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    イベントレポート

第24回夏季デフリンピックメダリストに横浜市スポーツ栄誉賞が贈呈されました!

 

 

7月1日(金)、横浜市庁舎31階レセプションルームにて、横浜市スポーツ栄誉賞の贈呈式が行われ、今年5月にブラジルのカシアス・ド・スルで開催された第24回夏季デフリンピック競技大会においてメダルを獲得した早瀨 久美(はやせくみ)選手、川口 功人選手(かわぐちこうと)選手が受賞しました。

早瀨選手はマウンテンバイククロスカントリー女子で銀メダル、川口選手は卓球男子団体で銅メダルを獲得しました!

 

 


手話において拍手を意味する、両手をひらひらさせるポーズで集合写真(写真左より)
清水富雄横浜市会議長、早瀨久美選手、山中竹春市長、川口 功人選手、栗田るみ公益財団法人横浜市スポーツ協会副会長

 

 

 

【横浜市スポーツ栄誉賞とは】
オリンピックおよびパラリンピックで3位までに入賞、若しくはこれらに準ずる大会で顕著な功績を残した方の中で、住所、勤務先、出身校または所属するチームの所在地が横浜市、若しくはこれに準じると認められる方へ贈られる賞。

 

【デフリンピックとは】
4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会。
なお、国際オリンピック委員会が「オリンピック」という名称の使用を許可しているのは、デフリンピックのほかに、パラリンピックと、スペシャルオリンピックス(知的障害のある方が対象)がある。

 

 

【早瀨選手 贈呈式の様子】


山中竹春横浜市長より表彰状

 

 


栗田るみ公益財団法人横浜市スポーツ協会副会長より記念品

 

 


清水富雄横浜市会議長より花束

 

 

【川口選手 贈呈式の様子】


山中竹春横浜市長より表彰状

 


栗田るみ公益財団法人横浜市スポーツ協会副会長より記念品

 

 


清水富雄横浜市会議長より花束

 

 

 


山中市長挨拶
「皆さま、こんにちは。横浜市長の山中竹春です。
早瀨久美選手、川口功人選手、あらためまして第24回デフリンピック競技大会での メダルの獲得 誠におめでとうございます。

お二人の素晴らしいご活躍、横浜市を代表して心よりお祝いを申し上げます。
マウンテンバイククロスカントリー女子に出場された早瀨選手は、見事に銀メダルという快挙を成し遂げられました。
夢に向かって挑み続ける早瀨選手の姿に、我々勇気づけられまた希望を与えていただきました。

横浜市立ろう特別支援学校の卒業生である川口選手は、今回初めてのデフリンピック出場でしたが、卓球男子団体で銅メダルを獲得されました。22歳という若さながら、デフリンピックという世界の舞台での堂々とした活躍、そして輝かしい結果を残されました。その活躍は特別支援学校の卒業生はもちろん、多くの方々の記憶に残るものでした。

横浜市はこれからも市民の皆さまと一緒に、早瀨選手、川口選手のさらなる
ご活躍を応援してまいります。本日は誠におめでとうございます」

 

 


早瀨選手挨拶
「皆さんこんにちは。早瀨久美です。今回、デフリンピック3回目の出場になりました。

私は薬剤師の資格を持っております。薬剤師になる時に、昔は耳の聞こえない人や目も見えない人は、薬剤師資格・免許は取れませんでした。そのような法律があったんです。その時に母から、薬剤師になる夢を諦めたらダメよと言われ、頑張って資格を取得しました。
(仕事をする上で)聞こえない方から、色々な相談を受けていました。その中で、たまたまあるスポーツ選手の方から、競技をやる上で薬の服用が問題になるか相談を受けました。その時はまだ知識がなく、それがきっかけでもっと専門的に勉強したいと思うようになり、スポーツの世界にかかわるようになりました。

また、2009年台湾で開催されたデフリンピックに、主人の教え子が参加し2人で応援に行きました。その時に色々なスポーツの場面を見て感動し、私もスポーツをやりたい!という気持ちになりました。そして自転車競技を選び、2013年ブルガリア、次のサムソン(2017年トルコ)、そして今回のブラジル(2021年)でのデフリンピックに参加しました。

今回私は、参加選手の中で最高齢でした。また男性選手と比べ女性選手はとても少ない。自分は女性選手として頑張っている姿をみせ、どんどん盛り上げていきたい。2025年のデフリンピックに向けて、私もまた頑張りたいという夢を持っています。

横浜市民のみなさん、これからも応援をよろしくお願いいたします」

 

 

 


川口選手挨拶
「皆さんこんにちは。川口と申します。本日はこの様な機会をいただき、本当にありがとうございます。
今回、昔から夢だったデフリンピックに出場し、銅メダルを獲得でき嬉しく思っています。

男子のメダル獲得は21年ぶりということで、すごく自信につながりました。また2025年には東京でデフリンピックが開催される予定です。今大会、シングルスは予選敗退で悔しい思いをしたので、2025年の東京デフリンピックではもっと良い結果を残せるように、精一杯練習を頑張ります。今後とも応援よろしくお願します。

今日はありがとうございました」

 

早瀨選手、川口選手、2025年の大会に向けさらなるご活躍を期待しています!!!