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あんどうたかおのバスケにどっぷり

vol.69「ビーコル優勝!」

勝ったー!!

たった2年目の横浜ビー・コルセアーズがbjリーグ21チームの頂点に立ちました。
ご声援ありがとうございます。

5月に入り10-11日でカンファレンス・セミファイナルが横浜文化体育館で行われ、2勝1敗で勝ち上がり18-19日の有明コロシアムへ駒を進め、カンファレンス・ファイナルで新潟アルビレックスBBを下し、bjファイナルでライジング福岡に勝ち優勝しました。

ここでカンファレンス・セミファイナルスから振り返ってみましょう。

◆5月10日 vs 富山グラウジーズ ゲーム① @横浜文化体育館
金曜の夜というのに1,600人以上のブースターさんが応援にいらして下さいました。レギュラーシーズンを2位通過したため1週間空きゲーム感が希薄になったのか、やや硬い立ち上がり。#3蒲谷のシュートが決まらない。その間富山はビッグマン・ガルシアが内外でシュートを決め、更に藤江、城宝に3Pを決められ立ち上がりの第1Q12-25と大差をつけられた。
しかしビーコルは慌てることなくプレーし、第2Qに入りディフェンスを強め、キング・バーンズこと#2ドゥレイロン・バーンズとケンジこと#13山田謙治のシュートで追い上げ、第3Q開始3分で#1トーマス・ケネディーのFT(フリースロー)で45-44と逆転。その後ももつれ60-62と2点ビハインドで最終Qへ突入!
#1トーマスがペネトレイトで3点プレー(シュート時にファールを貰い、そのシュートが入った場合、バスケット・カウント(得点)となり、なおかつ1FTを貰えるが、そのFTも決めること)とキングの連続3Pで逆転から一気に69-62とリードを広げ、残り2分には#10ファイ・パプ・ムールがブロックショット(相手シュートを叩いて阻止する)を決め、そこから速攻を出し、#1トーマスが楽々と決め80-69として勝利を確信しました。86-75でまず1勝目。あと1勝で有明です。

◆5月11日 vs 富山グラウジーズ ゲーム② @横浜文化体育館
このゲームで決めて、という思いが#3蒲谷のシュートに結びつき8-3とリードしたものの、富山のエナジーも強かった。ここで負けたら富山へ帰らなくてはいけない。富山がリードしての接戦が続いたが、第3Qでコーチ・ゲーリーがディフェンスをいろいろと試したところ、それが逆目に出てガルシアと日本人にシュートを決められアッという間に39-65とリードを広げられ、67-88で敗れてしまった。

これで1勝1敗、20分間隔を取った後、5分ハーフのゲーム③へ突入となった。
あれだけ大敗すると気持ちが萎えるものだが、ビーコルは気分転換の名手が揃っている。昨シーズンも秋田ノーザンハピネッツ相手に同じ状況になったが、気持ちを切り替えて勝っている。大差がついた方が逆に吹っ切れるのかもしれない。
キャプテン蒲谷はテーピングを巻き直し、ユニフォームの下に着るアンダー・ウェアも新しいのに替えゲーム③に臨んだ。

 

