SPORTSよこはま2009 OCTOBER Vol.15
この企画は、読者から選ばれた6人の挑戦者が陸上競技やスポーツ医科学の専門家の指導のもとでトレーニングを積み、2009年11月29日(日)に開催される「第29回横浜マラソン大会」で完走を目指すというものです。
厳しい暑さの中、挑戦者のみなさんのトレーニングのピッチが上がってきました!「夏を制するものは…」なんて格言にもあるように、この時期にしっかりトレーニングを積めば涼しくなると楽に走れるようです。
ランニングフォーム分析[スポーツ医科学センター]
最近では、熱気を帯びるランニングブームを背景に、一般ジョガーをターゲットにしたランニングシューズの開発が盛んです。様々なコンセプトで作られたシューズがずらりと並ぶ中で、果たして自分に合ったシューズはどのタイプなのか? そんな疑問を解決するために、挑戦者のランニングフォームを分析してもらいました。
結果をみると、シューズによって皆さんの接地パターン、各関節の働きに違いが現れました。「その違いには、足のタイプや走り方の特徴によって個人差がある」と、持田医科学員。個別にシューズ選びのアドバイスをいただきました。
走路を走る藤田さん
全身に反射マーカーをつけた平野さん
第3回練習会[三ツ沢陸上競技場]
7月某日。天気は曇り、梅雨の合間で蒸し暑い気候の中、三ツ沢公園のトリムコースを走り、後半はスピードをつけるトレーニングとして80%の力で約100mを走りました。ゆっくりしたペースで走ると心肺機能は高まりますが、スピードはつきません。そこで普段の練習中に100mくらいのダッシュを30分に1本か2本程度含めると効果があがります。挑戦者の皆さんはゆっくりのスピードに慣れていたので、なかなかダッシュすることができませんでした。「初めは体が動かなかった」と皆さん口々に言っていました。
西尾さん
笹谷さん(左)小野さん(右)
第3回持久力測定[スポーツ医科学センター]
モーションキャプチャーの画像。
ランニングフォームが分析できる。
前回(6月)から約2ヵ月、暑さの中でトレーニングを積み重ねた成果をチェックしました。笹谷さんと西尾さんは、前回は期待した成果が見られず残念でしたが、今回は「走る速度や時間を見直した効果がしっかり表れました(吉久医科学員)」。
小野さんも朝練やトレイルランを積極的に取り入れて順調にレベルアップしてきました。一方、体調不良などで思うように走れなかった藤田さんは少し足踏みです。また平野さんは足のケガのため測定できませんでした。
それぞれに新たな目標や課題を持って、今後もトレーニングは続きます。
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この企画は、読者から選ばれた6人の挑戦者が陸上競技やスポーツ医科学の専門家の指導のもとでトレーニングを積み、2009年11月29日(日)に開催される「第29回横浜マラソン大会」で完走を目指すというものです。
厳しい暑さの中、挑戦者のみなさんのトレーニングのピッチが上がってきました!「夏を制するものは…」なんて格言にもあるように、この時期にしっかりトレーニングを積めば涼しくなると楽に走れるようです。
ランニングフォーム分析[スポーツ医科学センター]
最近では、熱気を帯びるランニングブームを背景に、一般ジョガーをターゲットにしたランニングシューズの開発が盛んです。様々なコンセプトで作られたシューズがずらりと並ぶ中で、果たして自分に合ったシューズはどのタイプなのか? そんな疑問を解決するために、挑戦者のランニングフォームを分析してもらいました。
結果をみると、シューズによって皆さんの接地パターン、各関節の働きに違いが現れました。「その違いには、足のタイプや走り方の特徴によって個人差がある」と、持田医科学員。個別にシューズ選びのアドバイスをいただきました。
走路を走る藤田さん
全身に反射マーカーをつけた平野さん
第3回練習会[三ツ沢陸上競技場]
7月某日。天気は曇り、梅雨の合間で蒸し暑い気候の中、三ツ沢公園のトリムコースを走り、後半はスピードをつけるトレーニングとして80%の力で約100mを走りました。ゆっくりしたペースで走ると心肺機能は高まりますが、スピードはつきません。そこで普段の練習中に100mくらいのダッシュを30分に1本か2本程度含めると効果があがります。挑戦者の皆さんはゆっくりのスピードに慣れていたので、なかなかダッシュすることができませんでした。「初めは体が動かなかった」と皆さん口々に言っていました。
西尾さん
笹谷さん(左)小野さん(右)
第3回持久力測定[スポーツ医科学センター]
モーションキャプチャーの画像。
ランニングフォームが分析できる。
前回(6月)から約2ヵ月、暑さの中でトレーニングを積み重ねた成果をチェックしました。笹谷さんと西尾さんは、前回は期待した成果が見られず残念でしたが、今回は「走る速度や時間を見直した効果がしっかり表れました(吉久医科学員)」。
小野さんも朝練やトレイルランを積極的に取り入れて順調にレベルアップしてきました。一方、体調不良などで思うように走れなかった藤田さんは少し足踏みです。また平野さんは足のケガのため測定できませんでした。
それぞれに新たな目標や課題を持って、今後もトレーニングは続きます。