by ：スポーツ情報センター：sekki

　7月21日(水)、横浜市役所にて横浜市スポーツ栄誉賞(※)の授賞式が行われ、2010FIFAワールドカップ南アフリカの日本代表として出場した横浜F・マリノスの中澤佑二選手と中村俊輔選手が表彰を受けました。

　2010FIFAワールドカップ南アフリカの日本代表は、予選リーグを2勝1敗の2位で突破、決勝トーナメント1回戦ではパラグアイ代表にPK戦の末惜しくも敗れましたが、2002年以来、自国開催以外でははじめての決勝トーナメント進出・ベスト16という快挙を成し遂げました。その中で中澤選手は日本代表の守りの要として、また中村選手は出場機会こそ少なかったもののベテランとしてチームを牽引し、ベスト16進出へ大きく貢献しました。

　林文子・横浜市長から中澤選手と中村選手へ賞状が贈られました。

山口宏・横浜市体育協会会長からは記念楯が贈られました。

中澤選手へY.S.C.C.(横浜スポーツ＆カルチャークラブ)から、
中村選手へ横浜深園サッカークラブ(中村選手出身クラブ)からそれぞれ花束が贈られました。

林文子・横浜市長
　横浜F・マリノスの中澤選手・中村選手、本当におめでとうございます。お二人の今回のW杯の戦いぶりは私たち横浜市民に夢を与えてくれました。日本代表の誇りを胸に、いつも冷静で熱い闘志を胸に秘めた皆さんの戦いぶりに本当に深く感銘しました。ありがとうございました。横浜市は2022W杯開催都市として立候補しています。横浜市内で一生懸命今日も練習している子供たちにお二人は大きな夢を与えてくれました。どうぞこれからも横浜F・マリノスで大活躍をしていただいて子供たちの手本になっていただきたいと思います。今日は心をこめて横浜市民の代表として横浜市スポーツ栄誉賞を進呈させていただきました。本当におめでとうございました。そしてもう一度申し上げます。本当に勇気をありがとうございました！

　中澤佑二選手
　皆さんこんにちは。今日は外がすごく暑い中、私たちのために集まって下さいまして本当にありがとうございます。横浜市スポーツ栄誉賞をいただきまして本当に感謝しています。W杯では目標のベスト4には届かなかったのですが、精いっぱいやった結果、ベスト16に入ることができました。まあブラジルW杯までは長いのでどうなるか分かりませんが、今はとにかくマリノスで結果を残すことだけを考えていますので、W杯で盛り上がった熱をマリノスの方に送って下さればマリノスもいい成績を残すことができると思いますので、週末のガンバ大阪戦、皆さん応援に来て下さい。今日は本当にありがとうございました。

　中村俊輔選手
　今日は暑い中来ていただきましてありがとうございました。このような賞をいただいたのも、僕個人だけの力ではなくチームメイトやスタッフの力があってだと思います。これからも夢や感動を与えられるようなプレーを見せていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

※横浜市スポーツ栄誉賞
　国際大会などで優秀な成績を収めた市にゆかりのある選手を対象として表彰するもので、2008年の北京オリンピック、パラリンピックのメダリストを表彰するために創設し、横浜市長と横浜市体育協会会長の連名で表彰します。

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