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夏山登山 富士山に登ろう!

登山の計画
富士山写真 富士登山は、7月1日の「お山開き」から8月26日の「お山じまい」までが、一般的なシーズンです。梅雨明けの7月下旬から8月中旬が一番混み合い、登山者が集中します。
●代表的な四つの登山ルート
 初めての富士登山には、富士宮口と河口湖口がよく利用されます。 
(1) 富士宮口(最短時間で登れるルート)
(2) 須走口(自然を堪能できるルート・健脚の方にお勧め)
(3) 河口湖口(一番人気のルート・バスツアーの場合は殆どがここから)
(4) 御殿場口(ゆっくり登れますが、山小屋がないため剛脚の人しか登れません。下りは大砂走りを通ります。)
●一般的なスケジュール 
 富士登山の醍醐味はやはり御来光を拝むことですが、初めての場合は無理のないスケジュールを立てることが必要です。
(1) ご来光拝観(一泊)
一日目の午後に出発し、夕刻に山小屋(七合目〜八合目)へ到着。夕食後仮眠して、深夜に山頂を目指す。(バスツアーに多いです)
(2) ご来光拝観(徹夜)
五合目を夜に出発して、徹夜で山頂を目指す。(体力に自身のある方に限ります)
(3) 日帰り登山
早朝から登り始め、昼頃に登頂して下山。
(4) ゆったり登山
夕刻に山小屋へ到着。翌朝、山小屋でご来光を見て、朝食後山頂を目指す。
●登山技術と体力
 登山道は坂道や階段となっており、基本的に難しい技術は必要としません。
ただし、高所のため体力の消耗が激しいので、無理の無いペースで登りましょう。
●山小屋(食事・休憩・宿泊・緊急避難)
 宿泊費は1泊2食で7000円程度、素泊まりで5000円位です。お盆休みの頃は大混雑となりますので、事前に予約が必要です。「お山じまい」を過ぎると、次々に山小屋は終了していきます。
●マイカー規制 
 登山口へ至る富士スバルライン(河口湖口)と富士山スカイライン(富士宮口)には、毎年8月上旬から10日間のマイカー規制があります。この期間中、一般車は五合目までいけませんので注意してください。
●天候
 強風、雷は特に危険です。事前に天気予報を確認し、悪天候時は登山を控えてください。雷が接近し危険を感じた場合は、最寄りの山小屋に避難が必要です。また、濃霧が発生したらその場で晴れるのを待ちましょう。雨天時の装備は忘れずに!
●トイレ
 山小屋の側に設置され、有料(100円位)です。水溶性のティッシュを持参しましょう。
●診療所・救護所 7月下旬〜8月中旬
 河口湖口七合目と八合目、富士宮口七合目に設置されおり、医師が駐在しています。
●富士山頂郵便局(富士宮口山頂)
 7月10日〜8月20日の期間中、午前6時〜午後2時まで開局しています。
登山の心得
●歩き方
(1) 富士山写真スタートする時は、常にゆっくり歩き始めます。休憩を長く取り過ぎると、再度歩き始める時に負担が多くなるので、休み過ぎずないようにしましょう。15分から20分歩いたら、荷物を下ろさずに5分程度休みましょう。
(2) 1時間程歩いたら、荷物を下ろして小休止します。休憩後に歩き始める場合、最初の1分位は出来るだけゆっくり歩くように心掛けましょう。
(3) 酸素の消費を少なくするためには、無理に大股で歩いたりせず、すり足で歩くことがポイントです。また、登山道がカーブの連続だからといって最短距離を登ろうとせず、大回りをし、緩やかな坂を登るように心掛けましょう。
(4) 下山は登りより足に負担がかかるため、想像以上に辛いです。杖等で足への負担を軽減するのが有効的です。
(5) 必ず登山道内を歩き、落石に注意してください。また、休憩時も登山道内で安全に注意しましょう。
●ゴ ミ
(1) お菓子の包装はあらかじめ捨てておきましょう。捨てるつもりはなくても、風で飛ばされゴミになってしまうこともあります。
(2) タバコは山小屋では売っていません。また、喫煙者は必ず携帯灰皿を持参しましょう。
●暑さと日差しに注意
 日陰が少ないので、日射病や熱中症 に注意が必要です。日よけ対策で帽 子等を着用しましょう。
●体力づくり
(1) 富士登山前に自分の体力を把握し、自信をつけるためにも体力づくりを行いましょう。
(2) 心肺機能を向上させるには、早足歩行や自転車漕ぎ、水泳等が効果的です。お近くのスポーツセンターへご相談ください。
鉱山病
富士山写真 高山病は、標高が高くなって、気圧が下がることで酸素欠乏の状態になり、頭痛、吐き気、めまい、食欲不振、倦怠感、手足のむくみなど、風邪のような症状を引き起こします。
 高山病になる確率は、個人の酸素摂取能力が影響しています。薄い空気の中でも、酸素を効率よく取り込むことができれば、酸欠になりにくく、高山病にもかかりにくいというわけです。
●高山病対策
(1) 五合目に到着したら、しばらく身体を高所に慣らします。
(2) 登り始めの最初の1時間は意識的にゆっくり歩きます。また、途中の山小屋等で休息をとるようにします。
(3) 呼吸を深く、酸素を十分取りいれましょう。意識して大量に空気を吸い込み、腹式呼吸を心掛けます。吐く時は、口をとがらせて息を吐くようにしましょう。
(4) マイペースで登ることが大切です。無理に前の人について行くことはやめましょう。
(5) 喉の乾きを感じる前に、少しずつこまめに水分を補給します。体内の水分が不足すると循環不全という状態になり、血液がネバネバして、末端の組織まで酸素が充分に運ばれなくなります。
(6) 身体を締め付けるような衣類では登らないようにしましょう。
(7) 天気が悪い日や寝不足などの時は、高山病になりやすいので注意が必要です。また、アルコールは呼吸を抑制する作用がありますので程々にしましょう。
トレーニング風景●高山病になってしまったら
 症状が現れた場合は無理をせずに休憩し、状態が改善されなければ、標高の低いところへ移動しましょう。無理をすると、意識障害などを起こし、自力で下山できなくなります。また、救護所には医師が駐在しているので活用しましょう。
登山の装備 チェックリスト
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