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    イベントレポート

FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 パブリックビューイング

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」がいよいよ開幕しました。
フィリピン・インドネシア・日本での共同開催の今大会。32チームが参加し、2023年8月25日~9月10日までの16日間で92試合が行われます。
バスケットボール男子日本代表・AKATSUKI JAPANは、オーストラリア、ドイツ、フィンランドとFIBAランキング上位の3チームとともにグループEに入り、第一ラウンドを戦います。
そして、この日本代表の12名の中には、横浜ビー・コルセアーズ所属の河村勇輝選手(172cm・ポイントガード)が選出され、注目されています。

開幕日の8月25日、第一ラウンドのドイツ代表vs日本代表の一戦が、沖縄アリーナで開催され、その試合のパブリックビューイングが横浜市役所アトリウムで実施されました。

定員満員となる230人のファン・ブースターが試合開始の1時間以上前となる20時から会場の横浜市役所アトリウムに集まりました。

集まった方にお話を伺うと、やはり注目は河村勇輝選手。

「今回のワールドカップ出場に際して“全国にいるファンの皆さま、そしてビーコルブースターの皆さまに恩返しをしたい“ってコメントしていたんです。全国のファンとだけでもいいところを、そこと分けて“ビーコルブースター”ってわざわざコメントしてくれるんです。河村選手はプレーだけでなく人柄も含めて本当に応援したくなる選手なんです」。
「ビーコルでも日本代表でも河村選手の役割は、ほぼ一緒です。いつものビーコルでのプレーができれば、このワールドカップでも活躍できるはず。昨シーズン終盤けがで休んでいた期間があったので、試合勘に心配なところがあるけど、この大舞台で緊張感をしっかり感じて、それをぜひビーコルにも還元してほしいです」。
などと河村選手に対する愛情あふれるお話をされていました。

 

20時30分からは、横浜ビー・コルセアーズ竹田謙ゼネラルマネジャー・松崎裕樹選手のトークショーで試合を待つファン・ブースターを前に、試合の展望や河村選手に向けてのエールなどで会場の雰囲気を盛り上げていました。

  


竹田GMは河村選手のTシャツを着用して登場。

そして、21時10分試合開始。
試合は、前半から攻守の入れ替わりが早い展開となる中、着実に得点を重ねるドイツ代表に対し、日本代表のシュートはリングに嫌われ、自力に勝るドイツ代表が優位な展開で試合は進んでいきました。


クォーター間のインターバルやハーフタイムは、簡易実況席から(左から)松崎裕樹選手・竹田謙ゼネラルマネジャー・MCの豊嶋彬さんが試合の展望などを的確に解説してくれていました。

なかなか流れをつかめない日本代表でしたが、それでもパブリックビューイング会場に集まったファン・ブースターの皆さんは、日本の得点シーンや好プレーに対して、沖縄アリーナまで届けとばかりに声援を送り続けていました。

試合は日本63-81ドイツで残念ながら敗れてしまいましたが、試合終了時、最後まで声援を続けていたファン・ブースターの皆さんは得点差がついていても、最後の最後まで粘り強く戦う姿勢を見せていた日本代表に大きな拍手を送っていました。

そして試合終了後、横浜ビー・コルセアーズ竹田謙ゼネラルマネジャー・松崎裕樹選手は、よかったこと悪かったことを整理したうえで、しっかり切り替えて次戦に挑むことの大切さと引き続きのさらなる応援を230人のファン・ブースターの皆さんに呼びかけて、パブリックビューイングは終了しました。

そしてその大切な試合と位置付けられた8月27日(日)のフィンランド戦。
途中18点のリードを許す厳しい展開でしたが、河村選手が10点差で迎えた第4クォーター残り約5分を切ったところで、同点シュート、逆転のフリースローを決めるなど25得点を挙げ、世界ランクが上位となるフィンランドに逆転で今大会初勝利をあげました。

次の試合は、8月29日(火)、20:10からグループリーグ最終戦となるオーストラリア戦です。
FIBAランキング3位の強豪チームですが、河村選手をはじめとした日本代表選手の活躍を期待しましょう。