SPORTSよこはま 2010 FEBRUARY Vol.17
4月から半年余りにわたって続けてきた「横浜マラソンへの道」もいよいよ大会当日!
横浜市陸上競技協会や横浜市スポーツ医科学センターの各専門家のアドバイスのもとでトレーニングを重ね、大会に臨んだ6人の挑戦者たち──結果は果たしてどうだったのでしょうか?
当日の朝の様子
藤田さんの分も頑張ろうと誓った5人
平成21年11月29日(日)朝、冷え切った山下公園に挑戦者6人が集合しました。満を持してこの日を迎え、皆さんの顔は自信に溢れていましたが、藤田さんが一人無念を噛みしめた面持ちで登場。1週間前に足にケガをしてしまい、走ることができない状態に。残念ながら本番出場を断念しました。皆さんの前での涙を浮かべての報告でしたが、気を持ち直して残る5人で完走を目指して精一杯頑張ることを誓い合いました。
予定通り、小野さんがハーフ、ほかの4人は10kmに出場。そして念入りに準備体操をして、各自スタートの号砲を待ちました!
皆さん頑張りましたが…
いよいよ出発! 大勢の参加者に混じって挑戦者もいっせいに走り出しました。各自調子よく走行し、ハーフの小野さん、そして10kmは、小峰さん、西尾さん、平野さんの順で、それぞれゴールイン!ところが笹谷さんが戻ってきません。ゴールまであとわずかの9.54kmの地点で惜しくもリタイアとなってしまいました。原因は脱水症状でした。
挑戦者が得たものとは?
半年以上、地道に努力を重ねて本番の大会に挑んだわけですが、やはり簡単なものではありませんでした。笹谷さんも藤田さんも、陸上競技の専門家や医科学的サポートを受けつつ一生懸命練習をし、万全な仕上がりを見せていたのですが、予測できないアクシデントに完走を断念せざるを得ませんでした。
しかし、すべてが完璧に終わるわけではない──これぞスポーツの一面でもあります。
リタイアした2人はもちろん、完走した4人も、今後の各自のスポーツ活動に大いに役立つ貴重な経験をしました。今後は全員がお互いに連絡を取り合い、励まし合いながら走り続けるそうです。来年の横浜マラソン大会が今から楽しみです。これからの6人の活躍に期待したいですね!
挑戦者の感想
●一般ハーフマラソン男子
小野さん
結果 完走 1時間50分50秒 2,471人中1,568位
1人だけのハーフ挑戦で緊張しましたが、サポートしていただいた皆さまのおかげで無事完走! やればできるという自信にも繋がりました。
●10km男子
平野さん
結果 完走 56分39秒 3,588人中2,041位
還暦を記念して10キロの完走を目指しました。ケガにも悩まされましたが、皆さまのサポートで走り続けることができました。1時間以内で走り切ることができました!
●10km男子
笹谷さん
結果 惜しくも完走ならず…
脱水症状でのリタイアは残念でなりませんが、何より強く残っているのは全力を出し切ったというすがすがしさです。
今後の心身の糧となる貴重な体験をさせていただきました。
●10km女子
小峰さん
結果 完走 55分54秒 1,649人中369位
練習にあまり参加できず完走できるか正直不安でしたが、何とか完走することができました。
本当にありがとうございました。
●10km女子
西尾さん
結果 完走 1時間00分30秒 1,649人中848位
「横浜マラソンへの道」に参加させていただき、皆さんの応援のおかげで完走する事ができました!
本当にありがとうございました。
●10km女子
藤田さん
結果 練習中のケガで出走できず
足のケガで当日走れず悔しい思いをしましたが、皆さんの走っている姿を見て「来年こそ走りたい!」という気持ちを強く持ちました。
来年こそ走ります!
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- 栄養を制してスポーツを制す!
- 横浜熱闘倶楽部
- 理想の倶楽部づくりをめざして
横浜FC 奥寺康彦会長 - 特集
- スキーの季節になりました!
- スキー用具の選び方
- 横浜でスキーができる施設
スノーヴァ新横浜 - 横浜スキー協会のスキー教室に参加してみました!
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- 2009横浜マラソンへの道
- 第5回 いざ本番!横浜マラソン大会に挑む!
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- 金メダリスト米田功さんに聞く
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- 指導者としても、選手としても常に感謝の気持ちを持ち続けています!
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- 2010ジュニアスポーツフェスティバル
- 財団法人横浜市体育協会 賛助へのお礼
- 読者アンケート
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4月から半年余りにわたって続けてきた「横浜マラソンへの道」もいよいよ大会当日!
横浜市陸上競技協会や横浜市スポーツ医科学センターの各専門家のアドバイスのもとでトレーニングを重ね、大会に臨んだ6人の挑戦者たち──結果は果たしてどうだったのでしょうか?
当日の朝の様子
藤田さんの分も頑張ろうと誓った5人
平成21年11月29日(日)朝、冷え切った山下公園に挑戦者6人が集合しました。満を持してこの日を迎え、皆さんの顔は自信に溢れていましたが、藤田さんが一人無念を噛みしめた面持ちで登場。1週間前に足にケガをしてしまい、走ることができない状態に。残念ながら本番出場を断念しました。皆さんの前での涙を浮かべての報告でしたが、気を持ち直して残る5人で完走を目指して精一杯頑張ることを誓い合いました。
予定通り、小野さんがハーフ、ほかの4人は10kmに出場。そして念入りに準備体操をして、各自スタートの号砲を待ちました!
皆さん頑張りましたが…
いよいよ出発! 大勢の参加者に混じって挑戦者もいっせいに走り出しました。各自調子よく走行し、ハーフの小野さん、そして10kmは、小峰さん、西尾さん、平野さんの順で、それぞれゴールイン!ところが笹谷さんが戻ってきません。ゴールまであとわずかの9.54kmの地点で惜しくもリタイアとなってしまいました。原因は脱水症状でした。
挑戦者が得たものとは?
半年以上、地道に努力を重ねて本番の大会に挑んだわけですが、やはり簡単なものではありませんでした。笹谷さんも藤田さんも、陸上競技の専門家や医科学的サポートを受けつつ一生懸命練習をし、万全な仕上がりを見せていたのですが、予測できないアクシデントに完走を断念せざるを得ませんでした。
しかし、すべてが完璧に終わるわけではない──これぞスポーツの一面でもあります。
リタイアした2人はもちろん、完走した4人も、今後の各自のスポーツ活動に大いに役立つ貴重な経験をしました。今後は全員がお互いに連絡を取り合い、励まし合いながら走り続けるそうです。来年の横浜マラソン大会が今から楽しみです。これからの6人の活躍に期待したいですね!