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    イベントレポート

横浜市立一本松小学校 オリンピック金メダリスト・米田功さんによる「みんな de 体操 フェスタ」

by :横浜市体育協会・西区連携担当

 11月23日(水・祝)、先日100周年記念を迎えられた西区にある横浜市立一本松小学校にて、アテネオリンピック金メダリストの米田功さんによる「みんな de 体操フェスタ」を行いました。 今回の参加者は、こどもが42名、保護者が30名程で体育館の中で、親子向けに、おもいっきりからだを動かしました。この「みんな de 体操フェスタ」は、家庭でもからだを動かす楽しさを感じてもらいたいということを目的とした事業です。一本松小学校では、3年(3回)連続で米田さんに指導をしてもらいました。保護者の方や子ども達からの「強く・熱い」気持ちが米田さんに届き、今回も実現しました!!


米田功さんからの挨拶

 こどもたちの中には、今回初めて参加した子どもや、前回から参加している子どもと様々ですが、オリンピック金メダリストを前に少し緊張しているようにも感じました。


まずは、準備運動をかねて体育館内をまわりながらストレッチ♪
 お母さんお父さんも今日は、こどもたちといっぱいコミュニケーションをとりながらおもいっきりからだをうごかしましょう。
 明日の?いや明後日の筋肉痛のことは気にしないように・・・。


両手両足をのばしたまま走ったり、ブッリジしてその下をくぐってみたり

 保護者もこどものブリッジの下をくぐれるかな?ブリッジしている子も耐えるのに必死です。米田さんもチャレンジです!!

次は、座って足を伸ばしている人の上をリズムよくジャンプです。2人の呼吸をあわせ声をかけ合おう!!
 いちに、いちに♪ 足を踏まないように!!気をつけて!!

最後は、バランスです。綺麗に止まるのは、なかなか難しい

 足が下がらないように・・・腹筋を使って。バランス能力は体操では大変重要です。
 手もつけて、綺麗にハイ、ポーズ!!

準備体操後は、跳び箱!! 開脚跳びの練習です。

 
跳び箱を前にすると、怖くなって足が開かないことも少なくありません。
 跳び箱まで「軽く走り」踏切板で「強くふみきり」、「しっかりと手をつき」、「足をはやく」開きます。跳び箱におしりがついてしまっても、頑張って足先をマットにつけ、手で跳び箱を押して、おしりをあげることができればマットがなくなったときも跳べるようになると指導していただきました。 何回も反復練習をおこない、数分の練習時間で上達した子どもたちが多くいました。
 これで私も、体育の時間で友達に自慢できちゃうかも!?

技術も大事ですが、跳び終わった後のポーズも綺麗に決めよう!!
 跳べなくてもポーズが綺麗だと、堂々としてかっこよく見えますね。
 米田さんの様に指の先まで美しく。

壁倒立の練習です

 手は、もみじの手でしっかりマットを押してからだ全体を両手で支えます。 だんだんと、顔が赤くなって大変だったけど、一生懸命全員で10数えてがんばりました!!

 最後は、米田さんによる演技披露です。金メダリストのとても近い距離の演技だけに迫力満点です。また高さのあるジャンプや速い回転に、まばたきする間もなく見入ってしまいました。 回る練習を繰り返していると目も回らなくなるそうです。


(写真は、動きが早すぎて見えません・・・。)


鉄棒(左) 縄跳び(右)
 演技披露の最後には、こどもたちの質問に答えてくださいました。「逆上がりができるようになるにはどんな練習をしたらよいの?」「二重跳びが前は跳べたのに跳べなくなってしました」という質問に対して、動きをみせながら丁寧に答えてくださいました。 逆上がりは、スリッパを使用して後ろに飛ばすように足を振り上げると回りやすいことを教えてくださいました。また、二重跳びは、ロイター板の上ではずみながら、かかとを上げたまま跳ぶ練習を行うとよいそうです。 少しでも、練習するポイントがわかると上達も早くなりますね。
 何故できないのだろう?できる子と自分は何が違うのか。何となく練習するのではなく、比較し、考えることで上達していくことを教えていただきました。

最後に、アテネオリンピックの金メダルを見せて頂きました

 実際にメダルに触ったりすることもでき、笑顔で米田さんと握手していました。 選手時代、体操をやってきて辞めたくなったことは一度もないという米田さん。幼少時代は、ぜんそくをもっていた事をきっかけに、からだを強くしたいと体操を始められたそうです。 からだをつくるためにも毎日、たくさんご飯を食べ、からだを動かししっかり睡眠をとる。基本となる生活や練習を毎日欠かさず行い、何事にも前向きに継続する大切さを教えていただきました。


米田さんありがとうございました