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    イベントレポート

平成22年度ジュニア競技力向上事業「スポーツ医科学研修:バスケットボールセミナー」

by :S事業課

【元日本代表選手陸川氏と現日本代表女子トレーナー清水氏による外傷予防・パフォーマンスの向上のための実践講座が開催されました!!】

 平成23年2月11日(金・祝)、横浜市スポーツ医科学センターにおいて「外傷予防とパフォーマンスの向上を目指して」と題した指導者向けの講座が開催されました。
 この日は、朝から雪がちらつく寒い一日でしたが、会場には小中高の部活動の顧問の先生や地域指導者、PTAの方々17名と、実技指導のモデルとなってくれた樽町中学校19名の中学生が参加しました。

 講座は2部制に分かれ、前半は元日本代表キャプテンで、現在東海大学のバスケットボール監督の陸川章先生が講師として登場。
 陸川先生は、自分の現役時代のエピソードや、東海大学で予防プログラムをすることによって、外傷・障害が70〜80%減少したことを報告してくれました。
 その上で、外傷を起こさない予防トレーニングの必要性とバランス良い食事の大切なことを熱心に教えてくださいました。

 後半は、バスケットボール女子日本代表専任トレーナーであり、横浜市スポーツ医科学センターで理学療法士としても活躍される清水結先生による講演と実技指導。
 清水先生からは、バスケットボールでよく発症する前十字靱帯損傷、足関節捻挫などの予防対策として、ケガを起こしやすい不良動作の改善、十分な柔軟性の獲得や筋力強化の必要性や方法について、スライドを見ながらわかりやすく説明していただきました。
 講義の後は、体育館に移動して、正しい姿勢や柔軟性の向上方法、外傷予防のトレーニングやバスケットボールの正しい基本動作について、実際に中学生をモデルにして実技が行われました。

 参加した先生からは、現場ですぐに生かせる指導方法であり、非常に参考になったといった感想を多くいただきました。
 また、中学生たちにも、直接専門的な指導を受ける機会を今後作ってほしいなどの要望もあがりました。

 今後もこのようなセミナーをより普及していきたいと思います。