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    イベントレポート

「ベースボール・クリスマス2008in横浜」が開催されます!

by :スポーツ情報センター記者

 「ベースボール・クリスマス2008in横浜」が12月21日(日)11時〜17時(予定)、パシフィコ横浜展示ホールBで開催されます。日本プロ野球選手会主催のファンコニュニケーションイベントで、プロ野球12球団の現役選手約35人が参加します。

 昨年は中越沖地震の被災地となった新潟県柏崎市一帯を会場に同イベントが開催され、1万2千人以上の来場者が集まりました。そして今回来年開港150周年を迎える横浜を舞台に、1日限りの巨大なボールパークが現れます。

来年開港150周年を迎える横浜市で、「ベースボール・クリスマス2008in横浜」が開催されます!

 イベントに先立ち12月9日、プロ野球選手会を代表して三浦大輔投手(横浜ベイスターズ)、田中浩康内野手(東京ヤクルトスワローズ)が中田宏横浜市長を表敬訪問しました。中田市長は、「子どもの時にプロ野球選手とキャッチボールをすることは、自分のお父さんとするキャッチボールとは違う味わいがありますよね。野球の経験がなくても、たくさんの人たちに来てほしいです」と呼び掛けました。

 イベントのテーマのひとつは、キャッチボールです。選手会が開発したキャッチボール専用球「ゆうボール」は、弾力があり安全性が高く、グローブがなくてもできるので、キャッチボールをしたことがない人でも安心して参加できます。当日は巨大キャッチボールパークで選手のアドバイスを受けながら、ゆうボールでキャッチボールを楽しむことができます。

 中田市長は三浦投手、田中内野手と談笑しながら、実際にゆうボールでキャッチボールを体験しました。今オフ横浜からフリーエージェント(FA)宣言した三浦投手は、11月30日正式に横浜残留を発表しました。「ベイスターズファンには少し早いクリスマスプレゼントですね。優勝できるチームで野球をすることを番長(三浦投手の愛称)は目指しているので、来年のベイスターズに期待したいです」と中田市長からエールを送られると、三浦投手は嬉しそうに笑顔を見せました。

会談中に笑顔を見せる田中内野手(手前)三浦投手(奥)(左) 三浦投手(左端)と中田市長(右端)のキャッチボール(右)

 表敬訪問の後、三浦投手と田中内野手は「ベースボール・クリスマス2008in横浜」に込めたそれぞれの思いを語りました。

【三浦投手の話】

 横浜市全体に協力していただいて、本当にありがたく思っています。野球を教えるだけでなく、人と人とのつながりのきっかけになればいいですね。例えばキャッチボールで取りづらいボールがきたら、相手に対して取りやすいボールを投げてあげる。そんな思いやりをもってほしい。

 プロ野球選手とふれあうことで、たった1回の出会いでもその人が頑張っている姿をテレビで見た時に、自分自身につらいことがあっても乗り越えていける力になればと思います。

【田中内野手の話】

 中田市長は野球に対してすごい情熱を持っている方だと思いました。横浜市の協力を得て、このイベントを成功させたいですね。キャッチボールはどんな所でもできること、そして人と人とのコミュニケーションをはかることができるという深い力を伝えていきたい。子どもたちが野球を楽しんで続けられるようにサポートしていきたいです。

ベースボール・クリスマスへの思いを語る三浦投手(左)と田中内野手(右)

 「ベースボール・クリスマス2008in横浜」は、選手のトークイベントや食や環境について考えるプログラムなど、魅力満載です(入場無料・会場内一部有料イベントあり)。会場で憧れのプロ野球選手の素顔にふれ、野球というスポーツの素晴らしさを体感しましょう。

ベースボール・クリスマス最新情報はプロ野球選手会ホームページへ http://jpbpa.net/

※写真の転載は固くお断りします