第4回横浜国際女子マラソン
by :スポーツ情報センター:sekki、なかむら
11月18日(日)、第4回横浜国際女子マラソン(兼第14回世界陸上競技選手権大会代表選手選考会)が行われました。
昨年の第3回大会同様、銀杏が見ごろの山下公園前をスタートしたランナーは、本牧やみなとみらい地区などを通り、42.195kmのフィニッシュ・山下公園を目指しました。
スタート時の気温は16度、風速4mの北風が終始吹き続けたレースは、海外招待選手のリディア・チェロメイ選手(ケニア)が15km過ぎから独走態勢に入り、2時間23分07秒の大会新記録で優勝しました。日本人トップは那須川瑞穂選手(ユニバーサルエンターテインメント)が2時間26分42秒で2位になるも、世界陸上選手権(モスクワ)の代表となる2時間23分59秒には届きませんでした。
山下公園をスタート
神奈川県庁。熾烈な2位争い
2位以下を大きく離してマリノスタウン前を通過するリディア・チェロメイ選手
沿道ではみなとみらいの景色を見ながら選手に声援を送っていました
大会新記録で優勝したリディア・チェロメイ選手
日本人トップとなる2位でフィニッシュした那須川瑞穂選手
那須川 瑞穂 選手(ユニバーサルエンターテインメント)
目標は優勝でしたので喜べる結果ではないですが、(小出義雄)監督とも相談して「とにかく今回は日本人トップになるトレーニングをするからな」ということで、世界で戦うためのステップということで、その目標は達成できたかなと。
今日のレースに地元から両親、高校の恩師、友達などが応援に来てくださった。今年8月に地元のロードレースへゲストランナーで出たとき・・・(涙ぐんで)被災地で大変な思いをされた方とお話をし「私たちも走るという楽しみを見つけて前に進んでいるので、横浜(のレース)がんばってね」と元気をいただいたので、その思いがレース中によぎって(走る)力になれました。
(那須川選手は岩手県出身、岩手県立花巻南高校卒業)