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    イベントレポート

甲子園へ向け決意新たに〜慶應高校野球部が市長を表敬訪問 

by :スポーツ情報センター:yoko

 第81回選抜高校野球大会(3月21日から12日間。甲子園)に出場する慶應高校野球部が3月3日、横浜市役所を訪れ、中田宏横浜市長に甲子園での健闘を誓った。

 慶應は昨年春の選抜大会、夏の選手権大会に続き、3季連続の甲子園出場になる。県秋季大会から公式戦無敗の12連勝で選抜出場を決めた慶應。エースの白村明弘投手を中心に、自慢の機動力を生かした打線で春の甲子園での活躍が期待される。

慶應高校野球部ナインが中田宏横浜市長を表敬訪問した

 神奈川県高校野球連盟の大澤一仁会長、名塚徹理事長と共に市役所を訪れた慶応ナイン。チーム内のトライアウトを経て甲子園ベンチ入りメンバーに決定した18人の選手と、記録員の杉林秀輝さんは制服に身を包み、少し緊張した表情。大野義夫校長、野球部の七條義夫部長、上田誠監督と共に中田市長と対面した。

中田市長(左)が大野義夫校長(右)を激励【左】 県高野連・大澤会長(中央)が「12連勝の記録を伸ばしてください」と期待を寄せた【右】

 上田監督は選手一人一人を紹介。高校野球の聖地・甲子園が近づき、それぞれの瞳は力強く輝いている。慶應は優勝候補として期待が掛かっている。しかし昨春の選抜で初戦敗退した教訓を胸に、選手は謙虚に初戦突破を目標に大舞台に備えている。

 中田市長は、「皆さんは経験が蓄積されたチームです。諸先輩方の経験があってこそ、今の力があるのだと思います。ぜひ連勝記録を伸ばしていただきたい。体調管理を十分に、本番に臨んでください」と温かいエールを送った。

 激励を受けた慶應ナインを代表して植田忠尚主将は、「横浜開港150周年の記念すべき年に選抜出場を果たしました。先輩方の雪辱を胸に頑張ります」と力強く宣言した。

「マネージャーの杉林君を中心に応援します」と選手を思いやる中田市長【左】 引き締まった表情の上田誠監督(左)と植田忠尚主将(右)【右】

 いよいよ3月13日、選抜大会の組み合わせ抽選会が行われ、慶應の対戦校が決定する。早稲田実(東京)の出場もあり、選抜史上初の早慶戦の実現なるか注目が集まる。高校野球の激戦地・神奈川の代表として、そして横浜市の記念すべき年に、慶應ナインはきっと旋風を起こしてくれるだろう。

凱旋報告を期待したい!固く握手する(左から)植田主将、中田市長、上田監督

※写真の転載は固くお断りします