◆5月11日 vs 富山グラウジーズ ゲーム③ @横浜文化体育館

ゲーム前、コーチ・ゲーリーは短時間のゲームなので「キングをスタメンにしようか」と迷ったという。しかしそれは止めた。いつも通りのスタメンで行く。つまりいつも通りのやり方で戦えば勝てる、と思ったのだ。いつも通りのやり方、つまり強いディフェンス。
最初の富山の攻撃、富山はビーコル・ディフェンスを攻め切れず24秒ヴァイオレーション(ボールを持ったチームは24秒以内にシュート(入るかリングに触れる)しなくてはならない)。
次のビーコルの攻撃、前のゲームでFGが2/12と大スランプだった#1トーマスが動いた。#3蒲谷からのパスをゴール下で受けシュート。さらに待望の3Pを決めた後は相手ボールをスティールして#3蒲谷の速攻へ繋げ、2分間で7-0とアッという間に大差をつけた。富山とすれば20分前のゲームで大差をつけたことで気が緩んだのだろう。
更に終了待間際#3蒲谷がドリブルで持ち込みブザービーターを決め11-4として前半を終了した。#3蒲谷のシュートはリプレイを見ると完全に3Pなのだが、2Pとして記録されている。何故??
後半立ち上がり、ナイスプレーが飛び出した。いつもはボールを貰ってからドリブルで仕掛ける#2バーンズがケンジのドリブルに合わせバックドアー・プレー(ボールを持たせまいと強くボール側にディフェンスする相手の逆を突いてゴール下へ走り込むプレー)で簡単に得点した。ビーコル全体、特にキングは3Pが得意だが、絶対に勝たなくてはいけない状況で、なおかつ疲れているこの状況では「確率の高いゴールに近いところでのシュート」をする方が賢明。ちなみにこのゲームでの3Pは1/6です(汗)。
その後富山はディフェンスを強め猛反撃に出て、残り1分26秒16-14まで追い上げられます。何度も危ない場面がありましたが、富山は疲れていてシュートが確実ではありません。残り8秒で富山の日本人スター・城宝がトップから3Pを撃ちますが、脚を広げ、明らかにファールを取りにいったプレーです。しかしマークしている#10パプ・ムールは余裕を持って避けます。バランスを崩した結果ボールはリングに届かず、一番背の低いケンジがそのボールをキャッチ。そこに富山は当然ファールゲーム。
しかしケンジはこの日FTは2/2と好調。
残り5秒、もしFTが入らなければ3P1本で同点にされる。緊張する大事な場面です。しかしケンジは百戦練磨。2本ともキッチリ決め19-14で逃げ切り、有明行きを決めました!!

昨年もやって来た有明。しかし#3蒲谷とケンジには嫌な思い出があります。カンファレンス・ファイナルの浜松戦。残り5分まで勝っていたものの、二人のケアレスミスで負けてしまったのです。ほぼ勝っていたゲームです。
この悔しさこそが二人のモチベーションの高さの要因です。今年はミスをしない。絶対に勝つ!!

◆5月18日 カンファレンス・ファイナル vs 新潟アルビレックスBB @有明コロシアム

 

新潟とは今シーズン4ゲーム対戦し、お互いに手の内が判っている上、スカウティングが上手く、さらにディフェンスの良いチーム同士の戦いとなっては、一般の人にはつまらないゲームに映るはずです。というのは「お互いの良いとこ消し」になるからです。
「良いとこ消し」とは、3Pシュートが上手い選手には外までピッタリとついたり、逆にドリブルの上手い選手には離し気味に守ったり、相手の得意プレーをさせないことです。だから簡単に得点は取れないはず。
さらに新潟にはこれまで1勝3敗と分がよくありません。特に身長が高く、リバウンドを得意としているのでほとんど取られ、それが敗因になっています。リバウンドが課題です。
#10パプと#22ショーン・マロイのセンター陣だけに任せる訳にはいきません。ガードもボックスアウト(身体を張ってオフェンスをリバウンドに飛び込ませないこと)しなくてはやられてしまいます。
このゲームの合言葉は「リバウンド!」
お互いにディフェンスの強いチーム同士のためファールが嵩んでしまいます。ビーコルは頼みの#10パプと#22マロイのビッグマン達にファールが多い。それでもこの二人はプットバック(オフェンス・リバウンドしてシュート)を何本も決めてハートの強さを出している。前半終了間際に#2バーンズが3Pを決め29-29と同点にして前半を終えました。このプレーについては後で説明します。
第3Q最後も残り2秒で#2バーンズがストップ・ジャンパーを決め43-40と一歩リードした。そして第4Qのオフィシャル・タイムアウト明けにパプがプットバックを決め50-47と差を開いたように見えたが、マーリーの3P等で追いつかれ、残り5秒、52-52の場面でキングが見事なブザービーターを決め、54-52で勝利し、ファイナル進出を決めた。

◆5月19日 bjファイナル vs ライジング福岡 @有明コロシアム

 

