岡部 祐介選手 第23回夏季デフリンピック出場決定!!
2016年世界ろう者陸上競技選手権大会で銀メダルを獲得した「岡部祐介選手」が、今年7月にトルコで開催される「第23回夏季デフリンピック競技大会」へ出場する。
岡部選手は「2013年デフリンピックの4×400mリレーの時に6位入賞に終わってしまったので、今回のデフリンピックで必ずメダルを獲るように、頑張りたいと思います。
そして、日本代表選手として今回の大会で記録を残すことで、より多くの日本の皆さんにデフリンピックについて知っていただきたいと思っています。」
と、抱負を語っている。
また岡部選手は、「横浜市スポーツ医科学センター」で特定支援選手として、岡部選手へ専門的体力測定と測定結果による弱点強化のアドバイス、大会期間中や体力強化時の栄養摂取方法やトレーニング指導などを受けている。
同センターは、今後も岡部選手へのアドバイスを継続して実施し、メダルの獲得・自己ベスト更新に向け、サポートをしていく。
[大会名]
[日時]
2017年7月18日(火)開会式~7月30日(日)閉会式 【13日間】
[場所]
トルコ共和国・サムスン
[参加国]
73ケ国・地域(予定)
[夏季公式種目(21種目)]
陸上、バドミントン、バスケットボール、ビーチバレーボール、ボウリング、サイクリング、サッカー、ゴルフ、ハンドボール、柔道、空手、マウンテンバイク、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリング(フリースタイル)、レスリング(グレコローマン)
※アンダーラインは日本選手が参加予定の競技(11競技)
※岡部選手は、陸上 4×400mリレーに出場
■デフリンピック概要 [全日本ろうあ連盟スポーツ委員会より抜粋]
身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し、「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催された。
■デフリンピックの運営組織
国際ろう者スポーツ委員会
(International Committee of Sports for the Deaf)
※現在の加盟国は104カ国
■出場資格者
裸耳状態で、聴力損失が55デシベルを超えている聴覚障害者
※裸耳状態:音声の聞き取りを補助するために装用する補聴器や人工内耳の体外パーツ等(補聴器等)をはずした状態