by ：福与あやか

１月２４日土曜日、横浜スタジアムで『神奈川県タグラグビーフェスティバル支部交流大会・第１９回神奈川県タグラグビー大会』が行われました。

当初この大会は、トーナメント方式で順位を決める大会でしたが、参加希望チーム多数のため、順位を決めない、１チームが３試合できる交流会となりました。

先日行われた全国大会南関東ブロック大会において、僅かな差で釜利谷ブレイブエイトに全国大会本大会の出場権を奪われた汐入ベストフレンズの子供たちは、「釜利谷ブレイブエイトも出場するこの大会で優勝し、自分たちの本当の力を証明しよう！」と張り切っていましたが、あてがはずれ、少しガッカリした様子でした。しかし、何はともかく試合ができる喜び、特に横浜スタジアムという大きな施設で試合ができる喜び、そして、順位を争う大会では味わえない他チームとの交流に、最後は満足していた様子でした。

神奈川県タグラグビー大会は、ラグビー経験のない指導者（先生）でも指導しやすい、普及を目的とした『神奈川県ルール』を採用しているため、今回も、ラグビースクール以外の小学校単位のチーム参加が非常に多く見受けられました。

そのように、タグラグビーが小学校単位で普及していくことは、ラグビーの普及という目的以前に、児童の体力低下、また仲間意識が欠落している時代にとって、とてもいいことだと感じられました。

当日は、今にも雪が降りそうな寒空の中、一生懸命プレーするスクール体操着の子供たちの姿が特に印象的でした。