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| ●文/横浜市スポーツ医科学センター スポーツ診療部長 高田英臣(内科医) | |
1 はじめに |
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2 どんなもの? |
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| 3 なぜいけないの? メタボリックシンドロームの4つの項目は偶然に存在したという訳ではないのです。(1)から(3)の異常は連鎖反応的にできあがってくることが分かってきました。つまり、過食と運動不足→内臓脂肪蓄積→インスリン抵抗性ときます。内臓脂肪蓄積とインスリン抵抗性は脂質代謝異常、糖尿病、高血圧をきたします。そうすると、一つひとつは軽症でもまとまると重症の動脈硬化を起こしてくるのです。 日本は長寿の国ですが、死因のトップは癌、そして脳血管障害、心疾患と続きます。脳血管に動脈硬化が起こると脳卒中、心臓の血管に起こると心筋梗塞を起こすリスクが高くなります。すなわちメタボリックシンドロームから致死的疾患を誘発してくるわけです。 この現象をダイナミックにとらえたのが「メタボリックドミノ」という概念です。生活習慣のゆらぎが「ドミノ倒し」の最初の一つの駒を倒す引き金とイメージし、それがやがて大きな3つの駒(高脂血症、糖尿病、高血圧)を倒し、流れがどんどん加速され広がっていく様子を表現したものです。日本人の死因の上位である心疾患(心筋梗塞や狭心症)の発生は、肥満、高血圧、高血糖、高中性脂肪のうち1つでもあると5倍、2つで10倍、3〜4つで30倍と突然、確率が跳ね上がっていくことからもメタボリックシンドロームの危険性が理解できるでしょう。。 |
| 4 治療はまず減量! メタボリックシンドロームの治療はまず減量、正確には内臓脂肪を落とせばいいということです。内臓脂肪はつきやすく落ちやすいのが特徴です。これは治療の立場からはラッキーですね。皆さんも、そういえば思いあたることがありませんか?「肥ったな」とか「痩せたな」というのは実は人に言われなくても自分が一番最初に気づきますよね。ズボンやスカートをはいた時のふとした感覚です。減量して体重が1〜2s減っても、誰も気づいてくれません。だけど本人には手ごたえがあるはずです。そう、ズボンやスカートのウエストが少しゆるくなった経験があるでしょう。これは腹部の内臓脂肪が落ちた確かな手ごたえです。そうなると減量は俄然、やる気がでますよね。 |
6 治療の3原則 7 おわりに |
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2007年1月25日作成 (財)横浜市体育協会
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