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SPORTSよこはまVol.24:特集(1/4)

2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会は延期日程が決定!
9月18日(日)エイジの部
9月19日(月・祝)エリートの部
富士山に登ろう! 連載企画「富士山への道」最終回

トライアスロン(Triathlon)は、ラテン語の「3」を意味する「トライ(tri)」と競技を意味する「アスロン(athlon)」というふたつの言葉の合成語。水泳(スイム)・自転車(バイク)・ランニング(ラン)の3つの競技が連続して行われます。120ヵ国を越える国・地域の人々に親しまれ、レジャー白書2010によると日本国内の競技人口は30万人といわれています。過酷なレースととるか、楽しみ3倍と思うかは人それぞれ。完走を目指して自分に挑戦(try)すること、レースに向けて計画的に準備をすること、そして晴れて完走したときの喜びが、トライアスロンの魅力なのかもしれません。
2009年8月、横浜開港150周年を記念して開催されたトライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会。2011年5月、国内最大級となるエイジクラス(一般の部)が加わり、横浜の港と街を舞台に再び開催されます。世界のトップアスリートが競うエリートクラスを間近に見て迫力を感じるもよし、市民アスリートが参加できるエイジクラスに感化されてトライアスロンを始めるもよし。トライアスロンに染まる横浜を一緒に盛り上げましょう!

写真・文●中邨啓二(横浜市スポーツ情報センター)

トライアスロンコースディレクター 水畑氏に聞く 横浜大会コースのポイント

2011トライアスロン世界選手権シリーズ 横浜大会コースディレクター 水畑  宏之 氏
2011トライアスロン世界選手権シリーズ
横浜大会コースディレクター
水畑 宏之 氏

2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会のコースをレイアウトした日本トライアスロン連合技術委員会委員長水畑宏之氏に、解説してもらいました。

エリートコース

■選手の駆け引きに注目!

コースの見どころとしてはバイクコースの新港サークルウォーク周辺です。5kmコースを8周するので、この周辺にいれば何度も選手を見ることができます。勝負のポイントは、バイクの前半でいかに先行集団につけられるかです。ランは直線が多くアップダウンの少ないコースなのでスピードのある選手が有利ですね。
トライアスロンは3種目で競いますから、選手にも得意不得意があります。バイクが得意な選手はバイクでどれだけ後続を離せるかがポイントですし、バイクが不得意な選手でも、ランが得意なら20秒〜30秒くらいの差なら逆転することも可能です。そういった駅伝とよく似た、抜きつ抜かれつの駆け引きは、トライアスロンならではの魅力です。

エリートコース観戦ポイント① 新港サークルウォーク周辺 選手の駆け引きという点でも、新港サークルウォーク周辺はポイントになります。コーナーが多いこととコース幅が狭いために逃げる選手が自然に逃げやすく、前の選手を抜くことが難しくなっています。 エリートコース観戦ポイント② 山下公園 前回はスイムからトランジッションエリアまで約100mの距離がありましたが、今回はその距離を短くしています。そして観客席もトランジッションエリアの横に配置することによってスイムのスタート、トランジッション、そしてフィニッシュを観覧席で全て見ることができます。

(拡大画像はこちら)

エイジコース

■ロケーションを楽しもう!

エイジコースのバイクコースは広く取れていますので海沿いで多少風の影響を受けると思いますが、景色がいいので気持ちよく走れると思います。ランニングコースはコース幅が狭い上に、アップダウンもあります。選手には相当なストレスがかかり精神面からくるスタミナの消耗が考えられます。こういったコースはサッカー選手のようなアップダウンに強い選手が有利ですね。しかし、ランのロケーションは抜群ですし、沿道の応援もあるでしょうから選手はそういったことで精神的に助けられるでしょうね。

■参加者だけのお楽しみ「水面から見た横浜」

私は水面からの横浜の風景にとても興味があります。水面から見た山下公園や氷川丸、大桟橋に停泊している客船ですね。それらの風景がどのように見えるのか見てみたいです。その風景を1,600名の参加者が体験できるんですよね。是非そういった景色も楽しみながらフィニッシュを目指してもらいたいですね。

エイジコース攻略ポイント① スイムからバイク スイムから陸に上がってからは平衡感覚を取り戻すのに時間がかかります。無重力から地上に降りてきたような感覚です。平衡感覚を欠いた状態でバイクに乗ると多少ふらつきますので、スイムからトランジッションまではある程度距離をとっています。その間で平地の感覚を取り戻しましょう。 エイジコース攻略ポイント② バイクからラン バイクとランでは使う足の筋肉が違うのでランの走る感覚を取り戻すのにも時間がかかります。バイクはペダルを踏み込むんですが、ランは地面を蹴ります。ですから走り始めは自分の足ではないような感覚になります。そういった感覚の違いでスタミナをロスしますので注意しましょう。

