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    イベントレポート

7人制ラグビーの新しい風「神奈川県ラグビーセブンズ・第1回交流戦」

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 今夏のリオデジャネイロオリンピックより正式種目となることが決定している「7人制ラグビー(セブンズ)」。

 

 15人制ラグビーと同じサイズのフィールドを7人で攻守するため、スペースの使い方が重要となり、ラグビー特有の間合いに加え、スピード、敏捷性などが要求される競技です。

 

 2016年のリオデジャネイロオリンピックはもちろん、2020年の東京オリンピックへの選手強化も含めて脚光を浴びている「7人制ラグビー」ですが、4月25日公開されたハマスポオフィシャルライターコラムえのきどいちろうの横浜スポーツウォッチングvol.47「YC&ACの日曜日」( https://www.hamaspo.com/enokido/vol-47 )で紹介したように、ここ神奈川県で新しい風が吹き始めています。

 

 平成28年5月29日(日)、星槎箱根キャンパス仙石原グラウンドで第1回目となる神奈川県ラグビーセブンズの交流戦が開催されました。

 

 これは、県内の7人制ラグビーチームが集まる「神奈川県セブンズリーグ」の発足を目指している「サムライセブン」吉田義人代表、「神奈川タマリバクラブ」富野永和代表、井戸聞多コーチなどが中心となって、まずは交流戦から始めようという意見交換が実現したものです。

 

 今回は、サムライセブン、神奈川タマリバクラブ、Bell7(湘南ベルマーレ ラグビーセブンズチーム)、PSIコストカッツ(東京)の4チームによる総当たりの交流戦となりました。

 

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 この日を迎えるにあたり、すべてが順調にスタートしたわけではなく、会場やレフリーの調整については、神奈川県ラグビーフットボール協会の康乗克之氏が調整に当たり、小田原箱根商工会議所や協会レフリー委員会などの協力を得て実現。

 

 試合中・試合後にも、次回以降のスケジュール、今回の交流戦を定期的に開催するための調整、組織化するにあたっての事務局機能の立ち上げなどについての話し合いも随時行っていました。

 

 数年のうちに、神奈川県内のクラブチームにより、スポンサーなども付けて正式なリーグとして公式戦が運営され、2020年の東京オリンピックにここから選手が排出されることを目標としている今回の交流戦。
 神奈川で新しいリーグが生まれてくる第一歩となる一日でした。

 

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(写真右)今回の交流戦開催の中心となったメンバー(左から)サムライセブン・吉田義人代表、神奈川タマリバクラブ・井戸聞多コーチ、神奈川県ラグビーフットボール協会・康乗克之常任理事、小田原箱根商工会議所青年部・菊川鉄也副委員長