SPORTSよこはまVol.20:特集(4/4)
水上スポーツの楽しさは、実際にやってみてわかるもの! 教室や体験イベントに参加して、実際に乗って体験してみましょう。はじめての方は指導者のガイドにしたがって操作するとすぐにコツをつかめます。そして慣れてきましたら、自在にスイスイと漕いで、水上での爽快感を楽しみましょう。楽しすぎて、陸にあがるのが嫌になるかもしれませんよ!?
(各種目の教室等の情報は、こちらをご覧ください。)
普段あまりふれる機会がないカヌーですが、カヌー本体とパドルと呼ばれる櫂により構成されています。始めはバランスがとれずふらふらしたり、まっすぐ進めることが難しいものですが、コツをつかむと「スー」っと前進します。(協力:横浜市カヌー協会)
横浜市カヌー協会 糸田 司正さん
カヌーは水の上を動く道具です。
陸の上と違った世界との出会いがあり、新しい発見がきっとありますよ。
カヌーに関するお問い合わせは、横浜市カヌー協会までどうぞ。
TEL:090-5521-8606(糸田さん)
■パドルの持ち方と漕ぎ方
パドルはシャフトを頭の上に乗せた状態で、両肘が直角になるように握り幅を取りますが、これはあくまで目安として考え、一番楽に漕ぐことができる幅がベストです。
パドルは左右に90度の角度でよじれています。そのため、漕ぐ時にはちょっとした技術が必要です。利き手で漕いだ後に手首を返して反対側を漕ぐことになります。左右均等に漕げるようになるまで練習しましょう。
■上手に漕ぐコツ
初めは無理にまっすぐ進むことを考えずに水になれることです。そして、前をしっかりと見定めて漕ぐことも大事です。漕ぐ側の足を踏ん張るようにすると力が分散されず効率よく漕ぐことができます。皆さんもチャレンジしてみましょう!
一口に「ボート競技」と言っても、8人乗りの「エイト」や1人2本のオールを操作し2人で漕ぐ「ダブルスカル」など、数多くの種目がありますが、今回「ナックルフォア」という種目を紹介します。ボートの魅力はメンバー(クルー)の呼吸が合ってうまく進んだときに感じられる一体感と爽快感! クルーの動きや意識、呼吸が合わないとうまく進みませんので、指導者のガイドをよく聞いて、コツをつかんで楽しみましょう! (協力:横浜市ボート協会・横浜市鶴見川漕艇場)
■「ナックルフォア」とは
4人漕ぎの「ナックル艇」を使った競技で、市民大会などで採用されている種目です。4人の「ローヤー(漕手)」と1人の「舵手(コックス)」の計5名のクルーで艇を進めます。ナックル艇は安定性があり、沈まないので初心者の方でも安心して漕ぐことができます。
■ボート各部の名称とポジションの呼び方
各部はレール、シート、ストレッチャー、リガー、オールロック(クラッチ)で構成されます。足をストレッチャーに固定し、シートをレール上で前後に滑らせ手だけでなく足の力も生かしオールを動かします。
艇の上では名前ではなく、船首から順番に「バウ」「2番」「3番」「整調(またはストローク)」というように、ポジションで呼び合います。1人でも間違うと艇が違った方向に進んでしまうので、自分のポジションの呼ばれ方をしっかり覚えましょう。
■漕いでみよう!
まず水上に出る前に漕ぎ方を学びましょう! ローイングマシンで練習するとコツを早くつかむことができます。そして、いよいよボートに乗って漕いでみましょう! 「ナックルフォア」は4人が同じ力とタイミングで漕ぐことが大切です。1人だけ力を強めても、艇は揺れて安定せずまっすぐにも進んでくれません。コックスの合図に従って、タイミングなど他クルーと合わせることを意識しながら漕いでみましょう。
■ボートの魅力
クルー4人の息がぴったりと合い、艇がまっすぐに進んでいくと、誰もが感動を覚えます。この一体感こそがボート競技の魅力です!そしてスピードが増すのと同時に流れ出す涼しげな水面の風は、全身を爽快感で満たしてくれます。皆さんもぜひボートに乗ってみて、心身ともにさわやかな気分に浸ってみてください。
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水上スポーツの楽しさは、実際にやってみてわかるもの! 教室や体験イベントに参加して、実際に乗って体験してみましょう。はじめての方は指導者のガイドにしたがって操作するとすぐにコツをつかめます。そして慣れてきましたら、自在にスイスイと漕いで、水上での爽快感を楽しみましょう。楽しすぎて、陸にあがるのが嫌になるかもしれませんよ!?
