2008年ゴールデンウィークの思い出① 〜 歩こうよ、私たちの街ヨコハマを!
by :スポーツ情報センター記者
ゴールデンウィークも終盤に入った5月5日、横浜をウォーキングで満喫する「ヨコハマ・ワールド・ウォーク2008」(横浜市体育協会主催)が開催されました。観光スポットとして人気が高い、みなとみらい地区を中心に、スタートで配布されるマップを頼りにゴールを目指します。コースは各自で自由に設定できるので、行きたい場所を訪ねることができます。途中に設けられた9ヵ所のチェックポイントでスタンプを集めるのも、楽しみのひとつです。
参加者の皆さまに混ざって、私もワールド・ウォークに参加してきました!
スタート地点はみなとみらい線の「みなとみらい駅」、または「日本大通り駅」のどちらかを選択します。出発開始時間の10時、みなとみらい駅には既に大勢の参加者たちが集まっていました。受け付けを済ませた後、家族や友達同士など、それぞれのパートナーと念入りにコースのプランを練っている方々に、インタビューさせていただきました。
「どこを回ろうかなあ」 コースを決めるのも楽しいひとときです
夫婦で参加した旭区在住のお二人は…
参加を決めたのは、旦那さまの方だそうです。「みなとみらいは新しい街なので、若い人に人気があるのはもちろんですが、年齢に関係なく魅力があるところなので参加してみようと思いました」と話しました。一方奥さまは、「普段参加するウォークラリーはただ歩くだけなので、今日は歴史博物館や人形の家など、施設に直接入って楽しんでみたいです」と嬉しそうでした。久しぶりに夫婦そろってのウォーキングが、素敵な思い出となりますように!
とっても仲良し、素敵なご夫婦でした
ワールド・ウォークは事前申込制ですが、当日参加も大歓迎です。当日参加の列に並んでいた、大学生とおぼしき2人連れの女性は…
4月に来日したばかりという、韓国からの交換留学生でした。横浜に遊びに来たところ、ちょうどワールド・ウォークを発見したそうです。「横浜は初めてですが、みなとみらいの街並みを見た瞬間、本当にきれいで気持ち良かったです」と横浜を気に入ってくれたようで、私も嬉しくなりました!行ってみたい場所は、「赤レンガ倉庫や山下公園。それと中華街で美味しいものを食べたいです」とのこと。ワクワクした様子のお二人はどんなランチを楽しんだのでしょうか。
時折薄日が差し込む心地よい気候の中で、私もチェックポイントを回ってみることに。爽やかな海風が吹く大さん橋のチェックポイントから、赤レンガ倉庫を経由してJICA横浜へ。そこでマップを手にした愛らしい姉妹を発見!お父さん、お母さんとスタンプを押してもらって嬉しそうです。「スポーツパークでチアガールと一緒に踊って楽しかった!」と瞳を輝かせて話してくれた5歳のお姉さん。その言葉が気になり、「新高島駅」近くの横浜みなとみらいスポーツパークに向かいました。
スタンプを押してもらって嬉しそうな子どもたち。ゴールまでに何個集まるかな?
スポーツパークに到着すると、子どもたちで大にぎわいでした。なぜなら…子どもたちの人気者が夢の共演を果たしたのです!そうそうたる顔ぶれを紹介しましょう。わが「ハマスポどっとコム」のイメージキャラクター・キャプテンわん、横浜開港150周年記念事業マスコットキャラクター・たねまる、そしてスポーツ界からは横浜ベイスターズのマスコットであるホッシー、ホッシーナ、ホッシーゾの3人と、横浜F・マリノスのマリノスケがやって来てくれました。
みんな、子どもたちに素敵な思い出を作ってもらうために大活躍でした。誰でも気軽に運動することができる「はまちゃん体操」のデモンストレーションでは、キャプテンわんが子どもたちと一緒に楽しく体を動かしました。ホッシーたちは横浜ベイスターズ専属チアチーム“diana”と共に、子どもたちにダンスパフォーマンスを指導します。マリノスケは「サッカー検定コーナー」のドリブル競争やシュートスピード測定を盛り上げました。キャプテンわんと記念撮影をした6歳の女の子は、「ぎゅうっと抱きしめてくれて、とってもかわいかった!」と元気いっぱいに話してくれました。
豪華な顔ぶれがスポーツパークに集結しました!
子どもたちの笑顔に幸せ気分をおすそわけしてもらい、スポーツパークを後にしました。次に向かうのは、いよいよゴールの「馬車道駅」です。16時の到着時間を目指して、続々と参加者たちが戻ってきました。最後に待っているお楽しみは…チェックポイントで集めたスタンプでプレゼントがもらえるのです。参加者の皆さまにとってどんな一日だったのか、再びインタビューしました!
社会人バスケットボールサークルのメンバー5人は…
練習場所のスポーツセンターで、ワールド・ウォークのお知らせを発見して参加したそうです。横浜を初めて訪れたというメンバーの1人は、「赤レンガ倉庫がおしゃれでしたね。横浜の街はきれいで、いい思い出になりました」と笑顔でした。中華街の肉まんを堪能したという仲良し5人組。仲間の絆も深まり、試合でも効果てきめんでしょう!
そして神奈川区在住の3人家族は…
「地元なので地理や時間配分も分かっているつもりだったのですが、実際歩いてみたら休憩は取らなければならないし、けっこう時間がかかりました。でも子どもが頑張ってくれたので、歩きぬくことができました」と、お母さんは温かい眼差しで小学2年生の息子さんを見つめていました。「あらためて横浜にぐっと親しみがわきました。横浜は良いところですね!」と締めくくってくれました。
ゴールの馬車道駅。皆さまお疲れさまでした!
皆さまのお話のとおり、ハマッ子は身近な場所の魅力を再発見し、横浜を知らなかった方にとっては、関心を持っていただく絶好の機会となったようです。また日頃運動不足のお父さんたちは、子どもたちに引っ張られながら頑張って歩きました!ゴールデンウィークの思い出の1ページは、家族全員の笑顔でいっぱいになったことでしょう。
来年もたくさんの方々に参加していただきたいなあと願いつつ、帰路につきました。
みんな、キャプテンわんのこと覚えてくれたかな?また会おうね!