8月12日~17日に横浜文化体育館で行われた「2010全日本ジュニア体操競技選手権大会」に行ってきました。この試合は東西ジュニアの決勝大会と全日本ジュニア選手権を兼ねていて、全国各地から体操をしている子どもたちが集まります。
オリンピックを目指すジュニアの選手にとって、夏といえば「全日本ジュニア!」。「全日本ジュニア」といえば「横浜文化体育館!」といえるくらい定着した、オリンピックへの登竜門になっている大会です。僕もジュニアの頃に出ていました。大阪から先生が運転するバスに乗って横浜まで来るのが毎年の楽しみでした。今年で35回目を迎える歴史ある大会です。
この大会からは本当にたくさんのオリンピックメダリストの方々が羽ばたいています。
今年はパンフレットの中でメダリストが紹介してありました。ソウルオリンピックで団体銅メダルを取った水島 宏一さん、佐藤 寿治さん、西川 大輔さん、池谷 幸雄さん。
バルセロナオリンピックで団体銅メダルを取った西川 大輔さん、池谷 幸雄さん、相原 豊さん、松永 政行さん、畠田 好章さん。
アテネオリンピックで一緒に戦った団体金メダルの塚原 直也、冨田 洋之、鹿島 丈博、水鳥 寿思、中野 大輔の各選手。そして北京オリンピックで団体銀メダルの冨田 洋之、鹿島 丈博、中瀬 卓也、坂本 功貴、沖口 誠、内村 航平の各選手。
この17名の選手がこの大会を経験し、オリンピックのメダリストになったということなんです。この大会に出るだけでもジュニアの選手は励みになりますね。
きっと今回参加した選手たちは、パンフレットに載っているメダリストを見て「自分も将来は行ける!」、「オリンピック選手になるんだ!」と頑張ってくれるんじゃないかと思っています。そう思ってくれたら僕も嬉しいですね。
選手権1部の男子の団体では、僕の母校である清風高校が優勝し、とても嬉しい思いをさせていただきましたが、やっぱり近い将来にはこの横浜から全日本ジュニア出身のオリンピックメダリストが出てほしい。そんなことを思いながら大会を見ていました。
この横浜市にある体操クラブの中で僕が注目した選手は、白井 健三選手(鶴見ジュニア体操クラブ)中学2年生です。
この選手の素晴らしいところは、「ゆか」のひねり感覚です。
もちろん「ゆか」の演技はひねりで競っているわけではないのですが、僕が見たところ演技の実施も美しく素晴らしかったのです。
何より、体操を楽しそうにしていて演技が終わった時の笑顔はとても中学生らしくて可愛い。大きな返事も印象的で好感の持てる選手だなと将来が楽しみになりました。
男子の体操選手は、ほとんどが大学生から花が咲きます。
その大学生で立派な花を咲かせるためには、ジュニアの時のこのような大きな大会での経験が大切になってきます。
どんなクラブに出会って、どんな指導者に出会って、どんな仲間に出会うか。そしてその仲間たちと全力で戦う。
この横浜で行われる全日本ジュニア体操競技選手権大会は、今年も選手にとって素晴らしい経験を与えてくれたんじゃないかと思います。
そして、毎年こうして大会を開催していくことは横浜市や市民の方、そして体操関係者など、本当に様々な方の協力や理解があるからこそだと、今回僕も舞台裏を少し見せて頂き感じました。朝から晩まで器具のセットや器具の不具合があった時に対応できるように張りついてくれている先生方。試合の進行をしてくれている先生。怪我をしたときの為にいてくれている先生。大会スポンサーを探すことも大変なんじゃないかと思います。
こうした歴史のある将来の選手のための大会が今後も続くことを期待して、この大会を紹介させていただきました。
全国で体操を頑張るジュニアの選手に負けないように僕も夢に向かって頑張りたいと思います。
有難うございました。
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