11月23日(木・祝)ハマスタレジェンドマッチ開催!
東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた横浜スタジアムの増築・改修を記念し、11月23日(木・祝)に往年の横浜の選手たちが集まった特別試合「ハマスタレジェンドマッチ」が同スタジアムで開催されました。
日本一を達成した1998年のメンバーが中心で当時の監督だった権藤博さんが率いる「TEAM 1998」と、往年の名選手が中心で中畑清さんが率いる「TEAM YOKOHAMA」が5イニング制で対戦しました。
(写真左;ホッシーナ、キララ、レック、DBライダー、スターマン、チャッピー、ホッシーが登場。懐かしい!)
すると、外野の方から2000年代前半に大暴れしていた「ブラックホッシー」が現れ、かつての因縁の相手、佐伯貴弘さんを挑発しましたが、ジャイアントスイングに敗れました。
始球式は、投手のTUBEの前田亘輝さんがバッターに権藤博さんを指名して、試合の幕が開かれました。
1回の表、「TEAM 1998」の進藤達哉さんと佐伯貴弘さんはヒットを放ちチャンスを作りました。投手の平松政次さんから代わった齋藤明雄さんは「TEAM 1998」中根仁さんを三振とし押さえました。
1回の裏、後攻の「TEAM YOKOHAMA」が予想外(!?)の3連続2塁打で2点を先制し、さらに5番・横浜DeNAベイスターズ アレックス・ラミレス監督がレフト前ヒットで続きましたが、6番・高木由一さんの打球を、普段ショートを守らないG.後藤武敏選手が華麗なフィールディングでダブルプレーにしました。
2回の表、「TEAM 1998」の三浦大輔さんと「TEAM YOKOHAMA」代打・多村仁志さんの対戦は、三浦さんが見事レフトフライに打ち取りました。
3回の表、どうしても追いつきたい「TEAM 1998」は、進藤さんが出塁すると代走に現役の桑原将志選手と交代、その後、佐伯さんのヒットの間に桑原選手の全力疾走でホームに生還し、1点差としました。
(写真左;華麗なキャッチをみせるラミレス監督)
(写真右;2塁打を放つカルロス・ポンセさん、3割バッターは健在)
[三浦さんは、投・打に活躍!?]
(写真左;2回の裏のピッチング)
(写真右;5回の表の送りバント)
(写真左;現役を彷彿としたプレーを見せる高橋雅裕さん)
(写真右;盗塁を試みた屋舗要さん)
3回終了後には、TUBEの前田亘輝さんによるハーフタイムショーが行われました。サビの歌詞「あー夏休み」を「あーベイスターズ」に変えた、『あー夏休み』を披露し、前田さんに呼ばれた今永昇太選手と桑原選手もダンスをするなど、会場は季節が違えどスタジアムが大いに盛り上がりました。
4回からは、現役選手が次々と登場しました。
4回の裏には、「TEAM 1998」の今永選手と「TEAM YOKOHAMA」の筒香嘉智選手の対戦の後、「TEAM 1998」の投手・井納翔一選手がレジェンドの前に緊張したのか(!?)、2つのフォアボールで1.2塁となり、続く戸柱恭孝選手のヒットで、2塁走者の屋舗さんが本塁をねらいましたが、判定はアウト!「TEAM YOKOHAMA」監督の中畑清さんの抗議(!?)も実らず、1点差のまま最終回を迎えました。
5回の表、「TEAM YOKOHAMA」山崎康晃選手を投入しましたが、「TEAM 1998」の宮崎敏郎選手と関根大気選手のヒットで同点となり、試合は振り出しとなり、続く三浦さんが、送りバントで関根選手が3塁に進みました。その後、「TEAM 1998」の鈴木尚典さんは三振に倒れましたが、続く佐伯さんが2塁打で勝ち越しました。
5回の裏、「TEAM 1998」の監督権藤博さんは、佐々木主浩さんをマウンドに送ります。「代打、オレ!」で登場した監督の中畑さんはヒットでつなぎ、佐々木さんvs筒香選手の夢の対決が実現しました。佐々木さんは、筒香選手を見事2塁ゴロに打ち取りました。
監督・権藤さんが率いる「TEAM 1998」が、3対2の勝利しました。
(鈴木さん合図の元、筒香選手をはじめとする横浜高校OBが集まって記念写真)
(写真左;アウトの判定に監督・中畑さんらしい全力のパフォーマンスで会場を盛り上げました)
(写真右;最終回はご存知、大魔神・佐々木さんと監督・権藤さんの登場)
(佐々木さんvs筒香選手の夢の対決)
【ファンに感謝する選手たち】
最後にグランドを1周し、集まった23000人のファンに感謝しました。
【インタビュー】
試合終了後、監督・権藤さんと中畑さんは「またやろう」と固い握手を交わしました。
佐々木さんは筒香選手に「今のベイスターズは若い選手が多いので、その若さを前面に出したプレーで日本一を!」と激励しました。