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    イベントレポート

OSJ箱根トレイルレース

by :望月 岳

5月27日、OSJ箱根トレイルレース(55k/制限時間14時間)に参加した。
箱根ガーデンミュージアムからスタートし、箱根外輪山から芦ノ湖を回り、防の沢から神山を登って彫刻の森美術館にゴールする、今年開催第一回目のレース。

装備にも決まりがあり、水1リットル以上、行動食、ライト(朝6時スタート〜夜8時ゴールのため)は持たなくてはならない。
 今回の持ち物は【水1.5リットル(メダリストを薄めたもの)・アミノバイタル等のゼリー関係10個・梅干2個・塩・おにぎり2個・パワージェル4個・かむかむシークアーサー・デジカメ】で重量が約5kg。

当日の朝は天気もよく、箱根町長の挨拶とともにスタート!阿弥陀寺の脇からトレイルへと入る。が、ここでまず渋滞。(トレイルレースでは、登山道に入るところが渋滞しやすい)
  明星ヶ岳→明神ヶ岳→矢倉沢峠を経て、金時山山頂へきつい登りが続く。すれ違うハイカー達と「こんにちは!」と挨拶を交わし、「ガンバレ!」と声援を受ける。 山頂では饅頭やアイス、飲み物などを用意してくれていた。景色もよく富士山がかすかではあるが顔を覗かせていた!こういった景色が疲れを取り除いてくれる。

金時山を過ぎれば、乙女峠→丸岳を経て第一関門(22k/制限時間7時間)である芦ノ湖展望公園だ。ここを6時間で通過する。ここから第二関門(43k/制限時間11時間)の芦ノ湖キャンプ村まではつらかった〜。
  三国山→山伏峠を経て、芦ノ湖のほとりへ。芦ノ湖を右にみながらひたすら走り歩く…。が、なかなか第二関門が見えてこない。刻々と迫る制限時間。やっと関門が見えたときにはギリギリ。なんとか第二関門を制限時間4分前の10時間56分で抜けた。

ゴールまで、あと12k/制限時間3時間。この先は箱根最高峰「神山」の山頂まで一気に750mを駆け上がり、急降下してゴールといった厳しいコース。
  係員に「制限時間内に完走できますか?」と質問した。
「元気な状態でも3時間で行くのは大変だよ。」
  その言葉を聞き、疲労しきった身体でのチャレンジはあきらめリタイヤを決意。完走はできなかったが、充実感で満ちていた。

リタイヤ組は、バスでゴールの彫刻の森美術館まで搬送された。ゴールでは、完走した人達が拍手で迎えられ、気持ちよさそうだった。この光景を見て、完走できなかった悔しさが込み上げてきた。
  来年は完走だ!!

スタート〜明神ヶ岳 2時間46分
〜金時山 1時間31分(4時間17分)
〜芦ノ湖展望公園(第一関門)1時間48分(6時間5分)
〜芦ノ湖キャンプ村(第二関門)4時間51分(10時間56分)