いよいよ決勝の舞台へやって来た!!!
福岡とは3月末に横須賀で対戦し2連敗している嫌な相手。大型センターや動きの速いフォワードがいてやりにくい相手なことは確か。
しかしここで爆発したのがキャプテン蒲谷。「こういうゲームは立ち上がりが大事」ということで積極的に仕掛けたが、1発目のシュートは外している。奇妙なことに日本人として最高得点39点を記録した4月27日の埼玉戦も1発目は落としている(笑)
1発目は落としたものの、この日はよく撃っている。その後のストップ・ジャンパー+2発の3Pを決め、さらにストップ・ジャンパーのAND 1も決めて11点全て叩き込んだが、福岡も3P攻撃でお互いに一本も譲らない。その後はビーコルがインサイドをアタックするのに対し福岡は外からのシュートが多く点差が離れない。
その間、#3蒲谷は4本の3P全てと5本の2PFGを決め前半だけで22得点。
撃ったシュート全てが入ったと思うほど「神がかり的」成功率だった。しかし福岡も外からのシュートと長身アシュビーのインサイドを絡ませた上手い攻撃で40-44と4点リードされ前半を終えた。
後半に入ると#3蒲谷はドリブルでリングにアタックし始め、福岡のディフェンスは混乱し始める。更に#3蒲谷がFTを決め#2バーンズがペネトレイトし、再び#3蒲谷が5本目の3Pを決め57-54とした3分41秒、福岡はCTOを要求。ここまで#3蒲谷のシュートミスは2Pを2本だけ、3Pはノーミスでここまで30得点と大当たり。
となると福岡は#3蒲谷を止める作戦に出る。173cmでディフェンスの良い竹野から200cmで動きの良いベテラン・ペッパーズにマッチアップを換えたが、#3蒲谷はいきなりその前から3Pを決め60-54とした。ここら辺りから福岡の動きも止まり始め、徐々に点差が離れて行き68-60でいよいよ最終Qへ。
立ち上がりはバーンズのファールでアシュビーにFT2本を決められたが、すぐに#2バーンズが3Pでand 1をもらって4点プレーを決める。さらに#1トーマスが不調だった3Pをやっと決め75-64と離したとき、9,700人を超す有明コロシアムのボルテージが最高潮に達した。
福岡のマークが#3蒲谷に集中しているとみるとBig3の相棒#2バーンズが攻めだした。得意の3Pを封印しドリブルでリングへアタック。しかし、止まったり、フェイントを掛けたり、ピヴォットしたり、フェードアウェーしたり、パスしたり変幻自在の上手さ、これがキングの真骨頂です。ディフェンスはつき切れずファールが嵩みます。
優勝まで1分36秒を残したところで90-78。後は時間が経過するのを待つだけ。
福岡の外国人たちがイラついているのが、コートサイドから見て取れます。
その後福岡がファールゲーム(意識的にファールして相手にFTをさせ、落とすのを期待するギャンブル要素の高いプレー)に出るが、#1トーマス、#2バーンズ、#3蒲谷、#13山田の4人がFTを10本中8本決め逃げ切り、101-90で初優勝しました!!!

優勝を祝して打ち出された銀テープが天井から舞い降りてくる中に立っていることなんて、まず味わえないことです。#3蒲谷が男泣きし、廣田代表が抱きついてきて、#15堀田は握手してきた。選手もスタッフも、後ろではベストパフォーマー賞を受賞した日本で一番かわいく素敵なB-ROSEが、ずーっと応援してきてくれたブースターさんが、みんな泣いている。こんな素敵な泣き顔は今まで見たことがない!
その感激はこのハマスポ.comでもかなり紙面を割いて掲載されていますので、そちらでも味わって下さい。

横浜ビー・コルセアーズ bjリーグ参入2年目で初優勝(ハマスポニュース)
横浜ビー・コルセアーズ bjリーグ初優勝【写真で綴るセレモニー風景】(ハマスポニュース)

