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    イベントレポート

横浜開港150周年へ向けてキックオフ! 〜 「DO-RA-MA  YOKOHAMA 150」が始動

by :千葉 陽子

 2009年、横浜はいよいよ開港150周年を迎える。記念すべき年に向けて今、さまざまな準備が進められているところだ。そのひとつ、「DO-RA-MA YOKOHAMA 150(ドラマヨコハマイチゴーマル)キックオフイベントが11月14日、中区の関内ホールで開催された。

ついに「DO-RA-MA YOKOHAMA 150」がお披露目になった

 「DO-RA-MA YOKOHAMA 150」とは、公募で選出した横浜市民による、ダンスや歌を盛り込んだドラマ公演のこと。プロジェクトが具体的に動き始めたのは昨年の4月。最初に募集した市民クルーと呼ばれるスタッフが「私のヨコハマ」をテーマに、ドラマの脚本のアイデアを作り出すところから始まった。

 そして今年の8月、実際に出演するパフォーマンスクルーのメンバーがオーディションで決定した。応募総数約500人から選ばれた387人が、子どもチームと大人チームに分かれ、市内8地域で9月からレッスンを始めた。いよいよお披露目の場となるキックオフイベントの日がやってきた。

オープニングで、ゴスペルグループ THE SOULMATICSが「横浜開港の歌」を披露!


     

皆さんは歌えますか?「横浜市歌」をみんなで斉唱

「DO-RA-MA YOKOHAMA 150」を歌の作曲などでサポートする、谷川賢作さんのピアノ演奏(左) インタビューを受けるパフォーマンスクルー(右)

 エンディングで素晴らしいダンスを披露して観客を魅了したプロモーションチームの16人は、今後「DO-RA-MA YOKOHAMA150」の活動をPRする役割を担っている。メンバーは学生、社会人、主婦など、さまざまな立場の人たちで構成されている。それぞれが忙しい日常生活を送る中、週に1〜2回のレッスンで懸命に練習を重ねてきた。ステージを終えたメンバーは、感極まって涙で抱き合った。

 

いよいよプロモーションチームがパフォーマンスを披露!本格的なダンスに、来年の本番が楽しみ!

 プロモーションチームのリーダー、天本みわさんは、「今日はこれから一丸となるための、大切な一歩でした。とにかく仲良くなることをモットーに頑張ってきたので、それは叶ったと思います」と感無量の様子。また素顔はアクアビクスインストラクターの池田泰子さんは、「仕事では絶対に出会えない人たちとふれあうことができて、参加して良かったと心から思います」と目に涙を浮かべた。

 メンバーの中で男性は二人だけ。大学1年生の今村新さんは、「将来はエンターテイナーを目指します」と力を込めた。そしてキックオフイベントの司会という大役も務めた菅沼雄三さんは、「今は定年退職した身ですが、芝居をやりたかった若き日の夢を追い、一念発起でオーディションに応募しました」という努力家だ。年齢も職業も異なる仲間が集い、同じ目標に向かってさらに絆が深まる夜となった。

初ステージを終えて…左から今村さん、池田さん、菅沼さん(左) 高校生4人組も頑張りました!(右)

 「DO-RA-MA YOKOHAMA 150」に携わる一人一人の熱い思いが、確かな形になりつつある。キックオフイベントのステージで輝いた笑顔が、もっともっと花開く本番の時が今から楽しみだ。

 「DO-RA-MA YOKOHAMA 150」の公演は、2009年5月〜7月にかけて、横浜市内8会場で行われる。そして本番のファナル・メガ・パフォーマンス「最終巨大歌舞演技合体横浜スペシャル」は2009年8月29日〜30日、横浜文化体育館で開催される。

詳しくはDO-RA-MA YOKOHAMA 150のWeb http://www.dorama-y150.jp へ。

※写真の転載は固くお断りします