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あんどうたかおのバスケにどっぷり

vol.128 「ビーコルのシーズンは続く。」

 Bリーグのレギュラーシーズンが終わりました。

 

 残念ながら横浜ビー・コルセアーズ(以下ビーコル)は2年連続残留プレーオフ出場となってしまいました(涙)

 シーズン途中でコーチが変わると言うこともありましたが、昨年同様怪我人に泣かされましたねーーー!!

 開幕4戦目の北海道戦ゲーム2。キャプテン#5湊谷安玲久司朱(みなとや・あれくしす190cm以下アレク)がドリブルの突き出しで右アキレスけん切断したのを皮切りに、翌週はジェイソン・ウォッシュバーンもアキレスを切断し、11月には#4ジェフリー・パーマー(203cm以下JP)が、#25竹田謙(188cm以下ケン)が、と言う具合に、、、。

 60ゲームで延べ100人が欠場し、全員が揃ったゲームは開幕からの3ゲームだけでした(涙)
呪われてます!!

         
写真提供(4枚):横浜ビー・コルセアーズ

 4月の中旬からは徐々に歯車が噛み合ってきたこともあり、大阪やプレーオフ出場の京都にもアウェーで1勝ずつ上げることが出来ていたので、それまで惜敗続きの名古屋Dにも一矢を報いることが出来そうと思っていましたが、JPが練習中に怪我して欠場となり、またも惜敗となりました。

 JPは当然、次の三遠戦も最終週の島根戦も、残留プレーオフに向け大事をとって休ませました。

 

 しかし、うれしいことにその入れ替わりに10月以来休んでいたアレクが52ゲームぶりに戻ってきました!!

 

 と言うことで18勝42敗、中地区6位、全体15位となり残留プレーオフ行きとなりました。これからのスケジュール等はこちら

 

ハマスポ記事

横浜ビー・コルセアーズ ホーム最終節惜敗! B1残留プレーオフにむけて

 

 

 ◆◆B1残留プレーオフ◆◆

 

 残留プレーオフ1回戦は「2戦先勝方式」で行います。先に2勝したチームが勝ち抜けとなります。

 11日に第1試合を行い、翌12日に第2試合を行いますが、そこで1勝1敗の場合は第2試合後に前後半各5分間の第3試合を行います。

 ビーコルは上図のように1回戦は西宮と対戦します。西宮とはつい最近4月7~8日にトッキュウセキュリティー平塚総合体育館で対戦しました。

 この時は#0細谷将司(173cm以下マーシー)、#21田渡凌(180cm以下リョウ)のポイントガード2人とベテランのケンの計3人がインフルエンザで欠場となるアクシデントにも関わらず、#3蒲谷正之(184cm以下カバ)と#13山田謙治(180cm以下ケンジ)のベテランの活躍で88-50、88-80と連勝しています。

 

 西宮はビッグ・センターがいないので、ビーコルとすれば最終ゲームの島根戦のようにI/Sの#34ハシーム・サビート・マンカ(221cm以下サビート)と#45ウィリアム・マクドナルド(206cm以下ウィル)にボールを集めれば得点出来るはず。

 またディフェンスを収縮させておいて外から#1川村卓也(193cm以下タク)、JPと#8満田丈太郎(188cm以下ジョー)、マーシー達の3PやATB、そしてリョウがドリブルで相手ディフェンスを掻き回し、自らのシュートやアシストでの得点も増えます。

 ただこの数ゲーム、タクがスランプなのが気になります。

 

 西宮で気になるのが「ドゥレちゃん」こと元ビーコル海賊ドゥレイロン・バーンズ(194cm)です。bjリーグ時代にビーコルが優勝した時の立役者の一人で、カンファレンス・ファイナル新潟戦での逆転ブザービーター・スリーを決めるなど、ファイナル後半で大活躍しているので、その頃のことを知っている者にとっては脅威の相手です。

 スピードもクイックも無く、身長も低いので抑えやすいと思ったら大間違いです。ボディーバランスが良くディフェンスをスルリと交わすテクニックとステップバックの上手さ、そして勝負強いシューターなのです。

 前回対戦ではコーチと相性が悪かったのかプレータイムは8分も貰えず、1ゲーム平均2.5点と少なかったのですが、最近の5ゲームは全て20点以上取っており、特に3Pが要注意です!三遠との最終ゲームでは28得点して逆転勝利に貢献していて、油断できません!!

 他にはシュートの上手い道原紀晃(178cm)、勝負所で強いベテラン岡田優(184cm)が要注意です!前対戦では1ゲーム平均16.0点と10.5リバウンドされているハーバート・ヒル(208cm)にも注意!

 変形のゾーン・ディフェンスを使ってくる可能性もあり、そこら辺りも少し注意ですね。

 

 とは言え油断さえしなければ、JPも復帰してるはずなので勝てるはずです。

 ただしビーコルは直ぐ油断するので、それが心配です(汗)

 

 1回戦を終えると(ホームやアウェイに関係のない)ニュートラルな会場で1戦制の2回戦を行います。

◆1回戦勝者同士の2回戦・・・勝てば残留決定です。

 昨年のビーコルのようにここで負けるとB2プレーオフ3位チーム

 と1戦だけの入替戦を行います。

   ・勝てば残留

   ・負ければB2降格となります。
◆1回戦の敗者2チームは、自動的にB2降格となります。

※ただし、B 2プレーオフでB 1ライセンスを持たないクラブが昇格圏内となった場合、この通りではない。

 

 1回戦勝者同士の2回戦の相手は富山vs島根の勝者となりますが、富山には今シーズン3勝1敗と勝ち越しています。宇都直輝(191cm)が要注意ですが、最終節に同格の滋賀に2連敗と、このところチーム状態は良くありません。

 

 まあ取りあえず11-12日の横浜文化体育館での1回戦に勝つことです!応援お願いしまーーす!!