レギュラーシーズン終盤の千葉ジェッツ・ゲーム②から助走をつけ、カンファレンス・ファイナルからビーコルは格段に伸びてきたと思います。それは高い意識からくる集中力と猛練習の賜物だと思います。
プレッシャーが掛かるため大事なゲームで自分たちが練習してきたことを表現することはなかなかできません。それができたのはbjリーグで一番練習してきたビーコルだからです。

ヒサこと#73久山はイケメン3Pシューターとしてデビューしましたが、今シーズン終盤ではその3Pも中々撃てずディフェンス要員になっていました。
決勝の福岡戦第1Q2分頃、リードしては追いつかれるという嫌な展開で、右コーナー3Pラインの外でボールを受けたヒサ、3Pを撃つ真似をして、ディフェンスを飛ばし、ワンドリブルで確実な2Pシュートに切り替え、見事決めた。今まではそのまま3Pを撃つか、突っ込むしかパターンがなく、このプレーは今まで見たことが無かった。進歩したんだなーと感じました。黙々と練習していた成果が出たのでしょう。

パプはゴール下の小さな大魔神になった。リバウンドが重視された新潟戦、彼は5個のオフェンス・リバウンドをもぎ取っている。たった200cmの身長でこの数字は立派!! ディフェンス・リバウンドは4本で少ないように見えるが、新潟の大きな大魔神ホルムを身体で止め、味方にリバウンドを獲らせる作戦だったから。
印象に残るのは富山ゲーム①。徐々に引き離していき78-69となった2分57秒、トップからペネトレイトしてきた城宝のレイアップをパプが綺麗にブロックし、そのボールをバーンズが掴み速攻へ持ち込み、#1トーマスが悠々とレイアップで決め80-69として富山のCTOを引き出しました。これが勝負の分かれ目であり、ビーコルらしいディフェンスからの得点で場内が最高に盛り上がったシーンでした。

ケンジ⇔バーンズのコンビプレーも見逃してはならないでしょう。
新潟戦第2Q、26-29と3点ビハインドの終了間際、トップでボールを持った#2バーンズがマロイとのピック&ロールをドリブルで仕掛けると新潟は待ってましたとばかりFTラインあたりで3人で止めに来た。これまでの#2バーンズだったら無理に抜こうとして潰されていたと思いますが、マロイを飛ばして左コーナー付近のケンジへパス。ケンジはその場で3Pを撃てたはずだが、ドリブルで一人かわし、トップに戻ったバーンズへジャストミートのパスを返した。このプレーも今まで見られなかったプレーです。ケンジはPGらしい判断で最善のシューターへアシストパスを送り、ノーマークでボールを受けたバーンズは良いリズムでシュートできた、というわけです。バーンズも進化しました。

東京アパッチ時代は研究生だったキムこと#7木村実、真面目でディフェンスの名手と思われているが、実は良いところで3Pやペネトレイトを決めたりしています。#3蒲谷、#2バーンズ、#1トーマスと揃うと、相手はどうしてもディフェンスをこの3人に絞ってくるので彼へのマークは緩くなります。
福岡戦第3Q、逆転し57-54とリードしたもののそれ以上広がらず嫌な展開の2分02秒、右コーナーで待っているキムへボールが廻ってきた。3Pを撃つか、と思われたがポンプ・フェイク(ボールを挙げてシュートの振りをする)でディフェンスを飛ばしたあと、ドリブルでリングへ向かう。誰もカバーに来れないほど見事なドリブルイン。ブロックに来られてもファールを取れるようにと左手も添えていた。上手くなったなーと感心したシュートでした。

