るメダルは、児童たちにとって非常に思い出に残るものになったのではないでしょうか。

 今回教えてもらったことを心に刻んで、さまざまな活動を頑張っていってほしいですね。

 
 

 横浜市では、市内18区35校の小学校及び特別支援校と18校の中学校に、オリンピック・パラリンピック出場経験者を派遣し、講演や実技指導等の交流を実施しています。

 学校訪問事業は、東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成と、市民とりわけ次世代を担う子ども達を中心に、より一層のスポーツ振興を図ることを目的としています。

 

 6月以降もたくさんの学校への訪問が決まっています。皆さんの学校にも、体操や陸上などの個人競技や、団体競技である球技などの種目で世界と戦ったオリンピアン、そしてパラリンピアンたちが訪れます。どこに誰が来るのかは、お楽しみに!!