神奈川スケートリンク感謝イベント〜63年間ありがとう〜
by :スポーツ情報センター せりざわ
公益財団法人横浜市体育協会が管理運営する神奈川スケートリンクは、昭和26年(1951年)2月に開設し63年が経過しました。
施設の老朽化も進んだことから、お客様の安全・安心を最優先に考慮し再整備を行うこととなりました。
その歴史に一旦幕を閉じ、新しく生まれ変わるスケートリンク。
今までご利用いただいた皆様に感謝の気持ちを込め、6月29日(日)に
「神奈川スケートリンク感謝イベント〜63年間ありがとう 新しいスケートリンクの未来にむけて〜」
としてイベントが開催されました。
午前はスピードスケーターやフィギアスケーターによるデモンストレーション、午後は、小学生以下のお子様の滑走料および貸靴料が無料!!!というイベントに、朝から大勢の方が並びました。
黒岩敏幸コーチ率いる日本大学スピードスケート部選手による滑走デモンストレーション。
迫力ある滑りとスピードに、観客から歓声が上がっていました。
また、アルベールビルオリンピック500m銀メダリストの黒岩コーチに質問ができるチャンスがありました。
「選手時代に彼女はいましたか。」
「競技に集中していたため、いませんでしたよ。」
「メダルを取ったらモテましたか。」
「その一時だけ少しモテました(笑)。ただ、今の羽生選手のように騒がれたりはしませんでした。」
など、黒岩監督は子ども達の質問に気さくに答えていました。
神奈川フィギアクラブ所属2013シーズンのメダリスト達によるメドレー形式のアイスショー「メダリストメドレー」は、
さすがメダリスト達!というような華麗な演技が披露されました。
神奈川スケートリンクを拠点に活動した佐々木彰生選手によるアイスショー「セレモニーオンアイス」は、
神奈川スケートリンクで育ち、スケートリンク建て替えのための閉鎖と共に現役を引退する事を決めた佐々木選手によるショー。
演技を終えた佐々木選手の目には涙が溢れていました。
グランドフィナーレは、フィギアスケーター達によるアイスショー。
「Let It Go〜ありのままで〜」の音楽にのせ、圧巻の演技でした。
演技終了後はスケーター全員でリンクをまわり、お客様に挨拶。
拍手が鳴り止みませんでした。
午後は小学生以下無料開放のイベントでした。
たくさんのお客様が来館し、スケートを楽しみました。
また会場では1日を通して、地元で活動するバンドによる生演奏もありました。
神奈川スケートリンク感謝イベント〜63年間ありがとう 新しいスケートリンクの未来にむけて〜というイベント名のとおり、平成27年(2015年)度冬に新しく生まれ変わる予定のスケートリンク。
みなさま、完成を楽しみにお待ちください。