中里亜優菜選手~全国小学生テニス選手権大会優勝~ 副市長を表敬訪問されました
10月29日(月)に、「第36回 第一生命全国小学生テニス選手権大会」・女子シングルスと「DUNLOP SRIXON 全日本ジュニアテニス選手権’18 supported by NISSHINBO」・12歳以下女子シングルスの2大会で、優勝された、中里亜優菜(なかざとあゆな)選手(横浜市立平沼小学校6年生)が、小林一美副市長を表敬訪問されました。
「第36回 第一生命全国小学生テニス選手権大会」は7月27日~30日に、全国の小学生64人で行われたトーナメント大会。中里選手は、この大会で自身初の優勝を果たされました。
その後、8月10日~14日に行われた「DUNLOP SRIXON 全日本ジュニアテニス選手権’18 supported by NISSHINBO」の第2シードとして出場し、こちらの大会でも優勝されました。
両大会の優勝メダルを掲げる 中里亜優菜選手
小林一美副市長 あいさつ
「中里亜優菜さん、全国レベルの大会での優勝、日本一を獲ったこと、本当におめでとうございます。私もテニスを長くやっている中で、一番になることの難しさ、それ以上に日々自分の技術や体力や力を上げていくことの難しさは、少しは知っているので、本当におめでとうございます。
きっと、いろんなことを体験したと思います。
優勝される前も、練習や勉強も一生懸命にしていたと思いますし、優勝した後も続けられていると思いますが、見る世界が大きく変わったのではと思います。そのどちらも体験されたことは、本当に素晴らしいことだと思います。
周りの方も元気づけられることでしょうし、お友だちや後輩のみなさんも中里選手の努力する姿を見て勉強になると思いますので、ぜひこれからも一番自分が楽しめることを大事にして、目標とする選手のような素晴らしい選手になってください。そして、素晴らしい大人に成長してほしいと思います。」
笑顔はじける中里選手
中里選手は、お姉さんの影響を受け5歳から近所のクラブに通い始め、今は藤沢市のテニスクラブ(荏原SSC)に通っています。室内練習場を備えたクラブで、世界を目指して、日夜練習を重ねています。
小林副市長からの質問に、
「全国小学生大会は、小学生だけの大会だったので、思い通りの試合ができました。全日本ジュニア大会は、(中学1年生の早生まれの選手も出る)12歳以下の大会だったので、すごく大変でした。」
「得意なプレイスタイルは、サーブからフォアハンドでいくのが好きです。ボレーとストロークならストロークのほうが得意で、ラリーも不得意ではないです。」
と、自分の言葉で話されていた中里選手。自分の気持ちと向き合うことを常に意識している様子で、はっきりと自分の気持ちを伝えていらっしゃいました。
また、「試合で落ち込むときがあると思うが、盛り返そうとするときのコツはありますか」との質問に、
「落ち込むと負けてしまうのが解っているので、“まだあきらめなければ逆転できるチャンスがある”と思って、いつもプレイしています。コーチからも、落ち込まないほうが自分の得になると教わっています。あきらめない気持ちが大切ということは自分がテニスをやってきたから解ったことです。」と答え、
「小学生でそのことが解って言えるなんて、すごく柔らかくてしなやかだなと感じました。」と小林副市長が話すほど、一緒にいた大人全員が感心させられました。
しっかり受け答えされる中里選手に、語りかけるように話す小林副市長
また、中里選手には、在住する西区から「西区民顕彰」も贈呈されました。
※「西区民顕彰」
西区の元気づくりやイメージアップ等につながる、福祉、保健医療、生涯学習、文化、スポーツ、防犯・防災、環境整備、街づくり その他の分野で、顕著な功績のあったものに対し、感謝状を贈呈するもの。
大坂なおみ選手に憧れている中里選手。
普段から英会話も練習していて、テニス以外でも世界に羽ばたく準備を欠かしていません。これからも、多くの大会に出場して各年代での活躍が期待できる、そして応援したくなる魅力ある選手でした。
(左から)鯉渕信也教育長 お母さんの中里亜紀さん 中里亜優菜選手 小林一美副市長 寺岡洋志西区長