(各種目の教室等の情報は、こちらをご覧ください。)
普段あまりふれる機会がないカヌーですが、カヌー本体とパドルと呼ばれる櫂により構成されています。始めはバランスがとれずふらふらしたり、まっすぐ進めることが難しいものですが、コツをつかむと「スー」っと前進します。(協力:横浜市カヌー協会)
横浜市カヌー協会 糸田 司正さん
カヌーは水の上を動く道具です。
陸の上と違った世界との出会いがあり、新しい発見がきっとありますよ。
カヌーに関するお問い合わせは、横浜市カヌー協会までどうぞ。
TEL:090-5521-8606(糸田さん)
■パドルの持ち方と漕ぎ方
パドルはシャフトを頭の上に乗せた状態で、両肘が直角になるように握り幅を取りますが、これはあくまで目安として考え、一番楽に漕ぐことができる幅がベストです。
パドルは左右に90度の角度でよじれています。そのため、漕ぐ時にはちょっとした技術が必要です。利き手で漕いだ後に手首を返して反対側を漕ぐことになります。左右均等に漕げるようになるまで練習しましょう。
■上手に漕ぐコツ
初めは無理にまっすぐ進むことを考えずに水になれることです。そして、前をしっかりと見定めて漕ぐことも大事です。漕ぐ側の足を踏ん張るようにすると力が分散されず効率よく漕ぐことができます。皆さんもチャレンジしてみましょう!
一口に「ボート競技」と言っても、8人乗りの「エイト」や1人2本のオールを操作し2人で漕ぐ「ダブルスカル」など、数多くの種目がありますが、今回「ナックルフォア」という種目を紹介します。ボートの魅力はメンバー(クルー)の呼吸が合ってうまく進んだときに感じられる一体感と爽快感! クルーの動きや意識、呼吸が合わないとうまく進みませんので、指導者のガイドをよく聞いて、コツをつかんで楽しみましょう! (協力:横浜市ボート協会・横浜市鶴見川漕艇場)
■「ナックルフォア」とは
4人漕ぎの「ナックル艇」を使った競技で、市民大会などで採用されている種目です。4人の「ローヤー(漕手)」と1人の「舵手(コックス)」の計5名のクルーで艇を進めます。ナックル艇は安定性があり、沈まないので初心者の方でも安心して漕ぐことができます。
■ボート各部の名称とポジションの呼び方
各部はレール、シート、ストレッチャー、リガー、オールロック(クラッチ)で構成されます。足をストレッチャーに固定し、シートをレール上で前後に滑らせ手だけでなく足の力も生かしオールを動かします。
艇の上では名前ではなく、船首から順番に「バウ」「2番」「3番」「整調(またはストローク)」というように、ポジションで呼び合います。1人でも間違うと艇が違った方向に進んでしまうので、自分のポジションの呼ばれ方をしっかり覚えましょう。
■漕いでみよう!
まず水上に出る前に漕ぎ方を学びましょう! ローイングマシンで練習するとコツを早くつかむことができます。そして、いよいよボートに乗って漕いでみましょう! 「ナックルフォア」は4人が同じ力とタイミングで漕ぐことが大切です。1人だけ力を強めても、艇は揺れて安定せずまっすぐにも進んでくれません。コックスの合図に従って、タイミングなど他クルーと合わせることを意識しながら漕いでみましょう。
■ボートの魅力
クルー4人の息がぴったりと合い、艇がまっすぐに進んでいくと、誰もが感動を覚えます。この一体感こそがボート競技の魅力です!そしてスピードが増すのと同時に流れ出す涼しげな水面の風は、全身を爽快感で満たしてくれます。皆さんもぜひボートに乗ってみて、心身ともにさわやかな気分に浸ってみてください。