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    イベントレポート

Let’s Play LawnBowls!~ローンボウルズを英語で体験~

 

12月10日(土)ローンボウルズの体験イベントが、公益社団法人横浜カントリー・アンド・アスレチック・クラブ(YC&AC)で開催されました。

このイベントは、横浜市が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でイギリス代表チームの事前キャンプ地として受け入れを行ったことを契機に、イギリスとの交流を推進しており、その一環としてイギリス発祥のローンボウルズの体験会が開催されました。

イベントの情報を聞きつけ、横浜に寄港中のイギリス海軍(Royal Navy)HMS Spey(という船の名前です)の乗組員が、ゲストでYC&ACへ駆けつけてくれました。

 


中学生へあいさつする英海軍Captain(大佐)

 

イベントに参加した市内の中学生は、最初緊張した面持ちで英語での説明に耳を傾けていました。英語での説明後日本語訳が説明されると、ほっとした表情を浮かべていました。

ローンボウルズの体験前に、ビリヤード場やボウリング場などYC&ACの様々な施設内を見学してから、屋外のコートに移動しました。

 

 
YC&AC内にあるビリヤード場とボウリング場

 


施設内に掲出しているローンボウルズの大会優勝者の名盤

 

施設内を見学後、屋外のコート(天然芝)へ移動し、YC&ACスタッフからルールや競技用具の扱い方について英語で解説を受け、練習とゲームを行いました。

 
(写真左)ジャック(目標球) (写真右)ボウル

 

90分ほどのゲームを楽しんだ後、ローンボウルズの歴史についてYC&ACスタッフから英語で解説を受けました。会場ではイギリス文化を体験できるよう「スコーン」と「紅茶」が用意され、中学生達は英語での解説に耳を傾けてリスニングのトレーニングをしているようでした。

 

 

 

解説のあと、中学生達はYC&ACスタッフに頑張って英語で質問をしていました。ローンボウルズに関する質問だけでなく、YC&ACがこの地に移転してきた理由やスタッフの外国渡航数など、YC&ACや海外への関心度を高める絶好の機会につながりました。

今回のイベントは、英会話でのローンボウルズ体験やティータイムを通じて、イギリス文化に触れる良い体験になったことと思います。

 

  
最後はチームの仲間同士で記念撮影

 

【ローンボウルズについて(NPO法人ローンボウルズ日本より引用)】
ローンボウルズは、芝生の上で合成樹脂でできた偏心球をころがしてジャック(目標球)に近づけることを競うゲームです。よく似たゲームにペタンクがありますが、芝生の上で競技することと、ボウルをゆっくりと転がすことに違いがあります。競技の名前にも、”Lawn”(芝)がつけられています。海外では単にボウルズ(Bowls)と呼ばれることも多く、日本語の発音は似ていても、野球やテニスのボール(Ball)とは区別されています。

ボウルは偏心球なので、スピードが遅くなるにつれ、大きなカーブを描きながら転がります。ボウルの重さは、1.59kgを超えてはいけないことになっています。

ボウルが描くカーブと芝の状態を予測しながら、できるだけジャックに近づけて停止させることに、難しさと面白さがあります。

ゲームは、約35m四方の専用コート(グリーン)で行われます。グリーンは、6m弱×35mの長方形に6または7等分して使用され(リンク)、ひとつのリンク上で、ひとつの競技が行われます。

競技は、1対1で行うシングルスから、4対4でおこなうフォアーズというチームプレイまで、4種類あります。競技する人数や使用するボウルの数が増えると、ただジャックに近づけるだけでなく、相手のボウルをはじいたり、ジャックを移動させたりする戦略も必要になります。

 

【横浜カントリー・アンド・アスレティック・クラブ(YC&AC)について】
YC&ACは1868(明治元)年に創立された日本最古のスポーツ・社交クラブです。会員制となりますが、外国人だけでなく日本人の方も入会できます。

また、施設内にある「モリソンズ」というレストランは会員でなくても自由に利用ができます。モリソンズで食事をしながら、ローンボウルズの観戦や異国文化を感じてみませんか。