 

 

◆◆高校関東大会予選◆◆

 

 ゴールデンウィークと言えば高校の関東大会予選です。

 各地区からの勝ち上がり男女各24チームにシード校各8チーム計32チームによるトーナメントで、上位6チームが関東大会へ出場出来ます。

 女子はこの20年間、県立金沢総合高、県立荏田高、県立旭高(以下旭)を中心とした横浜市の公立校が上位を占めていましたが、この2年ほどアレセイア湘南高(以下アレセイア)と鵠沼高と言う湘南地区の私立高が台頭してきました。ただこの2チーム共に選手の大半は戸塚中、六角場橋中、本郷中と言った横浜市出身で占められています。

 

 優勝したアレセイアはセンター宮優里奈(3年177cm六角橋中)、シューター渡辺菜緒(3年177cm相模女大中)、PG古木梨子(2年154cm本郷中)と昨年からのメンバーがほぼ残っており、優勝は確実視されていました。さらに、ディフェンスがバージョンアップされてスピードもあり完成度も高く関東大会が楽しみです。

 鵠沼もアレセイアには敗れたものの、県内ではアレセイアと共に2強を形成しています。特に大きい選手はいないものの全体的にサイズが大きく、シュートが入りディフェンスの良いチームです。

 

 3位に旭、4位に県立座間高と公立校が続きますが、個人能力では上位2チームには劣るのでディフェンスに活路を見出ししたいところです。

 

 一方男子は5年ぶりに横浜清風高(以下清風)が決勝進出を果たしました。

 5月3日(木)のアレセイアとの準決勝ではズーっと負けていましたが、第4ピリオドにフルコート・プレスを仕掛け、脚の止まったアレセイアのパスを連続してスティールし、残5分に61-53と引き離したものの、直ぐにアレセイアに追い上げられますが、ガード戸田健太(3年172cm大矢部中)が3Pを2本決め勝負を決めました。

 

 一方タレント揃いの桐光学園高(以下桐光)は強いディフェンスで法政大第二高(以下法政)を88-46で捻じ伏せ、楽々と決勝へ進みました。

 

 桐光は兪龍海(2年厚木中)の195cmを筆頭に鈴木響希(3年浜須賀中)の190cm、吉田敬陽(3年松本中)189cmと大型で走れるフォワード陣を要するオールスター選手が集まったタレント集団です。

 対する清風は179cmの小野優作(3年岩崎中)がティップオフのジャンパーという超小柄チーム。しかし運動能力及び身体能力が高い選手たちで、3PもATB(Attack The Basket。ドリブルでリングに攻撃すること)も素早く、数年前の県立厚木東高を彷彿させるチームです。

 村井和雅(3年170cm領家中)のゲームメイクで戸田と中村峻輔(3年173cm本郷中)の3Pとムードメーカー二宮力(3年176cm奈良中)に加えベンチスタ―トながらI/Sで頑張る金子歩夢(2年184cm三崎中)とオールラウンドで動け、身体能力を生かしたリバウンドも得意な須藤タイレル拓(2年175cm本牧中)と揃っていて、ゾーンからフルコート・プレスへと展開するスピードある強いディフェンスが武器となってます。

◆活躍するビーコル・ユースOB

 さて今大会の桐光では兪が活躍していましたが、たしかビーコルのユース・チームにいたと思い、視察に来ていたビーコル・ユース・ディレクターの白澤君に聞いたところ、ビーコル・ユースは彼だけじゃないとのこと。

 清風で活躍していた二宮と須藤、そして法政の佐藤悠真(1年183cm東永谷中)もそうだとか。

 bjリーグ時代からアカデミーとして強化していたことが評価されているビーコル・ユース、話題の中学生 田中力もそうですし、今年のスラムダンク奨学金学生に選ばれた小林良もユース出身です。

 今年のトライアウトは例年にも増して応募が多かったと聞いています。

◆関東大会

 男子は6月2日(土)3日(日)栃木県TKCいちごアリーナ(鹿沼総合体育館)と栃木県体育館で、女子は翌週9日(土)10日(日)神奈川で行われます。

 会場はAブロックがカレッツ川崎(川崎市スポーツ文化センター)で、Bブロックが川崎市のとどろきアリーナで行われます。

 県勢への応援お願いします!!

あんどうたかお プロフィール

1946年生まれ。

月刊専門誌「バスケットボール・イラストレイテッド」の編集長を経て、バスケットボール用品のデザイナーとして活躍。特にキャラクター「あんたかベイビー」のTシャツは一世を風靡した。日本初のバスケット・ユニフォームデザイナーとしても活躍。当時強豪と言われる殆んどのチーム<実業団-大学-高校>に関して何らかのデザインを手掛けている。またスポーツ界では唯一のファッションのコラムを持っていた。

現在は自身のユニフォーム・ブランド「305」を立ち上た。

NBAに関しては「月刊バスケットボール・イラストレイテッド」編集者時代の1966年から連載を執筆。TV解説はNHK BS以前にも東京12チャンネルで1985年から行っており、日本最古のNBA解説者と言われている。

過去にはスポニチウェブサイトのNBAコラムを担当。月刊バスケットボール及び月刊バスケットボール・マガジン等に連載を持っていた。

横浜の中学・高校バスケの指導者、関係者とのつながりが深く横浜及び神奈川県のバスケ事情に精通している。

現在は横浜をホームとするBリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」の名誉広報として情報発信やプレス対応などチームの広報活動に力を注いでいる。

また(社)神奈川県バスケットボール協会広報顧問も務めている。

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