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ハマパラ便り

Vol.31「ハマピック終了!」

 

■はじめに
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。
不定期ではありますが、今年度も皆さまに横浜市のパラスポーツ情報をお届けしていきますので、ご愛読をお願いします。

さて、今年度最初の「ハマパラ便りVol.31」では、横浜市における最大の障害者スポーツ大会である「ハマピック」「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」および「全国障害者スポーツ大会」関東ブロック予選の報告を中心にお伝えします。

 

 

■令和4年度ハマピック(個人競技)
全国障害者スポーツ大会の横浜市代表選手選考を兼ねて行われる、横浜市内最大の障害者スポーツ大会である「ハマピック(個人競技)」が、4月3日(日)アーチェリー競技より始まり、5月8日(日)の陸上競技で全て終了しました。

昨年度はコロナ禍で初めての開催ということから無観客試合でしたが、今年度は有観客で実施しました(ただし、積極的に見に来てください、という状況ではありませんでした)。

そして、今年度の大きなトピックスは、二つの競技が新しい会場で開催されたことです。ひとつは、4月17日(日)の水泳競技。これまで、横浜ラポールのプールで行っていた競技を「横浜国際プール」で開催しました。
ジャパンパラ競技大会や、一般の国際的な大会も開かれるプールで泳ぐことは、出場選手にとって大変貴重な経験になったことでしょう。

もうひとつは、4月24日(日)に行われたボウリング。こちらも横浜を代表するボウリング場の「ハマボール」で開催され、充実した施設で熱い戦いが繰り広げられました。

ハマピックは、既にアーチェリー競技を富岡総合公園アーチェリー場、フライングディスク競技を新横浜公園投てき練習場陸上競技を三ッ沢公園陸上競技場と、市内の様々なスポーツ施設で開催しています。今回、これに「横浜国際プール」「ハマボール」が加わりました。

障害のある方々のスポーツは、必ずしも競技的なものだけではありませんが、横浜市内のスポーツ施設で障害者のスポーツ競技会が日常的に開催できるようになることは、大変意義深いことだと思います。

なお、今年度は多くの種目で、ハマピック記録の更新がありました。水泳など、会場変更のあったものは、単純に過去の記録と比べることは困難ですが、陸上競技などでも記録更新が少なからずあったようです。

このような競技力向上にどのような理由があるのかは一概に言えませんが、近年ますます緊密となってきた、関係団体(横浜ラポール・横浜市障がい者スポーツ指導者協議会・横浜市スポーツ協会・各種競技団体等)との協力関係が、その一因であることは間違いないでしょう。

 

 
(写真左)水泳 (写真右)ボウリング

 

 
(写真左)アーチェリー (写真右)フィライングディスク

 

 
(写真左)陸上競技 (写真右)卓球

 

 
(写真左)サウンドテーブルテニス (写真右)ボッチャ

 

 

 

■代表選手(個人競技)の選出と関東ブロック予選(団体競技)
上述のように、ハマピック(個人競技)が終了しました。その結果を基に「第22回全国障害者スポーツ大会」へ参加する横浜市代表選手の選考が行われます。代表に選出された選手は、6月中旬の選手説明会を経て、10月の大会に向けた強化練習へ参加し、競技力の向上を図ると同時に横浜市選手団としての心構えなどを養います。

一方、団体競技では、全国障害者スポーツ大会へ出場するために、関東ブロック地区予選会を勝ち抜くことが必要です。関東ブロック地区予選会は、5月21日(土)・22日(日)の2日間で、本大会のシミュレーションも兼ねて栃木県で開催されました。

横浜市は、知的障害のサッカー、バスケットボール(男・女)、バレーボール(男子)、および精神障害のバレーボールに参加しています。原稿執筆の時点(5月23日)では、速報のみの情報提供となりますが、知的障害のサッカー、バスケットボール(男・女)および精神障害のバレーボールが全て準優勝となり、惜しいところで全国大会への出場を逃しました。また、知的障害のバレーボール(男子)は4位でした。

 

 

■ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会
5月14日(土)・15日(日)、「2022ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会」が山下公園周辺で開催されました。

初日は世界のトップトライアスリートが集うエリート部門、2日目は一般の方が参加するエイジ部門です。パラの選手は、エリート部門に42名が出走し、全員が完走(完走率100%)。エイジ部門では23名が出走し、17名が完走(完走率73.9%)という結果でした。

 

 

 

 

 

■横浜ラポールの施設情報
毎回恒例となった、横浜ラポールの運営状況です。コロナの状況が、やや落ち着いてきているとはいえ油断は禁物です。皆さまに安心してご利用いただけるよう、感染予防対策の徹底は変わりなく継続しています。一方、施設の老朽化に伴う利用制限等は、いつどこで発生するか判りません。横浜ラポールのご利用にあたっては、ホームページをチェックして頂くか、お電話等でご相談頂くことをお勧めします。

 

 

■「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします
毎回お願いしているところですが、横浜ラポールでは、ツイッター「横浜ラポール ハマパラ」で、さまざまな情報を提供しています。
まだ見ていない方は一度のぞいてみてください。いつも見ているよ!という方も含めて「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします。

 

 

■おわりに
今回は「ハマピック個人競技」を中心にお届けしました。次回の「ハマパラ便りVol.32」は「全国障害者スポーツ大会に出場する横浜市代表選手」をはじめ、今夏に予定されているパラスポーツ関係の情報を、6月末~7月初旬頃にお伝えする予定です。