SPORTSよこはまVol.4:スポーツナビゲーター
ここ数年、子どもの体力低下が問題視されています。
ライフスタイルの変化など様々な要因が挙げられていますが、外で遊ぶ機会が減ったことに大きな理由がありそうです。
今回は昔ながらの外遊びに注目し、楽しみながら体を動かすきっかけについて考えましょう。
子どもの頃に体を動かすとどんないいことがあるの?
子どもの時期に活発に体を動かすと、成長や発育に必要な体力が高まるんだ。体力が高まると、病気にかかりにくくなったり、かかっても治りやすくなったりするよ。それに、肥満や運動不足から起こるさまざまな病気を予防することもできるんだ。また、体を動かすと脳の働きが良くなって、やる気や集中力が高まるともいわれているんだ。体だけじゃなくて、脳や心も健康になるんだね!
昔はどんな外遊びをしていたの?
いらなくなった木材や空き缶で作った竹馬や缶ぽっくり、ボール一つで遊べる「ろくむし」、道具のいらない「ケイドロ(ドロケイ、ドロジュンという地域もあり)」等みんな工夫して遊んでいたんだよ。読者の子どもたちも、お友達を誘って外に出てみよう!ただし、狭い場所では周りの人や車に気をつけて事故や怪我のないように楽しく遊ぼうね!
★ろくむし…野球の塁に見立てた2つのベース間を、守備側のキャッチボールをよけながら攻撃側が往復する遊び。(地方によりルールの違いがあります)
★ケイドロ…「警察(ケイ)」と「泥棒(ドロ)」に分かれて、逃げる「泥棒」を「警察」が捕まえにいく、追いかけっこ遊び。
伝承遊びが世界大会に!
雪合戦といえば丸めた雪を投げるおなじみの遊びだけど、最近ではニュースポーツとしてアレンジされて、1988年に北海道で国際ルールが制定されたんだ。今では国内外で大会が開かれているよ。横40m縦10mのコート内に7箇所ある防護壁を使いながら、制限時間内に相手チームのフラッグ(旗)を奪うか、雪球を当てて相手のプレーヤー(7人)を全員倒した方が勝ちとされるんだ。持ち球も1チーム90個と決められているから、巧みな戦術が求められ、熱い戦いが繰り広げられているよ!
竹馬を作って遊んでみよう!
〈作り方〉
最近ではステンレス製の既製品も売られているけど、簡単に手作りすることもできるよ。1〜2mの棒に、長さ20〜30cm、幅10cm程度の踏み板を落ちないようにしっかり固定すれば完成。踏み板を取り付ける高さを高くするとバランスがとりにくくなるので、初心者は低めの位置からスタートしよう。自然の竹で作る時は、伐採したばかりのものは水分を含んで重いため、半年から1年ほど経って乾燥したもののほうがいいんだって。
▲ペンチを使って針金をきつく締めて固定する
〈遊び方〉
完成したら早速乗ってみよう!踏み板に片方ずつ足を乗せ、棒の部分を持ってバランスをとりながら歩いてみて。やや前のめりに歩くとバランスがとりやすいよ!知らず知らずのうちに、平衡感覚を鍛える運動になっているんだね。
横浜市スポーツ情報サイト「ハマスポどっとコム」では、市内野外活動施設での教室・イベント情報をご案内しています。
URL:https://www.hamaspo.com
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ここ数年、子どもの体力低下が問題視されています。
ライフスタイルの変化など様々な要因が挙げられていますが、外で遊ぶ機会が減ったことに大きな理由がありそうです。
今回は昔ながらの外遊びに注目し、楽しみながら体を動かすきっかけについて考えましょう。
子どもの頃に体を動かすとどんないいことがあるの?
子どもの時期に活発に体を動かすと、成長や発育に必要な体力が高まるんだ。体力が高まると、病気にかかりにくくなったり、かかっても治りやすくなったりするよ。それに、肥満や運動不足から起こるさまざまな病気を予防することもできるんだ。また、体を動かすと脳の働きが良くなって、やる気や集中力が高まるともいわれているんだ。体だけじゃなくて、脳や心も健康になるんだね!
昔はどんな外遊びをしていたの?
いらなくなった木材や空き缶で作った竹馬や缶ぽっくり、ボール一つで遊べる「ろくむし」、道具のいらない「ケイドロ(ドロケイ、ドロジュンという地域もあり)」等みんな工夫して遊んでいたんだよ。読者の子どもたちも、お友達を誘って外に出てみよう!ただし、狭い場所では周りの人や車に気をつけて事故や怪我のないように楽しく遊ぼうね!
★ろくむし…野球の塁に見立てた2つのベース間を、守備側のキャッチボールをよけながら攻撃側が往復する遊び。(地方によりルールの違いがあります)
★ケイドロ…「警察(ケイ)」と「泥棒(ドロ)」に分かれて、逃げる「泥棒」を「警察」が捕まえにいく、追いかけっこ遊び。
伝承遊びが世界大会に!
雪合戦といえば丸めた雪を投げるおなじみの遊びだけど、最近ではニュースポーツとしてアレンジされて、1988年に北海道で国際ルールが制定されたんだ。今では国内外で大会が開かれているよ。横40m縦10mのコート内に7箇所ある防護壁を使いながら、制限時間内に相手チームのフラッグ(旗)を奪うか、雪球を当てて相手のプレーヤー(7人)を全員倒した方が勝ちとされるんだ。持ち球も1チーム90個と決められているから、巧みな戦術が求められ、熱い戦いが繰り広げられているよ!
竹馬を作って遊んでみよう!
〈作り方〉
最近ではステンレス製の既製品も売られているけど、簡単に手作りすることもできるよ。1〜2mの棒に、長さ20〜30cm、幅10cm程度の踏み板を落ちないようにしっかり固定すれば完成。踏み板を取り付ける高さを高くするとバランスがとりにくくなるので、初心者は低めの位置からスタートしよう。自然の竹で作る時は、伐採したばかりのものは水分を含んで重いため、半年から1年ほど経って乾燥したもののほうがいいんだって。
▲ペンチを使って針金をきつく締めて固定する
〈遊び方〉
完成したら早速乗ってみよう!踏み板に片方ずつ足を乗せ、棒の部分を持ってバランスをとりながら歩いてみて。やや前のめりに歩くとバランスがとりやすいよ!知らず知らずのうちに、平衡感覚を鍛える運動になっているんだね。
横浜市スポーツ情報サイト「ハマスポどっとコム」では、市内野外活動施設での教室・イベント情報をご案内しています。
URL:https://www.hamaspo.com