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    イベントレポート

横浜のプロスポーツチームが横浜在住の被災者をホームゲームにご招待

by :スポーツ情報センター:なかむら


2月8日(水)に行われた林市長の記者会見で東日本大震災から1年を迎え、市民や区役所などで行われる防災訓練や被災者の皆さんを応援する様々な関連行事が発表されました。その中で横浜にある4つのプロスポーツチームが横浜市在住の被災者の方々を対象に3月11日前後のホームゲームにご招待することが発表され、各チームの代表の方々が復興支援に対する思いやチームとしての取り組み、新シーズンへの意気込みなどを語りました。

■横浜DeNAベイスターズ
招待試合:平成24年3月11日(日)横浜スタジアム13:00〜埼玉西武ライオンズ戦(オープン戦) 

池田社長
 中畑監督が被災地出身ということもあってシーズンオフに訪れて子ども達と接するなどの活動を行ってまいりました。今年は12球団合同の黙祷などがありますが、横浜の被災された方々をご招待して、新しくなった球団の熱さと若くて元気のある力強い姿を見ていただきたいと思っています。報道にあったとおり監督含めてインフルエンザで皆様にご心配をおかけいたしました。今は監督以下選手やスタッフも元気にキャンプを実施しております。監督は若くて元気のあるチームの姿がキャンプの1クール目から出ているのでこのチームはいいチームになると力強く言っていました。このままチームスローガンである“熱いぜ!”をそのまま体現できるようなキャンプを送って、3月11日や4月3日の横浜での開幕戦などでも熱くて若くて元気があって明るいチームの姿を皆さんに見せられるようにこれからもがんばっていきたいと思います。

■横浜F・マリノス
招待試合:平成24年3月17日(土)日産スタジアム14:00〜ベガルタ仙台戦(J1ホーム開幕戦)

中村取締役
 今まで経験のない大きな震災があったとき、横浜で活動しているプロ球団が個々に活動を行っていましたが、今回この4チームが揃って一緒にお手伝いをしていこうという機会を与えていただいて感謝しております。昨年は横須賀を含めて15会場で募金活動をしてまいりました。またサポーターと連携してサッカーゴールやタオルを集める活動をスタジアムや練習場で行い被災地へお届けしました。今年度は心のケアということで現地へ出向き子ども達とサッカーを通じて明日への活力を与えるようなそんなことができたらいいなと思っております。チームは昨年7年ぶりにいい成績だったんですが、これからさらにチームが強くなっていくために苦渋の決断をし、新体制のもとキャンプを行いマリノスらしい横浜らしい戦い方を確立するために新しいシーズンをスタートしております。引き続き皆様のご指導をいただきながらがんばって行きたいと思います。

■横浜FC
招待試合:平成24年3月11日(日)ニッパツ三ツ沢球技場16:00〜愛媛FC(J2ホーム開幕戦)

奥寺会長
 横浜FCでは3月11日の被災のあとすぐに炊き出しやサッカー教室など皆さんが元気になるように活動を行ってきました。こういった活動は来年再来年だけではなく長期的に考えていきたいなと思っております。今年の3月11日は我々の開幕試合です。その時は皆さんとともに黙祷をさせてもらい、来場されたサポーターに復興に対して啓発をし、もっともっと協力してもらうお願いをしていこうと思っています。クラブとしては関係団体や商店会の皆さんとこれから被災地に対して何が協力できるかということを考えていきたいと思っております。さて、横浜FCの昨シーズンは本当に不甲斐ない成績で我々も本当にショックを受けました。今シーズンはベテランというか経験豊富な選手を多く入れまして、より安定感のある波がないようなチーム作りと岸野監督の熱い気持ちで、なんとしても今シーズンはJ1復帰ということでがんばっています。チームとしてみんな同じ方向を向いて力を出していけばいい結果が出ると信じていますので、どうぞ皆さん今後期待していただければ幸いと思っております。

■横浜ビーコルセアーズ
招待試合:平成24年3月10日(土)横浜国際プール15:00〜京都ハンナリーズ(bjリーグ)

廣田代表
私どものチームは昨年の3月11日はまだチームが存在していませんでした。でもチーム編成をしているときだったので他のチームとともに義援金活動をしたり単独でも行わせていただきました。これは今後もリーグ・チームともに続けて行く動きになっております。チームが出来てからは色々なところで横浜市さんとも協働させていただいており今後も続けさせていただきたいと考えております。試合は3月9・10日で相手は京都ハンナリーズになります。横浜には約700世帯の方々がおられるということで、全員をご招待しぜひとも試合を見て元気になっていただきたいと思います。一番大事なことは寄り添う、そして共にそばにいるとチームは考えております。リーグ戦はようやく折り返しまできて順位はイースタンリーグ10チーム中5位という位置にいます。6位までがプレーオフに出場できます。あと22試合、横浜という看板をしょってるという重みをしっかりと受け止めながら必ずプレーオフ進出、そのあとのセミファイナル、ファイナルまで進むつもりでがんばっていきたと思います。先輩のプロ3チームの足を引っ張らないように、そして横浜市に恥をかかせないように精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします。


横浜市とプロ4チームが足並みをそろえ、被災者の方々へ元気を届けます。