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元オリンピック陸上選手苅部俊二のダッシュ

vol.117「湘南国際マラソン」

 12月1日(日)、平塚の「湘南ひらつかビーチパーク」に砂浜トレーニングに行きました。天気も良く絶好のトレーニング日和です。ここ平塚ビーチパークはよく整備されたビーチで、サーフィン・ビーチバレー・ビーチラグビー・サッカーなど、多くの人がスポーツを楽しむことができます。この日も多くの人が訪れていました。横浜市では八景島に海の公園海水浴場があり、ここでもマリンスポーツやビーチバレー・壁打ちテニスなどを楽しむことができます。
 私たちは、ビーチパークの端のほうでトレーニングをしました。不整地での練習は足腰のよい鍛錬になります。


 

 この日、ビーチパークの脇、海沿いを走る国道134号線では「第14回湘南国際マラソン」が開催されていました。この大会は、フルマラソン・10キロ走・2キロ走・1.4キロ走が実施されています。フルマラソンは西湘バイパス大磯西インターをスタートし、江の島入り口付近で折り返し、大磯プリンスホテルにゴールします。
 参加者は2万人を超え、神奈川県では横浜マラソン(約28,000人)に次ぐ規模の大会です。


 

 私は平塚に少し早く着いていたので、先頭ランナーがビーチパーク前を通過してしばらくの間、レースを観戦しました。その後、砂浜でのトレーニングを終えて、またランナーを観て帰りました。正確に言いますと、帰らずに国立スポーツ科学センターで行われる会議に向かいました。

 ランナーは各々のペースで走っています。前日に大学の時の先輩とお会いしたのですが、この湘南国際マラソンのフルマラソンを走るとおっしゃられておりました。この日は風もなく絶好のコンディションで、先輩もほかのランナーの皆さんも良い結果が出たのではないでしょうか。 折り返しを過ぎて国道134号線では正面に富士山が見えます。私も横で観ていて走りたくなってきました(いつもこんなことを書いていて、未だに走っていませんね)。
 その後、先輩に結果を聞きましたら36キロで途中棄権だったそうです。残念。
 

 私は沿道にいたので、レースの様子を観るとともに、沿道の皆さんの様子も拝見していましたが、とにかく応援の方やボランティアの方が多くて驚きました。箱根駅伝かと思いました。国道134号線には多くの方が選手に声援を送り、給水もされていました。ランナーも「ありがとうございます」とお礼を言ってまたゴールを目指します。


 

 湘南国際マラソンでは「エコ・フレンドシップ」として、給水用ペットボトルやキャップ、荷物バッグなどの再利用やエコの啓もう活動、エコ・ランナーがゴミを回収しながら走るなど、環境を考えたスポーツ活動となっています。
 全国各地で行われているマラソン大会でも、こうした環境に配慮した取り組みが行われている大会は多くあります。中でも湘南国際マラソンは、環境への取り組みを積極的に行っている大会です。

 大会の運営もそうですが、こうした活動はボランティアなくしては成り立ちません。湘南国際マラソンでは4,000人近いボランティアが活動しています。ちなみに横浜マラソンでは3,200人のボランティアが募集され、延べ約8,000人が活動されたそうです。
 こうした方たちに支えられ、スポーツ選手は健全で安全に楽しく競技に打ち込めるのだと再認識しました。頭が下がります。そういえば私も大学生1年生の時、箱根駅伝の走路員として黄色い服に帽子をかぶって沿道に立ったことを思い出しました。
 あ、でもこれはやらされた感じですからボランティア活動とは言わないですよね。
 

 もしかしたら、マラソンというとトップの選手が走っているイメージや、交通規制しているという印象が強いかもしれません。しかし、ランナー、運営、自治体、警察、企業、ボランティアなど、こんなにも多くの方が関わって、地域の活性化のみならず、エコやチャリティ活動などにも一役買っているのです。全国でたくさんのレースが開催されている意味が解りますね。
 私もいつか走りたいです。

苅部俊二 プロフィール

1969年5月8日生まれ、横浜市南区出身。

元オリンピック陸上競技選手。横浜市立南高等学校から法政大学経済学部、富士通、筑波大学大学院で競技生活を送る。

現在は法政大学スポーツ健康学部教授 コーチ学(スポーツ心理学) 同大学陸上競技部監督 法政アスリート倶楽部代表 日本陸上競技連盟強化委員会男子短距離部長。

2007年から日本陸上競技連盟強化委員会の男子短距離部長を務め、世界選手権(2007大阪、2009ベルリン、2011大邱、2015北京、2019ドーハ)、オリンピック(2008北京、2012ロンドン)に帯同。

また、2014年には日本陸上競技連盟の男子短距離部長へ復帰し2016リオデジャネイロオリンピックに帯同し、日本短距離男子チームの責任者として同行した。

1990年代を代表する陸上競技者として活躍。1996年のアトランタと2000年のシドニーオリンピックに出場、世界室内陸上競技選手権大会400mで銅メダルを獲得するなどの活躍を見せた。元400mハードル日本記録保持者。

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