絶対に取り上げなくてはいけないプレーといえば、そう、カンファレンス・ファイナルの#2バーンズの決勝ブザービーターでしょう。

試合時間残り23秒、52-52の同点でビーコルCTO。ビーコルは当然#2バーンズが仕掛けるはず。当然それは新潟も判っているため、残り5秒で#2バーンズがドリブルで仕掛けた時、池田がファールで止めました。お互いにCTOは残ってなく、新潟はチームファールが5個に達していないためそのままスローインです、もしCTOがあれば新潟はしっかりと対策を練ったでしょうが、それができなかったため、ビーコルに有利になりました。
ケンジがスローインしようとしますが、ボールを渡したいバーンズには佐藤公威がピッタリとマークしてパスできない。それを見た#3蒲谷が逆の45度からボールを取りに行ってどうにかスローイン成功。
それを見て#2バーンズが#3蒲谷へ向かって行った。#3蒲谷は「バーンズが凄い形相で向かってきたので、思わずパスしちゃいましたよ(笑)」と言ったようにボールをハンドオフし、さらにマークしていた佐藤公威をそのままブロック。
トップ付近でボールを持った#2バーンズはそのまま右側へドリブルで進むと201cmのウェブと212cmのホルムがマークに来る。194cmのバーンズはさらにベースライン方向へドリブルし、身体が流れながらジャンパーを撃つと、手を伸ばす二人の巨人の指先の上をボールが行く!
バックボードの右端をかすったボールは方角を変えてリングに吸い込まれていった。
そこで場内にブザーが響いた。
カウント! 勝った!!
二度と撃てない芸術的なシュートだ。当人はボードを狙った、と記者会見で喋ったらしいが、ある選手に聞いたところ「狙ってなかったと言ってた」とか(笑)。
ダイレクトに狙ったものの、身体が右に流れた分ボールが右に行ってボードに当たったと思われます。

そしてファイナルでの#3蒲谷の集中力、神がかり的シュート、これがキャプテンです。
チームで一番長いプレータイムで最高得点。3Pは5/5、2Pも7/11、FTが6/8で計35点。

そしてゲームに出なくても「数字に残らなくてもチームに貢献している」選手がいます。年長の#33青木と堀田です。精神的にチームを引っ張るだけじゃなく、スカウトチームの中心として次回対戦するチームや選手のプレースタイルを真似て練習台になりました。
今回活躍できなかった#32前田陽介と#37河野誠司は嬉しい反面、悔しい思いをしたはずです。その悔しさは、#3蒲谷や#13山田同様、来シーズンに晴らしてほしいと思います。

 

今回の優勝はコーチ・ゲーリーの力が半分以上じゃないでしょうか?
しかしそれだけでは勝てません、彼を支えるアシスタント・コーチをはじめとするスタッフの熱意と努力。後半になっても衰えない体力作りをし、怪我をしてもプレーできる治療、リハビリを行ったトレーナーチーム。
ベストパフォーマー賞を受賞したB-ROSEたち。
日本一優しくて熱いブースターさんたち。
目に見えないところでバックアップをしてくれた林市長と横浜市。
ホームゲームに毎週のように来てくれたビーコル・メディアの方々。
全ての人の力が合わさって優勝できたと思います。

皆さん、ありがとうございました。

あんどうたかお プロフィール

1946年生まれ。

月刊専門誌「バスケットボール・イラストレイテッド」の編集長を経て、バスケットボール用品のデザイナーとして活躍。特にキャラクター「あんたかベイビー」のTシャツは一世を風靡した。日本初のバスケット・ユニフォームデザイナーとしても活躍。当時強豪と言われる殆んどのチーム<実業団-大学-高校>に関して何らかのデザインを手掛けている。またスポーツ界では唯一のファッションのコラムを持っていた。

現在は自身のユニフォーム・ブランド「305」を立ち上た。

NBAに関しては「月刊バスケットボール・イラストレイテッド」編集者時代の1966年から連載を執筆。TV解説はNHK BS以前にも東京12チャンネルで1985年から行っており、日本最古のNBA解説者と言われている。

過去にはスポニチウェブサイトのNBAコラムを担当。月刊バスケットボール及び月刊バスケットボール・マガジン等に連載を持っていた。

横浜の中学・高校バスケの指導者、関係者とのつながりが深く横浜及び神奈川県のバスケ事情に精通している。

現在は横浜をホームとするBリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」の名誉広報として情報発信やプレス対応などチームの広報活動に力を注いでいる。

また(社)神奈川県バスケットボール協会広報顧問も務めている。

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