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まずは、日本ハムに指名された2001年のドラフトの時のことを聞かせてください。
実はドラフト前に具体的な指名順位まで話があったのはベイスターズだけだったんです。神埼高校の監督からも「日本ハムはないだろう」と言われていたので、実際に指名されたと聞いた時には本当に驚きました。自分のプレースタイルやチームカラーを考えると、ベイスターズが合っているかなと思っていましたから。
入団2年目という異例の早さでのトレードには、湘南シーレックスの岩井監督の強い働きかけがあったと聞きましたが。
岩井さんは私の担当スカウトだったんです。「岩井さんがシーレックスの監督になる」と噂になった時、日本ハムのチームメイトから「ベイスターズにトレードされるんじゃないか」と冷やかされましたが、まさか入団2年目でのトレードはないだろうと思っていました。でも、こうしてトレードが実現した今は、改めてベイスターズとの「縁」を感じています。
岩井監督率いるシーレックスでは、本来のショートではなくセカンドで起用されていますね。また、右打ちからスイッチヒッターへ転向するという報道がありましたが。
ポジションは、小さいころからずっとショートを守っていたので、理想はショートですが、今の自分の肩などの身体能力を考えると、セカンドの方があっていると思います。
バッティングは左打ちだけで、もう右打ちの練習はしていません。日本ハムに入団したので実現しませんでしたが、もともとは3年前に岩井さんから獲得の話を頂いた時に「ベイスターズでは左打ちでセカンドの選手として獲る」と言われていたんです。打席に立った時に一塁に近い左バッターで自分の『足』の速さを最大限に生かさないと、プロでは長くやっていけないと感じていましたので納得しています。
最近代走での起用が目立つのは、その『足』を生かす盗塁のトレーニングのためではという印象を受けますが。
代走として一軍での出場機会が得られる可能性もありますので、盗塁のスキルも伸ばさなければと思っています。岩井監督からも「どんどん走らせる」と言われていますので、今年はイースタンの盗塁王を狙いたいですね。
ベイスターズへ昇格するためには何が不足していると感じますか?
そうですね、まずは守備です。
プロ入団時より守備はかなり高い評価を得ていますが。
いえまだまだです。セカンドはショートに比べて、飛んでくる打球の質が違いますし、カットプレーなどの細かい動きももっと勉強していかなければなりません。バッティングは三割打てば上出来ですが、守備は十割こなすことができなければ、とても一軍では通用しません。
野中選手にとって『野球』とは何でしょうか。
(しばし考え)今の自分にとって、全身全霊をつぎ込むものです。神埼高校時代の恩師からの「練習の時だけでなく、私生活も含めて常に野球に繋がるように考えなさい」との教えは、今でも大切にしています。
“ポスト石井琢朗”としてかかる期待は大きいと思いますが。
実は内川選手も自分と同じ岩井さんが担当スカウトだったんです。その縁もあって、寮でよく「将来は二人で二遊間を組もう」と話しているんですよ。
それは是非実現させてください!
内川選手との一・二番、二遊間コンビの誕生を楽しみにしています!
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