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2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会は延期日程が決定!
9月18日(日)エイジの部
9月19日(月・祝)エリートの部
富士山に登ろう! 連載企画「富士山への道」最終回

トライアスロン(Triathlon)は、ラテン語の「3」を意味する「トライ(tri)」と競技を意味する「アスロン(athlon)」というふたつの言葉の合成語。水泳(スイム)・自転車(バイク)・ランニング(ラン)の3つの競技が連続して行われます。120ヵ国を越える国・地域の人々に親しまれ、レジャー白書2010によると日本国内の競技人口は30万人といわれています。過酷なレースととるか、楽しみ3倍と思うかは人それぞれ。完走を目指して自分に挑戦(try)すること、レースに向けて計画的に準備をすること、そして晴れて完走したときの喜びが、トライアスロンの魅力なのかもしれません。
2009年8月、横浜開港150周年を記念して開催されたトライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会。2011年5月、国内最大級となるエイジクラス(一般の部)が加わり、横浜の港と街を舞台に再び開催されます。世界のトップアスリートが競うエリートクラスを間近に見て迫力を感じるもよし、市民アスリートが参加できるエイジクラスに感化されてトライアスロンを始めるもよし。トライアスロンに染まる横浜を一緒に盛り上げましょう!

写真・文●中邨啓二(横浜市スポーツ情報センター)

トライアスロンコースディレクター 水畑氏に聞く 横浜大会コースのポイント

2011トライアスロン世界選手権シリーズ 横浜大会コースディレクター 水畑  宏之 氏
2011トライアスロン世界選手権シリーズ
横浜大会コースディレクター
水畑 宏之 氏

2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会のコースをレイアウトした日本トライアスロン連合技術委員会委員長水畑宏之氏に、解説してもらいました。

エリートコース

■選手の駆け引きに注目!

コースの見どころとしてはバイクコースの新港サークルウォーク周辺です。5kmコースを8周するので、この周辺にいれば何度も選手を見ることができます。勝負のポイントは、バイクの前半でいかに先行集団につけられるかです。ランは直線が多くアップダウンの少ないコースなのでスピードのある選手が有利ですね。
トライアスロンは3種目で競いますから、選手にも得意不得意があります。バイクが得意な選手はバイクでどれだけ後続を離せるかがポイントですし、バイクが不得意な選手でも、ランが得意なら20秒〜30秒くらいの差なら逆転することも可能です。そういった駅伝とよく似た、抜きつ抜かれつの駆け引きは、トライアスロンならではの魅力です。

エリートコース観戦ポイント① 新港サークルウォーク周辺 選手の駆け引きという点でも、新港サークルウォーク周辺はポイントになります。コーナーが多いこととコース幅が狭いために逃げる選手が自然に逃げやすく、前の選手を抜くことが難しくなっています。 エリートコース観戦ポイント② 山下公園 前回はスイムからトランジッションエリアまで約100mの距離がありましたが、今回はその距離を短くしています。そして観客席もトランジッションエリアの横に配置することによってスイムのスタート、トランジッション、そしてフィニッシュを観覧席で全て見ることができます。

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エイジコース

■ロケーションを楽しもう!

エイジコースのバイクコースは広く取れていますので海沿いで多少風の影響を受けると思いますが、景色がいいので気持ちよく走れると思います。ランニングコースはコース幅が狭い上に、アップダウンもあります。選手には相当なストレスがかかり精神面からくるスタミナの消耗が考えられます。こういったコースはサッカー選手のようなアップダウンに強い選手が有利ですね。しかし、ランのロケーションは抜群ですし、沿道の応援もあるでしょうから選手はそういったことで精神的に助けられるでしょうね。

■参加者だけのお楽しみ「水面から見た横浜」

私は水面からの横浜の風景にとても興味があります。水面から見た山下公園や氷川丸、大桟橋に停泊している客船ですね。それらの風景がどのように見えるのか見てみたいです。その風景を1,600名の参加者が体験できるんですよね。是非そういった景色も楽しみながらフィニッシュを目指してもらいたいですね。

エイジコース攻略ポイント① スイムからバイク スイムから陸に上がってからは平衡感覚を取り戻すのに時間がかかります。無重力から地上に降りてきたような感覚です。平衡感覚を欠いた状態でバイクに乗ると多少ふらつきますので、スイムからトランジッションまではある程度距離をとっています。その間で平地の感覚を取り戻しましょう。 エイジコース攻略ポイント② バイクからラン バイクとランでは使う足の筋肉が違うのでランの走る感覚を取り戻すのにも時間がかかります。バイクはペダルを踏み込むんですが、ランは地面を蹴ります。ですから走り始めは自分の足ではないような感覚になります。そういった感覚の違いでスタミナをロスしますので注意しましょう。

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