
取材●文/中川修二(横浜市スポーツ情報センター) 協力●横浜F・マリノス
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大島 秀夫 HIDEO OSHIMA |
今季、自身最多となるリーグ戦30試合に出場し、日本人トップとなる14得点を挙げた大島選手。マリノスへの移籍を果たして3年目、求め続けていた「1点」を見つけたその先は…?
2試合毎に1点取ることは自分の中ではすごいことだと思っています。前半になかなか得点できない時期があったのですが、中断明けからコンスタントに得点できたのがよかったです。2ケタに乗せたいと願っていましたので。(シーズンの)はじめはなかなかポジションが取れなかったのですが、そんな時期であってもいろいろな部分をレベルアップしようと努めていました。
コンスタントに試合に出られていることが一番大きいですね。試合に出ることでゴール前でも冷静になれる、そこで得点することが自信になり、練習でも更に深める。全てがいい方向で循環しているのだと思います。
一度タメを作って起点になることで坂田(選手)とか2列目の選手が飛び出すタイミングを作れますし、引いたところでは(マークがついて)スペースができますので、坂田のようなスピードのある選手と組むことで自分のプレイスタイルも生きてくるんだな、と思いますね。
状況をどうにか打開してゴールを決めるのが「ストライカー」なのでしょうが、自分としては「ゴールを奪うプレイ」全てに関わることが大事だと考えています。もちろん勝ちに繋がる点を挙げ、スタジアムの雰囲気を一変させることができるのもFWとして魅力なのですが、個人的には僕が(相手DFを)引き付けて、周りの選手が点を決めるのも好きなプレイです。
FWとして決めた14得点のうち、ヘディングでの得点がリーグトップの8得点です。この「1点」に合わせ打ち抜くプレイこそ大島選手の真骨頂だと思うのですが、いかにして感覚を培ったのでしょう?いえ、それはもう練習や実戦で「ここに動こう」と考えて身に付けたものです。一瞬のポジショニング、そして一発で仕留めないと。というより特別ジャンプ力やダッシュ力があるわけではありませんので、その(点の)取り方しかできないんですよ。
ミニゲーム、つまりは「遊び」の感覚で軽く(シュートを)打ってゴールを決めた時、意外と「冷静」でいられるんですよ。(FWとして)いいトレーニングじゃないかと思います。もちろん「遊び」だからとダラダラとやるんじゃなく真剣に。その中で、失敗を恐れず大胆なことにもチャレンジして欲しいですね。
いや、もちろん選ばれることは栄誉なことだと思っています。ただ「入りたい入りたい」と言っても入れるものではないし、(代表に)選ばれようと思って試合に臨んでいるわけでもありませんし…自分の残した「結果」が導くものだと考えています。
大島選手のサインを3名様にプレゼントします!
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