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    イベントレポート

横浜でエアレース!?フライトショーを観てきた

by :スポリングマン

どうもハマスポ記者のスポリングマンです。

北京オリンピックサッカーアジア最終予選、
U-22、反町ジャパンは17日のベトナム戦は、
4-0と大量得点で快勝。現状グループCのなかで1位です。
おかげで残る21日のサウジアラビア戦では、
引き分け以上で北京オリンピック出場への切符が勝ち取れます。

そんなドラマが繰り広げられていた11月17日土曜日。
もうひとつの世界レベルスポーツが繰り広げられていました。

「レッドブル フライト・パフォーマンス イン ヨコハマ」

横浜、赤レンガ倉庫前の海上を舞台に、飛行機を使った
マニューバ(曲芸飛行)とエアレースのデモ飛行のイベントです。

マニューバ(曲芸飛行)は、
「FAI世界選手権 2007“オートボルテージュ”
アエロバティックス日本グランプリ」
(2007年11月2日〜4日、栃木ツインリンクもてぎ)
といった大会が行われているようで、
日本でもだんだんと観戦できる機会が増えてきました。

エアレースとは、
「レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ」
というレッドブル社主催の飛行機レースです。
水上や陸上に建てられたエアゲート(幅18m×高さ20mのパイロンでできた門)
の間を通過し、ゴールまでのタイムを競います。
最高時速400キロ、最大負荷10Gという過酷でエキサイティングなレースで、
世界で人気があり、今年は世界11カ国で開催中、
日本のCS番組やスポーツニュースでも取り上げられるようになってきました。

今回のイベントでは、その「レッドブル エアレース ワールドシリーズ」のパイロット候補生に選ばれた、
室屋義秀さんがパイロットとして横浜の空でデモ飛行を披露してくれました。
室屋さんは、前述の日本グランプリにも出場している、日本のトップパイロット。
常人では考えられないような超絶テクニックで観客を釘付けにしました。

まずは挨拶代わりにマニューバから。
低空飛行で赤レンガ倉庫上空を飛び回り、そこから一気に急上昇、急降下。
そして回転しながら上昇したりわざと失速したり
と観ているほうがひやひやとするほどの技を間髪いれずに繰り出してきます。
鳥のように舞う様子は観ていて大興奮、映画「紅の豚」みたいです。
ここからいったん飛行機は遠ざかり、横浜港の風車(ハマウィング)の方へ。
赤レンガ倉庫目の前の海上に立てられたエアゲートを使ったエアレースのデモが始まります。

ハマウィングの方角からキラッと光ったかと思うと、
室屋さんの飛行機が雲を引きながら一直線に赤レンガ倉庫へ接近。
海上すれすれの超低空飛行で機体を傾けたりしながら微調整。
エアゲートの間は18m。その間を横幅9mの飛行機が約300キロのスピードで、
一気にエアゲートを抜けていきます。
この間約5秒。観客の歓声が響きます。
この歓声が届いたのか室屋さんアンコール4回とスケジュールにない技や、
エアレースのデモ飛行を行ってくれました。
観客の興奮は空には届くようです。
飛行機はその場に止ることはできないので、
常に飛び続けていなければなりません。
そんななか、高度な飛行テクニックを披露するのは大変な集中力、忍耐力が試されると思います。
極限状態に追い込まれた人間が行うものだからこそ
ぼくたちは観ていて引き込まれてしまうのでしょうね。

今日はデモ飛行でしたが、
いつかは横浜でもエアレースを開催してほしいです!

■レッドブル公式ページ
http://www.redbull.jp/

■室屋義秀さんのブログ
http://teamdeep.exblog.jp/

■Red Bull Air Race
http://www.redbullairrace.com/