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    イベントレポート

「FIVB ワールドグランプリ 2008」決勝ラウンド 柳本晶一全日本女子バレーボールチーム監督が中田市長を表敬訪問

by :スポーツ情報センター記者

 女子バレーボールの国際大会である「FIVAワールドグランプリ2008」決勝ラウンドが、7月9日(水)〜13日(日)、横浜アリーナで開催されます。横浜で初めて行われるワールドグランプリに、市民の期待が高まります。

 ワールドグランプリは国際バレーボール連盟(FIVA)がアジアのバレーボール発展を目的に、世界の強豪12チームを揃え、アジア地区を中心に開催する国際大会で、今年で16回目を迎えます。予選ラウンドは、3週間に渡り4チームごとに3グループに分かれ、各チーム合計9試合を戦います。横浜アリーナで行われる決勝ラウンドは、予選ラウンドの上位5チームと開催国(日本)を加えた6チームで優勝を争います。8月の北京オリンピックの前哨戦といえる大会で、世界中から注目を集めそうです。

 大会に先立ち、1月28日(月)、日本バレーボール協会の立木正夫会長、山岸紀朗専務理事、全日本女子バレーボール柳本晶一監督など大会関係者が、中田宏横浜市長を表敬訪問しました。全日本女子は北京オリンピック出場権を賭けた最終予選が5月に控えています。中田市長は「横浜市民はじめ、国民全員が女子バレーボールのオリンピック出場を念願しており、それが叶っての前哨戦になることを祈っています。横浜から北京へ向けていいロードができるように、全力を挙げてサポートさせて頂きます」と話しました。会談では立木会長から中田市長に選手のサインが入った公式球が贈られ、熱いバレーボール談義が繰り広げられました。

   

[写真・左] 左から柳本晶一監督、立木正夫会長、中田宏横浜市長   [写真・右] サインボールの贈呈

 柳本監督は記者会見で、ワールドグランプリ、オリンピックに向けた思いを語りました。

—— これからの戦いについて

 「前回のアテネオリンピックの年のワールドグランプリの戦い方を考えると、こんな事をやっておけばよかった、と思うことがあります。今回は慎重に、オリンピックのメリットになるような大会にしなければなりません。そのためにはオリンピックの切符を取ることが、大会を盛り上げる絶対条件です。メンバーは2007年ワールドカップ出場メンバー12名の中から、動かすことができるのは3名しか許されていません。昨年の課題を克服しながら補強を考えています」

—— 横浜で初めてのワールドグランプリの開催です。横浜のバレーボールファンにメッセージを

 「私はアスリートの時に、何回か横浜でプレーさせて頂く機会がありました。個人的に思い出深い場所でもあります。奇しくもオリンピックの年に横浜で試合ができることは非常に嬉しいし、楽しみにしています。オリンピックに出場して力強いプレーができるように、そして全日本女子がまた横浜に来てほしいという声が挙がってくるようなゲームをやっていきたいと思います。ぜひ期待してください」。

※2008北京オリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア予選は5月17日(土)〜25日(日)に東京体育館にて開催
【出場国:日本、韓国、タイ、カザフスタン+4チーム(未決定)】