【プレシーズンマッチ】横浜ビー・コルセアーズ試合後HC・選手コメント
平成27年9月12日(土)、bjリーグに所属する横浜ビー・コルセアーズは、NBDLリーグに所属するアースフレンズ東京Zとプレシーズンマッチを戦いました。
(試合に関しての記事はコチラをご覧ください)
残念ながら53-77で敗れた横浜ビー・コルセアーズですが、試合後に青木勇人ヘッドコーチ、新加入の#4 エマニュエル・ウィリス選手、そして今シーズン活躍が期待される#32前田陽介選手にそれぞれお話を伺いました。
青木勇人ヘッドコーチ
まだまだ成長段階だなと…その一言です。僕自身もこれからさらに勉強が必要だな、一歩ずつ前に成長していくことが大事だなと再確認されてもらったコーチデビューでした。
それでもベテランが入った時の落ち着きと、若手が入った時の躍動感っていう、いいところが見られました。それを見た時は本当にワクワクしたので、まだまだこれからですが、いろんな意味で収穫があった初戦でした。
今季はより日本人選手の得点がキーになってくるので、誰がどういう形でリングにアタックできるか、コートに入ったとき誰が何をできるか、それを一番注目しました。そういう面では、ケガをしている選手はいましたが、ほとんどの選手が出場して、いろいろ見ることができたのはよかったです。
そして、今日のような敗戦の後でも、ロッカールームでは選手同士がすぐに「次どうしよう」と話し合っているので、そういうのを見たときに本当に心強い選手たちだと感じています。
今の状態から開幕までにいいところまで持っていくことがボクのこれからの勉強だと思うので、すごく勉強になる心に火が付く試合でした。
#4 エマニュエル・ウィリス選手
最初の5分は良かったんですけど、残り35分は普段の練習で悪い時の流れになってしまいました。
横浜ビー・コルセアーズの一員となって初めての試合だったんですけど、初めから上手くいくわけではないと思っていたので、全員がうまくいって、チームとして一つの化学反応を起こすにはもう少し時間が必要だと思います。
本当に次の試合というのが大事になってきます。内容も結果も含めていい試合にしていきたいと思います。
このチームの中での自分の仕事・役割は、ポストプレー・スコアの面を含めて、とにかく体を張って、チームの中で一番ハードに戦っていくことだと思っていますので、ブースターの方々にはそういう面を見てほしいです。
#32前田陽介選手
今日は完全にディフェンスのミスで流れを悪くしてしまい、それがオフェンスにまで響いてしまいました。横浜はディフェンスのチームなので、ディフェンスをもっとメインで取り組んでいけるようにしていきたいと思います。
個人的には、久しぶりのゲームっていうことで少し硬くなっていたかなと振り返ると思います。それでもシュートの感覚も悪くなかったんですが、入らなかったので、細かい修正をしていきたいと思っています。あと、後半足が攣ってしまいました。今シーズン、日本人選手の出場機会が増えてくる中で、去年と違って多くのプレイングタイムをいただいているので、練習の後のケアなども、今まで通りではだめなのかな、改善しないといけないのかなと感じました。そういう意味でも、課題がいっぱいみえました。しっかり練習に取り組みます。
日本人選手で背の高い選手は、堀川選手と自分なので、昨シーズンまでのように外からシュートを撃つだけでなく、やっぱりディフェンスでもオフェンスでもリバウンドに絡んだり、体を張るプレイをしなければいけないと思っています。オフシーズンはその準備で体づくりをしてきたので、いろいろ変わるところを見せることができるようにしていきたいです。
この試合、スターティング5に名を連ねた前田陽介選手。
試合前のメンバー発表時、観客から一番の歓声を受けていたのが、前田選手でした。
チームの躍進のために必要なものが、前田選手の活躍と知っているブースターからの歓声が前田選手の力となって、爆発してくれることを信じています。