「ジュニア医科学マルチサポート」現在、ソフトテニスの技術指導方法の調査・研究を実施中!
by :横浜市体育協会 スポーツ事業課 宮田
平成23年1月29日(土)、30日(日)に横浜国際プール インドアテニスコートで、「第17回横浜ジュニアソフトテニスインドア大会」が開催されました。この大会は、横浜市内の中学校、高校生男女ベスト16による横浜でのこの冬の優勝ペアを決める大会です。
この大会に朝7時からビデオカメラなど大荷物を持って訪れたのは、横浜市スポーツ医科学センターの持田科学員他、4名。トップの選手たちのサーブ、ボレー、スマッシュなど様々なプレーを2台のビデオカメラを使い、熱心に撮っていました。
この理由は、特定非営利活動法人横浜ソフトテニス協会からの依頼により、中学生や高校生のトップ選手と大人のトップ選手の技術を比べて、その分析結果をジュニア選手の指導方法に生かそうというものです。
協会の中川さんは、「多くのジュニア選手にケガがなく長く競技を続けてもらうために、医科学の力をお借りして、効果的な指導方法を普及していきたい。」と抱負を語っていました。
今後の調査・研究結果が楽しみです。
〔左:第17回横浜ジュニアソフトテニスインドア大会の様子〕 〔右:スポーツ医科学センタースタッフによる調査の様子〕
・・・・ジュニア医科学マルチサポートとは・・・・
ジュニア医科学マルチサポートは、才能豊かなジュニア強化選手を発掘し、医学検査や体力測定、スポーツ動作やフォームの解析等を基に選手個人の能力を把握し、スポーツ医科学に基づいた運動プログラムの提供や技術的な助言を行うことにより、競技レベルのアップを図るための事業です。
平成22年度はソフトテニスの他に、スキー、空手、サッカー、陸上競技で実施されています。