「横浜こどもスポーツ記者」が横浜ビー・コルセアーズホームゲームを取材体験
こどもたちが青木勇人ヘッドコーチや選手に直接取材をしました!
こどもたちがゴール下で試合写真を撮りました!
平成28年2月28日(日)、横浜国際プールで開催されたTKbjリーグ 横浜ビー・コルセアーズvs埼玉ブロンコスの試合で「横浜こどもスポーツ記者」事業が実施されました。
横浜スポーツ情報の発信を行う公益財団法人横浜市体育協会が、横浜のプロバスケットボールチーム 横浜ビー・コルセアーズ、そして株式会社ニコンイメージングジャパンと連携して実施されたこの事業。
「する・見る・支える」というスポーツとの関わり方に加え、重要な要素として存在する「伝える」という関わり方もあることをこどもたちに知ってもらうために実施された取材体験・カメラマン体験に、今回は小学4年生から6年生の男女9名が参加しました。
会場内では、横浜ビー・コルセアーズ広報・石合未夏さん、名誉広報・あんどうたかおさんのアテンドにより、チームに関わる多くの方々へのインタビューが行われました。
最初は、B-ROSEキャプテンのMeguさんへのインタビュー。
続いて、青木勇人ヘッドコーチ、小川直樹ゼネラルマネージャー、植田哲也球団代表からお話を伺うこどもスポーツ記者の面々。
緊張のせいか、なかなか質問が出ませんでしたが、それでも選手の契約などを担う小川ゼネラルマネージャーに「ビーコルは、日本人選手があまり変わらないでチームに長くいる印象がありますが、それは小川ゼネラルマネージャーの方針ですか?」などという鋭い質問もありました。
カメラ取材の体験に当たっては、株式会社ニコンイメージングジャパンから借用したデジタル一眼レフカメラ「D5500」を使用。
プロカメラマンで千葉ジェッツのオフィシャルカメラマンを担当している大竹潤一さんからアドバイスを受けながらの撮影となりました。
さらにこの日は前日のケガのため、欠場となってしまった蒲谷正之選手が試合前のインタビューに応じてくれました。
その後、試合前のウォーミングアップ中のジョーダン・ヘンリケス・ロバーツ選手にコート上でインタビューと記念撮影。
214cmの長身に圧倒されるこどもスポーツ記者。
河野誠司選手やキャプテン・山田謙治選手もこどもスポーツ記者の前にわざわざ足を運んで一緒に写真を撮ってくれました。
取材メモに目を通し、声をかける山田謙治キャプテン。「こども記者」としての自覚が芽生えてきた参加者がいたのが、見ていてわかる瞬間でした。
そして、実際のカメラポジションについて、大竹カメラマンが参加者にカメラ撮影のワンポイントアドバイス。
どんな写真を撮りたいのか、どんなタイミングで撮ればいいのかなど、本番前の時間を使ったアドバイスに、カメラをコートに向けてイメージするこども記者。
試合中は記者席組とカメラマン組の2グループに分けての試合取材体験です。
記者席組は、一般記者の方々に挨拶して記者席へ着きました。
普段、横浜ビー・コルセアーズの試合を観ているという参加者も、いつもより近い場所で、取材と応援が混在してしまう瞬間もあったようです。
そしてそれより近い場所に座ったカメラマン組。
大竹カメラマンから、写真を撮るタイミングなどのアドバイスを受けるものの、手を伸ばしたら選手に届きそうな位置での激しいポジション争いなどに圧倒されているシーンもしばしば。
ジョーダン・ヘンリケス・ロバーツ選手のダンクシュートもシャッターを切らず、思わず目で追ってしまった…と後悔していた参加者の言葉が印象的でした。
試合は、前半38-45とリードされていたビーコルが、第3Qに逆転。83-74で勝利しました。
試合終了後には記者の方々と一緒に記者会見場へ向かうこどもスポーツ記者の面々。
青木勇人ヘッドコーチやキャプテン・山田謙治選手、ルーキー・喜久山貴一選手へ試合を観ての質問を投げていました。
山田キャプテンから「いい質問だね」と言われてはにかんできた参加者の表情が印象的でした。
横浜ビー・コルセアーズ、そして株式会社ニコンイメージングジャパンの協力により実現した今回の企画。
こどもたちの取材感想や撮影した写真などは、今後、横浜ビー・コルセアーズのホームページや横浜スポーツ情報サイト[ハマスポ]、横浜スポーツ情報誌「SPORTSよこはま」平成28年6月号、そして「横浜こどもスポーツ新聞」などの成果物として発表いたします。
今後も横浜市体育協会では、このような事業を展開していく予定です。