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    イベントレポート

第一生命女子陸上競技部山下監督講演会

by :スポーツ情報課・吉山博之

平成23年9月7日、一般社団法人横浜みなとみらい21会員向けの講演会が開催されました。

※一般社団法人横浜みなとみらい21とは※
 みなとみらい21地区の街づくりに関わる多様な主体が一体となってエリアマネジメントを実践することにより、当地区の魅力を高め、質の高い都市環境の維持・向上を図り、活力ある国際文化都市・横浜の発展に寄与するために設立された一般社団法人です。

主な事業
○街づくり調整事業
 みなとみらい21地区の街づくりに関して、地区の特性を踏まえた今後の方向性を検討するとともに、都市環境の維持・向上を図るための様々な課題について具体的な対応策を企画・調整・実施します。
○環境対策事業
 みなとみらい21地区全体で、地球環境への負荷軽減に向けた多様な活動を通じて、地球環境に配慮した街づくりを推進します。
○文化・プロモーション事業
 みなとみらい地区の状況や地区内で行われている活動について、地区内外へ情報発信するとともに、文化振興、にぎわいの創出及びホスピタリティ向上等を通じて街の活性化と快適性の維持・向上を図る活動を展開します。

詳細はこちらのホームページをご覧ください。
http://www.minatomirai21.com/

今回の講師は、第一生命女子陸上競技部・山下佐知子監督。
先日開催された「世界陸上競技選手権大邱大会」女子マラソンに、尾崎好美選手(2011年第2回横浜国際女子マラソン優勝)と野尻あずさ選手(2011年ロンドンマラソン12位)の2人の代表選手を送りだした、理論派の指導者です。

講演会全景
講演会は大勢の方が集まり大盛況でした

講演会全景
参加者に気さくに声をかける山下監督

山下監督は、選手時代の1991年の世界陸上で銀メダルを獲得。日本人初のメダリストとなり、翌年のバルセロナオリンピックでも4位入賞を果たすなどといった輝かしい経歴をもっていますが、選手になるまでにはさまざまな経験をされていました。
鳥取県出身で地元鳥取大学卒業後、一度は教員となり、陸上競技部の顧問となるものの、選手としての陸上競技への思いを断ち切ることが出来ずに、退職。
実業団の京セラに入社し、マラソン選手としての頭角を現し、上記を含めた輝かしい記録を打ち立てたのです。
その後、1994年に第一生命に移籍、1996年より同女子陸上部監督として、尾崎好美選手や野尻あずさ選手など数多くの選手を輩出した指導手腕は注目を集めています。

山下監督01

質疑形式で行われた講演会、最初の話題は世界陸上について。
2大会連続のメダルを期待された尾崎好美選手でしたが、結果は18位と振るいませんでした。しかし、悔いのないレースをするための準備は一緒にしっかりとしてきた選手に対して、試合後は「お疲れ様」という気持ちを伝えたという山下監督。
今大会の特徴であったアフリカ勢の台頭について、山下監督は以前から予感しており、ついに目に見える形でこの日が来てしまったという思いだったといいます。
もともと優れていた身体能力に加え、レース眼までつけてきたアフリカ勢の実力を認識し、現実を見据えた上で、尾崎選手を含めた日本人選手は、前に進むための努力をしていかなければならないとおっしゃっていました。

山下監督02

監督として15年目を迎える山下監督が指導者として大切にしていることは、選手と正直にコミュニケーションをとること。特に話しづらいことほどしっかりコミュニケーションをとるように努力され、選手自身がもつ「夢」や「目標」に向かうことに対してのお手伝いをするというスタンスで選手と接しているそうです。
もちろん選手によってそれぞれの個性が異なるため、選手の自主努力に任せる場合もあれば、選手の自主性を引き出すために、あえて管理した指導を行う場合もあるといいます。
しかし、選手を育てるのは監督一人の仕事ではなく、コーチ・マネージャー・栄養士などスタッフを含めたチームとしての力。選手を育てるために、スタッフを育てる。そのために自分のスキルを上げるための努力をすること、そして何かあったときの責任を取るのが監督だといいきる山下監督からは、監督業に対する強い思いを感じました。

山下監督03 途中でストレッチも教えてくださりました

みなとみらい21地区を含めた横浜市内を疾走する「横浜国際女子マラソン大会」は、平成23年11月20日(日)に第3回大会が開催されます。
横浜国際女子マラソンのコースは、風の影響を受けなければ好記録も期待できるフラットで走りやすいコースだと言う山下監督。
2012年開催のロンドンオリンピックの代表選考会を兼ねるこのレースに、山下監督と尾崎選手は、早くも照準を合わせたトレーニングを開始しているとのことでした。
前回優勝した相性のいいこの大会で、尾崎選手が五輪代表の内定を獲得できるよう、山下監督の指導とみなとみらい21地区の街並みを駆け抜ける「第3回横浜国際女子マラソン大会」に注目です。

SHOES
山下監督の選手時代のシューズ(左)と
尾崎選手のシューズ medal
山下監督の選手時代、1991年世界陸上での
銀メダル

 
 
                           
 
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