by ：横浜市スポーツ・レクリエーション人材養成講座担当

　横浜市では、「いつでも・どこでも・だれでも」スポーツができる環境を創っていくことを目標に、地域でのスポーツ活動やスポーツクラブの運営を自主的に進めていくことができる人材を養成する講座——「地域クラブ・アシスタントマネージャー養成講座」——を実施しています。

　この講座では、スポーツクラブの運営などで活用できる「人材発掘」「PR戦略」「財務管理」などといったマネジメントの基礎知識を身につけることができます。そして、「スポーツリーダー講習会」の検定に合格すると、財団法人日本体育協会が認定する「スポーツリーダー」資格を取得することができます。

　平成22年10月2日（土）に、他都市の先進的なクラブ運営を視察するために、講座受講生は静岡県掛川市まで出向き、NPO法人掛川市体育協会が運営する総合型地域スポーツクラブ「掛（かけ）スポ」を視察しました。

　※今回の視察の模様は｢Picasaウェブアルバム｣でご紹介しています。こちらをクリックしてご覧ください！

　このクラブは、同体育協会が行う自主事業として運営されています。
　コンセプトは「スポーツを通じた仲間・健康づくり——掛川・大家族構想——」。
　スポーツ活動に留まらず、地域通貨「掛マネー」や、農業「掛ファーム」、旅行業「掛ツアー」などの事業も展開。
　その内容は多種多様で、まさしく「地域に根ざした先進的なクラブ」となっています。

　受講生は横浜からバスで現地に向かい、クラブの拠点である「東遠カルチャーパーク総合体育館『さんりーな』」にて、同体育協会の桒原（くわはら）会長、松浦専務理事、板垣常務理事から、クラブ運営に関するノウハウや課題などを聞きました。

　皆さん熱心に聞き入り、質問も多く出されるなど、知識の向上が図られたご様子。大変充実した視察となったようです。

　この視察の結果は、必ずや地域のスポーツ振興やクラブ運営に役立つことでしょう！ 皆さま、おつかれさまでした！

　養成講座等の募集案内については、市の広報やハマスポどっとコムなどで行います。お問い合わせは、財団法人横浜市体育協会地域スポーツ支援課（電話：045-640-0015）までどうぞ。

　※写真転載は固くお断りいたします。